しーさるの鉄日記

つくばエクスプレス10/15ダイヤ改正


つくばエクスプレスは10/15にダイヤ改正を行うことを発表した。改正概要は以下の通り。

●守谷504発の区間快速を増発する。(秋葉原着539)
●早朝時間帯に守谷発秋葉原行2本を増発する。(守谷発平日:627、644、土休日:542、634)このことで、運転間隔を見直し、北千住に7時台前半に到着する列車を7本から9本に増やす。

○平日において、守谷649発をつくば発に変更する。(つくば発630)
○平日において、7時台、8時台の下り快速・区間快速の順序、運転間隔を見直し、最大15分間隔へと平準化させる。
(秋葉原発:区711、快725、区739、区752、区805、快819、区833、快848)
■土休日において、八潮711発を守谷発に変更する。(守谷発647)また、秋葉原発守谷行2本を増発する。(秋葉原発641、755)

○平日において、秋葉原2029発の普通守谷行を2030発の快速つくば行に変更、2026発の快速は2020発に繰り上げる。その他、発車時刻の調整を行い、秋葉原発1930~2030のダイヤパターンを他時間帯に合わせる。
○平日において、守谷発1940、2010の普通つくば行を増発して、秋葉原発19時台の通勤快速から接続させる。
○平日において、秋葉原発2203、2240の普通守谷行を増発、それに伴い2243の普通を2245の区間快速に変更する。

●秋葉原2322発の普通守谷行を増発する。それに伴い後続の普通を、2330発の区間快速つくば行に変更する。
●つくば2330発の守谷行を北千住行に変更して、守谷→北千住の終電を17~18分繰り下げる。また、つくば000の守谷行を新設して、終電を13~14分繰り下げる。
●北千住025発の八潮行を増発する。

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去年3月に続いて、早朝深夜を中心としたダイヤ見直しとなった。

前回の改正では、八潮以南の上り始発が繰り上がったが、今回の改正では、前回改正以前の八潮始発と同じ時間に秋葉原も到着する区間快速が新設された。このことで、秋葉原546の京浜東北を介して『のぞみ1号』への乗継が可能になった。また、八潮530のリムジンバスで、羽田空港に610頃に着くことが可能になった。国際線ターミナルは、浜松町からのモノレールでも同着だけど、乗り換えが大変だからな。

平日朝ラッシュ上りは7時台の見直し、普通列車は6~7分間隔だったのが、4~6分間隔と運転間隔が短くなる。優等の秋葉原着は、22、35、通42だったのが、18、通27、37と平準化、通勤快速を増発するとは書いてないから、742分着を廃止、751着、800着、808着の区間快速を繰り上げていく形になるのだろうか。みどりのやみらい平は、ここ最近で通勤需要が出てきたから、ピーク時は通過する通勤快速より区間快速の方がいいのだな。そう考えると、秋葉原着816の通勤快速も危うそう。個人的には北千住703着普通が704着に変更して、707の常磐線上野行への接続がギリになるのが気になるわけだが。ときわを挟んだ後の713発上野行とか712発の綾瀬始発千代田線が、706の区間快速と709の普通の接続を受けて少し混む予感。現状だと703着の次が710着だからな、TXの北千住着。

平日夜間は、普通の増発と、区間快速への格上げ。夕ラッシュのパターンが20時台まで拡大するのも大きいけど、2245と2330に区間快速を増発するのも大きい。2230~2300の優等30分ブランクがなくなり、2200から2330まで優等15分ヘッドになるから。2330の区間快速は守谷008の水海道行に乗り換えられるのだろうか。

そして、北千住029の最終守谷行の4分前に、始発の八潮行の新設。新設の北千住始発は、北千住着018の日比谷線、022の千代田線、021の常磐線からの接続を受けることになる。これで、八潮までの利用者で最終守谷行に乗るのは、024の日比谷線からの乗換客ぐらいだから、いい感じに遠近分離されるのではないかと。

その送り込みは既存の最終守谷行を延長したもの、北千住には020に到着して、025の常磐線に接続する。この常磐線に乗れば、最終蒲田行や最終池袋・新宿方面大崎行に乗り換えられる。また、南流山には005に着くから、新習志野行には14分、東所沢行には15分で接続する。新習志野行に乗ったら、千葉や蘇我まで帰れるし、東所沢行に乗ったら、北春日部、大宮、川越市まで変えることができる。川口は、日暮里も南浦和も2分乗り換えのうえ、同着なんだな。

この北千住折り返しは、客流動をよく考慮したものだと感じる。下りについては遠近分離させているし、上りについては比較的利用者の少ない都心部を競合相手に任せて、無駄に終電を繰り下げてない。青井寄りに両渡り線を作ったのは、そのことを想定したためなのだろうか。北千住駅下り線は018の守谷行発車2分後に北千住止りが入線という、少しタイトなダイヤになりそうだ。

次回の改正は、守谷の入出庫線が開業する来年度になるのだろうか。守谷駅副本線からつくば方面へ行けるようなるから、守谷~つくば間列車が増えそうだな。全線通しの普通を、直流車両による秋葉原~守谷間列車と交直流車両による守谷~つくば間列車に分断する形で。


参考までに去年の改正概要

>秋葉原~八潮間において、下りの始発列車を22分、上り始発列車を17分繰り上げる。平日は守谷542発秋葉原行、秋葉原608発つくば行を増発する。
>平日朝8時台の八潮発着普通1往復を守谷に延長運転する。

>平日夜において、守谷2246の秋葉原行、秋葉原2339の守谷行を増発する。
>平日8時台上り普通2本の八潮待避をやめて、秋葉原まで先行させる。また、平日夜間の下り普通の流山おおたかの森待避をなくし、守谷まで先行させる。
>土休日ダイヤにおいて、朝夜の守谷発着普通4本をつくばまで延長運転させる。また、22時代以降の下り普通の流山おおたかの森待避をなくし、守谷まで先行させる。

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