しーさるの鉄日記

JR北海道新型車両開発中止


JR北海道は、複合車体傾斜システムとハイブリッド駆動システムを組み込んだキハ285の開発を中止することを発表した。新型特急の仕様が、コスト、メンテナンスの両面から過大であること、安全対策や新幹線開業準備を優先させることなどがその理由である。

キハ183の置き換えには引き続きキハ261を投入、今月末に落成する試作車3両については、総合検測車などに利用することを検討する。

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案の定、新型特急車は開発中止。度重なる事故で新型特急を開発していたことすら忘れていたのだが。

8年前のプレスリリースによると、複合車体傾斜システムによりキハ261が115km/hで通過しているところは、140m/hでの通過が可能となる。でも130km/hが取止めになった状況では、複合車体傾斜システムを導入しても時間短縮はほとんどないわけで。

ハイブリッド駆動システムは、新幹線新函館開業後でもいいから再開してほしいところ。スピードを出す特急型気動車ではなく、90キロぐらいしか出さない一般型気動車に導入してキハ40を置き換えた方がいいのではないかと。東日本のキハE200のように。

来年度からキハ261×28両が投入されることが去年秋に発表になっていたのだけど、キハ285は17年度以降に導入するつもりでいたのだろうか。どちらにしろ、平成16年春改正では札函特急はキハ261ないしはキハ283に統一されて、キハ183より10分は時間短縮されそうだ。

キハ285は定期運用に入らないようだから幻の車両になりそう。旭山動物園号のキハ183を置き換えるということはないか。試作車とはいえ営業運転するつもりの車両が、落成前に他の用途に使われることって前例があったかな。

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