久しぶりに雨が降っている。

体力減退になり目に来て角膜が傷ついてコンタクトレンズが装着できない。
今年の夏は熱かった。死にそうだった。

今朝から雨の音が聞こえる。仕事のないときは雨の音が聞こえる天候が好きである。何もしないで1日、本を読んでいたいがそうはいかない。
なにかしら主婦の雑用がある。
NHKでは国会中継が放映されて国会議員の代表質問が行なわれている。
じっと聞いていたが主婦の雑用や仕事の雑用があってじっとみるわけにはいかない。
明日、1日自宅にいて土曜日から仕事が入っている。
また走り回らなければならない。
土曜日は午前と午後の2箇所になる。
他に民団大阪本部では歌謡コンテストが行なわれる。韓国テレビ（KNテレビの主催）がするがこれにも駆けつけたいが交通アクセスを考えると面倒になって難波のところでこのまま奈良の自宅に帰るほうが楽である。

午前は金剛学園中高生の文化祭、現校舎では最後の文化祭になる。
地下鉄花園駅にある。午後は総領事館語学堂のキムチ体験教室の現場に入る。難波にあり近鉄電車の乗り場に近い。このままここから近鉄で奈良に帰れる。
それが民団大阪本部に行くとなると谷町線に乗り換えて中崎町で下車するがここにくるまで2回、のりかえなければならない。
帰りは谷町9丁目で降りて近鉄上六の駅までかなりあるかなければならない。
こんなことを考えると難波の現場で帰ったほうが楽だ。
歌謡コンテストは若い記者がはいるからそれでいいのだが------。
世間の声に先日、ショックを受けたのでちょっと入ってみようとも思ったが---行くだけでしんどい。やめた。
「私まだ現役でがんばっている」といいたい
が、心の中で何もそんなに自分から誇張しなくてもいいのにと言っている。
けれどまだ根に残っている。どうも私は嫌な性格、執念深いところがあるらしい。
「あんたがえらくなくて○○さんが上ですね」と言った人がいた。
年上の私に向かって相槌も「そうですか」でなくて「ほうか、ほうか」という。
このことはもう少しほとぼりさめたら上司に言おうと思っている。

記者でもいろいろと仕事の内容がある。
目だったところに行く人もいれば目立たなくても在日のためになる記事を追いかけている記者もいる。
日本の新聞記者でいうと「遊軍」になるがいろんなところを地道に取材現場を歩いて特ダネを拾うこともいっぱいあるんだと言いたい。
目立つところばかりの現場に入るばかりが記者ではない。
在日韓国人の新聞は特に日本の新聞が取り上げないところ取り上げたとしてもべた記事にしかしない記事を在日韓国人の新聞記者が取り上げて大きく企画記事にしていくのである。

けっこう民団新聞は日本の新聞社が見ている。民団新聞を見て日本の新聞社がまた形を変えて企画記事にしている。
こんな状態をしらないで「○○さんが上ですね」と言う。
私は呆れて「そんなこと周りが決めることで私の口からいえません」と言った。言葉は柔らかく言ったが心の中では煮えくり返っていた。
この人は在日同胞のことを何もしらない。もっともっと在日同胞のことを学習しなければならない。
とにかく在日をバカにしている。
はるかに年上である私に女性と思ってなめている。
それとも心底、在日をバカにしているのか。
それとも目立たないところで仕事をしている私のことはたいしたことがないと見ているのか。
あーたいしたことはありません。しかし25年積み上げた記者の実績はありますよ。

頭がきれて飛び切りのインテリが大勢おられる職場と私は尊敬していたが-------。日本語の使い方がまず気に入らん。
「そうですか」という言葉は知っているはずである。

こんなこという私がまだまだ成長していない。未熟者まるだしだがまだ腹の虫がおさまっていないのである。あれからもう2ヶ月にもなろうとするのに----。

そんなことで日本人の若い皆さんも親しき仲にも礼儀あり。
「ほうか、ほうか」はありません。
「そうですか」という日本語があります。
雨が降って心は落ち着いているのなぜか嫌なことを思い出した。

同級生や年代の似ているものどうしの会話で「ほうか、ほうか」というのはあるが15歳前後も私が上である。
やっぱり言われたくない。「そうですか」と言ってほしかった。

このことを女友達に話したら「年上の人に対して失礼」でその人の行き方が見え隠れすると言ってくれたがまた思い出して腹の虫が治まらない

そんなことで顔だしも考えたがあほらしい。何もそんな無理をして自分を誇張しなくてもいいじやないと心の中でささやいている。

見る人は見ている。人のことは気にしなさんなという声も聞こえてくる。
若いときは「自意識過剰」といわれたときもあった。まだこんなことをいう私が「自意識過剰」なのだろうか。