東京都は日比谷線の霞が関~神谷町間に新駅を開設する構想を明らかにした。駅は桜田通りの虎ノ門一丁目交差点から虎ノ門三丁目交差点の間に開設、虎ノ門ヒルズ北側に開発されるバスターミナルとは地下通路で結ばれる。またバスターミナルは銀座線虎ノ門駅とも結ばれる。
東京都では東京メトロなど関連団体と協議していき、オリンピックが開催される2020年まで開業させる。
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東京メトロではなく、東京都側から発表になった新駅開設計画、西新宿駅が開設まで丸4年かかったのを見ると来年度末着工でも間に合うけど、イメージ図では島式であること、周辺を再開発しなければならないことを考えると、より早く着工しなければならない。
新駅開設の狙いは、銀座線との乗換向上というより、豊洲やその先のオリンピック会場へ向かうバスとの乗換向上。環状2号線が全通すれば、虎ノ門から勝どきまで信号がないからな。でも、北千住方面から乗る人間にとっては、新駅開設より築地と新富町を乗換駅とさせた方が豊洲方面へのアクセスが向上するかもしれない。外へ出るとはいえ、有楽町・日比谷で乗り換えるのとあまり変わらないし。
桜田通りの下にも地下通路が設置されれば銀座線との乗り換えが便利になるけど、イメージ図では一旦バスターミナルを経由する感じ。改札外通路でもいいから、日比谷線線路の上にコンコースを作って銀座線ホームの下に延ばせばいいのだけどね。虎ノ門乗換でメリットがあるのは、広尾~神谷町対溜池山王~外苑前ぐらい。赤坂見附は霞が関乗換丸ノ内線があるけど、青山一丁目への六本木乗換は少し抵抗があるかもしれない。日比谷線って霞が関以南で六本木での大江戸線ぐらいしか交差しないんだな。
なお、日比谷線は2019年度まで全車両が大型化、現状の03系などが新駅に停車する可能性は少なく、新車統一と同時に駅を開業させるかもしれない。
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