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しーさるの鉄日記

東西線の区間運休

今日は午後から東西線の部分運休の臨時ダイヤを観察しに出かけた。

まず、北千住でいちごスペーシアを撮影、いちごスペーシアが充当されていた15時54分発の浅草行は土休日運転のためか、普通浅草行と発車時刻が同じになっていた。実際は、いちごスペーシアが00秒発、普通が45秒発なんだろうけど。北千住からは京成西船へ向かうことに、色々調べた結果、押上を経由することにした。いちごスペーシアに抜かれた普通から牛田で京成に乗り換えると接続時間が2分と微妙、その13分後の普通に乗っても、押上から乗る快速に乗り継げるのだが、着席保証を確保したかった。北千住から乗った急行は、普通の遅れのためか鐘ヶ淵から徐行、押上での京成線快速への接続時間は4分になってしまった。とうきょうスカイツリーでいちごスペーシアを撮影すれば10分ほどの余裕はあるけど、ホーム有効長的に微妙だった。

押上発16時13分の都営車充当の京成線快速は席がほとんど埋まる状況、先述の普通から乗り継いでいたら、座れる可能性はやはり低かったと思われる。普段は東葉勝田台や北習志野から都心へ向かう人が東西線の運休で京成を使っているのだろうか。青砥、高砂、小岩でそこそこ降りたが、席はほとんど埋まっていた。東中山で普通に乗り換え、先述の牛田でギリギリ接続となった普通だ。京成西船着16時36分、5分歩いて、西船橋駅へ向かった。

東西線の東陽町~西葛西間の運休は南砂町駅の拡張工事に伴うもの、今回の工事では中野方面線路を新設ホームの外側に移動する。次の工事では西船橋方面線路を新設ホームと既存ホームの間に移動、最後の工事では既存ホームを北側へ拡幅して、西船橋方面の線路も少し北側に、中野方面線路を中線に移動する。最後の工事は、一晩で行なうようで、運休をしないとのことだ。

東西線の区間運休中の西船橋駅は、6番線が葛西方面への折り返し、8番線が東葉勝田台方面への折り返し、7番線が朝の一部の東葉高速線、5番線が未使用となっていた。東西線は05、13に到着して、16に葛西へと発車、東葉高速線は07に到着して、14に東葉勝田台へ発車するという通常の土日通りと同じダイヤになっており、両方向とも9分接続と余裕を持たせていた。葛西から西船橋へ向かう東西線は通常ダイヤの普通と同じ毎時8本だが、西船橋から葛西へ向かう東西線は毎時4本に半減させて、半数は回送としている。これは故意に不便にて運休区間への客を他路線へ流すのが狙いだと思われる。ただし、帰宅客が見込まれる17時台から19時台までは回送を営業運転して、毎時8本とさせている。行徳で空席が出てくるものの、半分以上は葛西まで乗り通していた。

浦安駅を出て、旧江戸川のあたりで西船橋行とすれ違い、葛西駅を西船橋行が発車した数分後には同じホームに葛西止が到着するハードなダイヤだ。西船橋から飛ばしてきた回送は、西船橋行が出発するまで待たされる。葛西着17時01分、ほぼ同時刻に葛西からの西葛西止も到着、発車もほぼ同じで互いに4分で接続するようになっている。通過線を挟む新幹線の駅のような相対式なので、互いの乗り換えは階段経由のホーム別となる。葛西駅のポイントは、中野方面の線路から西船橋方面の線路へ転線するものが西船橋寄りにある構造なので、西船橋から来た列車は通常中野行などの2番線折り返し、西葛西から来た列車は通常西船橋行などの1番線折り返しとなっている。1番線の横の通過線には、15000系が停車中、西葛西行がトラブルを起こしたときの代わりの車両だろう。西船橋寄りの階段はエスカレーターがあるだけでなく、5号車から10号車の6両分の客が集中していた。その結果、西葛西行発車まで2分切っていたのに、階段には人の列ができていた。仕方がないので、階段脇の狭い場所を通って中野寄りの階段へ向かったら、誰もいなかった。

西葛西での列車の折り返しはできないので、葛西~西葛西間では単線でのピストン運転となる。普段だったら、西船橋方面へ向かう線路を使用するので、葛西発西葛西行は逆走する形となる。そのため、葛西駅線路の西船橋寄りを封鎖、スタフを新たに製作したうえで、運転士が携帯、保安要員が付き添って、ブレーキの取り扱いなどの列車防護を指示したとのことだ。2018年の銀座線渋谷駅工事の時は、青山一丁目~表参道間において複線を交互に使ってピストン輸送をしていたためか、単線閉そく式を使っていたが、今回は複線の片方を使うためだろうか、スタフを使うことになった。

17時05分、駅員が緑の旗を振ることで出発指示合図を送ると、ホームドアを閉めて葛西駅を出発する。40キロに満たない速度でゆっくりと逆走するため、通常なら100秒ぐらいで走るところを150秒かかって走った。西葛西駅でも、通常は西船橋方面の1番線で折り返すことに、2番線への階段は柵で仕切られるものの係員に止められることなく入れるようになっている。南砂町、東陽町への代行バスは、南口から300メートル歩いた清砂大橋通り沿いからの発着となる。東陽町と西葛西の間のバスの所要時間はマチマチで、15分くらいのものもあれば、渋滞で40分以上かかるものもある。東陽町からのバスは方向転換のために遠回りする分、時間がかかる。今日は代行バスに乗らないで、中野側は明日見ることにした。

西葛西発17時13分の葛西行で折り返し、葛西からはスカイツリーシャトルでとうきょうスカイツリーへ向かうことにした。東西線の区間運休の影響か自分を含めて8人の利用客がいた。首都高を経由するためか、運賃は600円と比較的高い。東京ディズニーランドのスカイツリーシャトルは21時台まで運転しているが、葛西駅に停車するのは自分の乗った17時台が最後で、あとはディズニーランドの帰り客で混雑するためか、葛西駅を通過する。バスは5分遅れの17時39分に葛西駅を出発、環七を10数分走ったあと、一之江ランプから首都高へ、5キロほど走って、錦糸町ランプで四ツ目通りで降りた。スカイツリーのバスターミナルに着いたのは7分遅れの18時11分だった。

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