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しーさるの鉄日記

JR西日本、井原鉄道2022春ダイヤ改正(岡山地区非電化区間)

JR西日本の2022年春のダイヤ改正、岡山地区非電化区間の改正概要は以下の通り。

●津山線

リリースで触れている朝の法界院発着の廃止以外に、午前中の列車の時刻の変更を行なっている。まず、岡山発8時27分の法界院行の廃止に伴い、8時07分、45分の津山行を8時22分、9時01分に繰り下げる。このことで、9時47分の快速の福渡までの運転間隔が35分、38分、62分から50分、39分、46分と平準化される。岡山発8時22分は津山での新見行へ接続時間が14分に、佐用行への接続時間が4分へと短縮される。

岡山発10時26分発の普通津山行は8分繰り下げの10時34分とし、10時22分着の下り『のぞみ』から接続させる。津山着は11分繰り下げとなり、佐用行への接続時間を7分に短縮する。11時10分の快速は11時37分発へ大きく繰り下げる。津山着は12時17分が12時48分に、新見行に1分で接続する。11時35分発は12時18分発に、津山着は13時20分が13時44分着に繰り下げる。金川での14分停車などが見直され、津山まで105分かかっていたのが86分に短縮される。
11時台の時刻繰り下げを言い換えると、10分の快速は廃止、35分の普通は快速格上げで新見行に新規接続、12時18分に新設といった形だ。9時47分の快速から13時05分の快速までの運転間隔は改正前は39-44-25-90だったのが、改正後は47-63-41-47とだいぶ平準化される。13時05分発の快速以降は大きな時刻変更はない。

岡山方面については、野々口発7時45分の休日運休の普通を廃止にする。それに伴い、津山発6時45分の快速を野々口から先で各駅に停車させる。このことで、平日において牧山、玉柏、備前原では10分以上の繰り上げに、休日はこの3駅において、1時間ほど空いていた普通列車同士の中間に停車列車が増発された形になる。快速の岡山着は7時56分から8時02分に繰り下げ、8時07分の『のぞみ』東京行への接続が厳しくなる。平日の法界院での岡山方面は14分の野々口発、31分の津山発、51分の始発の3本あったが、改正後は29分の岡山発だけになり、前後列車とは30分開く。

福渡発9時03分の普通を9時17分に繰り下げる。玉柏から法界院では18分の繰り下げとなるが、法界院での5分停車を見直し、岡山着9時55分は10時08分への13分の繰り下げとなる。10時03分の『みずほ』への接続は、10時16分の『のぞみ』東京行への接続となるため、新大阪以東への利便性が向上する。特に玉柏~備前原からは時間が短縮される。

津山発8時47分の普通を57分発に繰り下げる。時刻を繰り下げたが、新見方面からは2分のタッチ差で接続しない。福渡では3分繰り下げだが、金川では10分繰り下げとなり、岡山着10時21分は10時30分に繰り下げる。このことで10時33分の『のぞみ』東京行に接続できなくなる。次の9時49分の快速は9時54分に繰り下げるが、亀甲での停車時間を見直し、岡山までの所要時間を70分から66分に短縮する。

津山発10時30分の普通岡山行は10時12分に繰り上げる。福渡や金川での4分停車を見直し、岡山着は12時02分だったのを11時32分に繰り上げ、岡山までの所要時間を92分から80分に短縮する。この列車の繰り上げて岡山着の間隔は63分、42分となっていたのが、33分、77分と偏ることに、津山発も9時54分の快速、10時12分の普通が連続したあと、11時40分まで90分近く広がることになる。
11時33分の快速は11時40分発に繰り下げ、11時30分着の新見方面からの接続に余裕を持たせる。亀甲では10分繰り下げだが、弓削で再び7分繰り下げに、岡山着12時43分は12時50分に繰り下げとなる。このことで12時58分の『のぞみ』東京行への接続時間が8分に短縮される。

津山発13時29分の快速は津山発13時51分に繰り下げる。このことで、津山では87分開くことになるが、岡山着時点では快速前後で、42分、85分と偏っていたのが、64分、62分と平準化される。岡山着14時37分は15時01分に繰り下げとなる。

●桃太郎線

岡山発10時18分を10時21分に繰り下げて、下り『さくら』からの乗り換え時間を6分から11分に拡大する。それ以外にも数本の列車で1~2分の修正を行なう。

●井原鉄道

清音発11時14分の井原行を新設、清音着11時06分の岡山方面からの伯備線から接続させる。このことで、総社発で10時46分から12時11分まで95分のタイムラグが解消される。この井原行は早雲の里荏原始発の神辺方面福山行に23分で接続する。つまり、実質全線通しの列車が1本増えたようなものだ。清音発14時03分の井原行は、井原発15時09分の神辺行と一本化させ、井原での乗換をなくす。言い換えれば、井原で発車まで25分待つだけとなる。総社発19時41分については19時45分に繰下げ、井原から御領までは7分繰下げだが、神辺到着は3分だけ繰り下げとなる。

清音方面は先述の井原行での折り返しである井原発12時15分の清音行を増発、伯備線の岡山行に8分で接続させる。このことで井原発で11時19分から12時47分まで90分近く開いていたのが解消される。井原以西では80分以上のタイムラグが残る。神辺発14時26分の井原行については、14時31分に繰下げ、早雲の里荏原行に1駅だけ延長変更する。

夜間時間帯の伯備線の一部列車の廃止に伴い、それに接続していた清音発22時22分の井原行を廃止する。このことで清音発21時35分の神辺行最終から、22時53分の井原行最終まで80分近く開くことにになる。この送り込みの神辺発21時08分の清音行は早雲の里荏原行に短縮変更、神辺において、早雲の里荏原以西へ行く列車は19時48分から21時44分の清音行最終まで2時間近く開くことになる。

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