朝は寒くてストーブをつけた。

暖かくなってきた。ストーブを消して新聞を読もうとして思い出した。
ネットの会計処理の仕事が残っていた。再発行してもらった郵便振込の金額を書き込んでいく。今年度の会計として昨年5月から郵便振込を準備、6月から振込が始まって番号をきちんと確認していくともっと早くに対応できたのに今年に入って振込の明細の記入を始めた。
振込カードを持っていればこれで分かると思っていたが人に見せるのにこれでは見せられない。収支表に書き込む様式を作成してもらって記入していくと漏れ落ちがあった。これも私が郵便振込カードをもらってすぐに収支表に書き入れていくとすぐわかるのに振込カードをまとめていれば大丈夫と思ったので記入していなかったから記入するとその不明なところがわかった。
郵便局に行っての再発行である。スタッフの私がまず先頭きって理解できない。慣れない。振り込みカードの重要性と即、確認をのみ込めなかった。
3通の再発行で不明なところが解決できた。
これも私が最初から収支表に記入していればこんなこともすぐにわかったのに----。
なんとも慣れない会計処理であたふたとしている。
私は若いとき会計事務所に勤務していたが「和文タイピスト」という特殊技能で経理なんて皆目できなかった。
会計事務所でした仕事は伝票を帳簿に記入する。それも鉛筆で記入する。
上司が点検してそれを今度は帳簿にインクで清書する。
または伝票の集計表を算盤で入れたりするぐらいで私の仕事は司法書類をタイプで打ってそれをもって天満だったと思う。法務局に持っていく仕事をしていた。言われたことだけしていた。閲覧もしたが言われたことだけしていた。
私は会計が苦手だと知ったのは高校卒業してある会社で伝票の計算をして帳簿につけていく。算盤が下手で何度も間違う。
この仕事は向いていないとわかってすぐにやめた。
そして母親に頼んで3ヶ月、和文タイピストの学校に通よわせてもらった。奈良市内にあった。自分はこの仕事に向いているような気がして一生懸命に勉強した。けっこう覚えも早くてきちんとしたのでタイプの学校の先生が私を自衛隊の事務職に推薦してくれた。私は国籍が違うので断ったがそれでも先生は推薦したが駄目だった。そして小さな印刷屋さんでタイプの腕を磨いた。腱鞘炎になって退職したがしばらくして会計事務所に勤務した。
印刷屋で磨いた腕は外国籍の私を会計事務所は採用した。仕事が速くて丁寧にしたからだという。
会計事務所は大阪の野田阪神のあるビルの中にあってビルの人たちとも仲よくなって楽しい日々を過ごした。結婚するまで勤めた。ここで長いこといたのに経理だけは今も苦手で会計も大の苦手である。そんな私が小さな世帯といいながら人のお金を預かっている。いくら入っていくら出ていったという簡単なものなのに会計の苦手な私は右往左往している。しかし収支内容は役員たちに知らせなければならない。慣れないことをしてあたふたとしてやっと郵便振込がのみこめるようになってきた。
ネットは5月に3周年を迎える。皆さんスタッフはよく頑張ってきたものだ。
私のしていることはごくごく少ないものである。
男性の重鎮は日々努力をしておられる。
毎日のネットの更新、これも日々の積み重ねである。それぞれが力を合わせてしてきた。そして寄稿して下さる人がいて更新もできた。
皆の心が集まっていると思うと私の会計の仕事はそんなに負担ではないのに会計の苦手な私は負担を背中に背負っているようだ。
けれど誰かが何かで協力しないとネットの運営がスムーズにできない。
朝から月曜日の連載の原稿を仕上げてほっとしたと思ったらまだ残っているものがあった。
昨日やっと仕事の原稿は仕上げたので今日は1日、ゆっくりできると思ったらふと思い出した。10時過ぎに思いだした。あわてて書類を引っ張り出してまた振込を確認しながら収支表に記入していった。
とりあえず近日までの収支表ができた。やれやれ。ほっと落ち着いた。
収支表に数字や文字を入れていくが文字の配置が飛んだりして苦労したがなんとかできた。

できたのが1時前、そして昼食をとって新聞を読んで昼寝して起きると3時半、また明日の現場のことが気になる。交通アクセスと周辺をインターネットで引っ張り出した。
そしてブログを書いてるともう5時前、夕食の支度をしなければならない。
今夜のおかずは何をしょうか。冷蔵庫を開けてから考えよう。

外の気温は高くなっている。たまには冷奴も食べたいな。