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しーさるの鉄日記

JR九州2022年3月ダイヤ修正

JR九州の2022春のダイヤ修正、修正概要は以下の通り

●『さくら』4往復を毎日運転の臨時とする。

●博多発22時24分の最終『みずほ』を熊本から鹿児島中央まで臨時列車にする。

●博多発21時43分の『さくら』を新八代、新水俣、出水通過として速達性を図る。

●朝6時台の鹿児島中央口で1往復の設定時刻を見直し、運転間隔の平準化を図る。

●鹿児島中央発23時43分の『つばめ』川内行を廃止する。

●朝時間帯の博多方面、夕方から夜間の小倉方面について、特急の福間停車を増やす。

●小倉において下関行最終を23時53分だったのを23時42分に繰り上げる。

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JR九州の2022年3月改正、西九州新幹線の開業を控えてか、在来線だけでなく新幹線も朝夜の一部列車にとどまっている。

『さくら』4往復の臨時化は、他所と同じく毎日運転で利用状況によって運転頻度を簡単に減らせされるようにするためのもの。列車番号に3000が付くようになったのと6月30日まで運転の注記が加わった以外は何も変化ない。次の改正では4往復とも定期に戻るどころが、『みずほ』に格上げになったものも出てきた。

新大阪発19時55分、博多発22時24分の『みずほ』は熊本行に短縮変更、熊本から先は臨時としている。熊本~鹿児島中央間の運転日はマチマチで、改正直後はGWくらいだったのが、最近は、連休及びその前日とか一部金土日と運転頻度を増やしている。鹿児島中央行まで運転しない日は、熊本で『つばめ』に乗り換えることになる。『みずほ』の場合は、鹿児島中央着23時40分だが、『つばめ』だと鹿児島中央着23時58分と20分近く遅くなる。在来線は3方向とも23時30分が最終なので、接続の影響はどっちみちない。

新大阪発19時06分、博多発21時43分の『さくら』については、新八代、新水俣、出水通過とし、熊本から先は川内のみの停車とする。このことで川内、鹿児島中央到着を11分繰り上げる。通過となる3駅は39分繰り下げになるけど、停車させたところで肥薩おれんじ鉄道への接続は悪く、新八代でのB&Sみやざきの接続もないからな。鹿児島中央着は23時20分だったのが23時09分に繰り下げ、先述した通り在来線は3方向とも23時30分が最終なので、接続時間の余裕ができたことになる。

鹿児島中央発23時43分の川内行『つばめ』は廃止に、川内への最終は23時00分の熊本行『つばめ』となる。西鹿児島発23時45分の『ドリームつばめ』を引き継ぐ形で設定された川内行最終『つばめ』だったが、深夜時間帯の需要が薄れ、廃止することになった。改正後の川内への最終は鹿児島中央発23時30分に、川内着は24時19分と改正前より23分遅くなる。川内行が廃止になったのに対し、朝の川内始発『つばめ』は残るから、送り込みは早朝にでも行うのだろうか。川内で滞泊できなくなったから、後述の朝下りの繰り下げになったとか。

熊本発7時22分の『つばめ』については、延長して鹿児島中央発6時37分に変更、逆に鹿児島中央発6時25分の『つばめ』については、区間廃止して熊本発7時22分に変更する。熊本以南では時刻を12分繰り下げる形となり、川内、出水、新水俣、新八代で17分、38分となっていた運転間隔を29分、26分と平準化させる。『つばめ』の時刻繰り下げで鹿児島中央駅前停留所着6時19分の朝一番の天文館通方面から来た市電からの接続に余裕が出てきた。その一方、川内、出水、新水俣、新八代から本州方面は、博多で『のぞみ』で接続していたのが、熊本で10分以上待って『みずほ』に乗り換えとなる。『みずほ』は『つばめ』を筑後船小屋で追い抜くので、博多には『みずほ』が先に到着する。

川内発6時02分の朝一番の鹿児島中央行『つばめ』は、15分繰り下げて、川内発6時17分とする。このことで後続の『つばめ』との間隔は40分に縮小する。また、平日のみ運転の出水発5時07分の肥薩おれんじ鉄道から接続するようになり、鹿児島中央着は7時09分から6時29分に繰り上がる。在来線の始発は川内発5時28分で鹿児島中央着6時17分、改正前は新幹線が少し早く到着していたが、改正後は在来線の方が10分以上早く着く。時刻を繰り下げたため、鹿児島中央発6時27分の国分行には接続しなくなる。

福間では朝の博多方面と夕方の小倉方面に新たに特急を停車させる。朝時間帯は、改正前からの6時57分と8時23分に加え、6時37分、7時24分、7時46分、8時11分、8時41分が停車するように、2本だった停車本数は7本に増える。8時41分のソニックは折尾から博多間で福間だけ停車して赤間も通過、改正前は東郷と同格だったのが、赤間すら抜いたということになる。7時46分発は『かもめ』佐賀行だったが、次の改正で西九州新幹線が開業して、『リレーかもめ』武雄温泉(長崎行)となっている。このことで、博多ではなく武雄温泉で乗り換えることで長崎に行けるようになった。
夕夜間も17時54分、18時35分、19時36分、22時22分の4本が停車して、停車本数が12本になった。特に18時台、19時台は停車本数が毎時1本から毎時2本に倍増、ソニックが停車することで、福間から日豊本線方面へ行けるようになった。なお、福間発18時35分のソニックは小倉で東京行最終『のぞみ』に接続する。福間まで来ると、博多に戻るより、小倉まで特急で出た方が早い。

下関行最終は、小倉発23時53分だったのを23時42分に繰り上げる。東京から来て、小倉には23時35分に着く最終『のぞみ』からの接続時間が18分から7分に短縮する一方、23時46分着の博多からの最終『こだま』からは接続を取らなくなる。博多から下関への最終は博多発22時48分となる。日豊本線上り最終は、小倉の4番線に23時41分に到着して、3番線の下関行最終と対面で1分接続となっていたが、次の改正では2番線に23時39分到着となり、ホーム別3分接続となった。

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