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メルサがあるがね

名古屋郊外・春日井で暮らす日々

[春日井・東野]虹橋食堂

2005年12月08日 | 食べ歩き
虹橋食堂は国道19号線(地元の古い人は今でも「バイパス」と呼ぶ)沿いのファミレス風の中華レストラン。こういうチェーン店はあまり乗り気でなかったのだが、このあたりを自転車で走っていて、他の心ひかれる店がなかったのだ。春日井のような郊外の大通り沿いは、味のある店がないものだ。

ここはチャーシュー麺が売りらしい。それならばということで頼んでみた。チャーシューは鉋で削ったような薄切りバラ肉。ベトっと脂っこいが、ちっとも味がしない。塩気や味付けがしみ込んでいないのだ。塩気のない肉というのは、いかにもおいしくない。スープはやや濁りぎみの醤油味。無難なところ。やや魚介類(削り節?)の味がする。上に刻みネギが散らしてあるのだが、これが青くさいばかりで薬味になっていない。スープと一緒に口に入れると、スープとネギと別々に味を感じる。まったく一体化しないどころか、口の中でモソモソして邪魔だ。ネギを散らすなら、上から醤油ダレを散らすとか、あるいは豆板醤と和えておくとか、何かもうひと手間ほしい。何のためにネギを散らしているのだろうか考えたことはあるのだろうか? 麺は無難なところ。全体として、作り手の意図が感じられないというか、おいしいものを作ろうという気持ちの感じられない残念な一杯だった。ちょっとだけ悲しかった。「こだわりのチャーシューメン」という売り文句だが、一体どこをどうこだわるとああなるのか、私にはまったくわからなかった。


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