進藤龍也牧師の真面目な方のブログ

元ヤクザの牧師の真面目なブログ
進藤語録、進藤節・・・メッセージや独り言をつづります。

刑務所伝道とは・・・

2014年03月08日 | 刑務所伝道
刑務所伝道とは?        

刑務所伝道とは、3度服役した進藤龍也が実際的に世の中を良くしようと働きかける、
「草の根」的働きの一つです。現在、日本で起きている犯罪の65%以上は再犯によるものです。
つまり刑務所に入って務めを果たしても、更正と言う点では意味をなしていないのが現状なのです。その要因としていくつかの問題点があげられますが、進藤は以下の4点を痛感しています。
1 日本の刑務所はなぜ犯罪を犯してはいけないのかという教育がない。
2 カウンセリングがない。
3 社会復帰の受け入れ施設が非常に少ない。全体の5%未満。
4 懲役の強制労働で得られる賃金は初任給ひと月700円からで、3年間まともに働いても3万円にしかならない賞与金では社会復帰準備金にもならない。

懲役中の強制労働では稼げない、社会に出ても受け入れてくれる企業も少ない、などの現状では社会復帰の可能性が低いのは当然です。しかし罪を犯した者のために税金を投入するということは後回し、というのが日本の社会風潮にあります。そしてその考えこそが日本の犯罪の減少を妨げている、と進藤は考えます。犯罪者の心を先ず変えなければ犯罪はなくなりません。私は自分自身の体験から、揺るぎのない愛、人からの信用、そのような健全な人との関わりの中で、人は変われるということを信じています。刑務所の中で、家庭環境の良かった者、家族関係の良かった者が服役していた、というのを見たことがありません。育つ環境の中で、ゆがんでしまった人がたくさんいます。しかしゆがんでいて壊れていても、造り主である神のもとに帰ることさえできれば、人はかならずやり直せるのです。

そのようなことを社会に投げかけながら、また実際に服役中の受刑者には手紙のやり取り、面会を行ない、更正できることを励ましています。そして出所して来た者には実際の更正の手助けが必要であり、今のところ小さなスナックを改造した教会で寝泊りさせて就職させて・・・という個人レベルです。また、教会には子供が覚せい剤にはまっている、逮捕された、家庭内暴力などなど、さまざまな問題を抱える人たちがやってきます。

このような地道な働きは進藤一人では決してできるものではなく、現在、教会の人びとの実際的なサポートに加え、全国各地の賛同者たちが実際に受刑者の人たちと手紙のやりとりをしてくださっています。また手紙のやり取りではなく、これらすべての働きをお祈りで、また経済的にサポートしてくださっている人びともたくさんいます。私たちは無力ではなく微力です。集めれば山をも動かせます。刑務所に手紙を書くことは社会復帰の下地つくりで出所してから経済的、心的サポートの負担が大きくなります。それはウエイクアッププラスというニュース番組の中で紹介されたドキュメントそのままです。出所者の厚生施設、雇用など国がやろうにも住民の反対で出来ない状況です。民間レベルで少しでも社会のお役に立っていけたらと思っています。志のある方はどうか、ご協力ください。ちぼうの社長は出所者を積極雇用して話題となりました。
このような働きをより多くの方々に知って頂きたく会報を出しています。

ご希望の方はPDFファイルにて送ることができますので、PCのアドレスをお知らせ下さい。
もっともっとたくさんの人を救うことができます! そしてやらなければならないのです!
 皆さんと、刑務所伝道ミニストリーを通して、神様の愛を多くの受刑者、またその家族に伝えられることを神様に感謝しつつ。下記までメールをいただけると幸いです。

また、公立中学、高等学校を中心に市立の学校、ミッション系の学校で講演活動もしております。
PTAや保護者会、学校の教員向けの講演会もしておりますのでお声かけください。

刑務所伝道ミニストリー代表  進 藤 龍 也 
                                 333-0845 川口市上青木西4-13-4
 churchljc@yahoo.co.jp