鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

100円均一の店

2006-02-28 08:29:35 | つぶやき
そして私の頭の中はこれも世界のどこかで日本の商社を通じて海外で作られ日本に逆輸入しているというのか。それにしても低価格、商社は果たして利益を得ているのだろうか。利益を得る抜け道があるのだろうか。素人にはさっぱりわからない。民芸品の品物を見ているとふと、日本の女工哀史「野麦峠」の女工の歴史を思い出している。海外でもけなげな年端もいかない女性が犠牲になっているのだろうか。とまた想像している。
そんなことはない。喜んで仕事をしていると見えない壁から怒られそうでこれぐらいにしておく。
この頃の100円均一の店で私には不都合なことがある。私が利用する店は近鉄奈良駅界隈やJR奈良駅にスーパーダイエーがあったころのダイエーや奈良市三条通りの界隈にあった100円均一の店である。私は仕事柄、小型の手帳型のノートを購入をするのに100円均一をよく利用してきた。10年前は三条通りに市内では初めていわゆる「ひゃっきんの店」ができた。最初は珍しくて品物をあれこれみたが「ひゃっきん」で重宝したのが小型の手帳だった。3冊入って100円、消費税が入って105円、あると10冊は買ったのでこれで約2ヶ月から3ヶ月購入しなくてすんだ。1冊で約1時間の取材ができた。他の記者は丁寧にノートを使うので私の倍以上使うでしょう。私の取材メモは早いがノートのページをやたらにめくって書いてしまう。
教師たちは子どもたちにノートは乱雑に使わないように指導しているのでしょう。私のノートの使い方が気になってしょうがない教師に1度言われた。「鄭さん、ノートの使い方荒っぽいな。2行書いてページめくっている」と。自分では気がつかないのだが、やたら大きいな字で書きやすい形でかいているとこんなスタイルになっていた。
ダイエーがあったころもこのノートをよく購入した。ダイエーの店に「ひゃっきんの店」ができていつも買っていた「ひゃっきんの店」が店じまいをした。ダイエーもしばらくはそのノートがあったが店頭に並べられると私が行く前にたくさん購入される人がいたのかいつ行ってもそのノートは店頭になかった。
やがて三条通りに小さな「ひゃっきんの店」ができた。ここはいつ行ってもこの手帳があったのでいつも10冊を買った。悲しいことに加齢とともに重い荷物を持つのに苦痛を感じるようになって10冊が限度である。
この店はずっとあると思っていたらやがてここも店じまいをした。そしてダイエーが閉店した。閉店する前その斜め前に大きな「ひゃっきんの店」ができたがスペースの割りに品数が少なくやっぱり小型の手帳はなかった。店員に聞くと置いていないという。
近鉄奈良駅近くの「ひゃっきんの店」に行くがいつ行っても店頭に置いていない。小型の手帳はたくさん置いているが若者向きの絵模様の入った手帳ばかり、これ1冊を取材をするときに使うのに気がひけるし不経済である。ほかのノートも種類が多いのに私の求める何も模様もない小型の手帳はいつ行っても置いていない。
仕方がなくその近所の文房具屋に行って取材用の小型のノートを買う。1冊90何円だが1時間から2時間の取材にしてはページ数が多くて1時間の取材だったら半分は残り2時間の取材だったら3分の1が残る。半分ぐらい残ったものは後日の取材で使うようにしているが半分使ったノートをひろげるのになんとなく抵抗感がある。
だったらB5版のノートを取材ノートに使えば無駄が少ないのではと言われるが私の仕事スタイルではこれは適当でない。
取材現場で机があればB5版のノートでもできるが時には椅子だけの時もある。日本の新聞社はカメラマンと記者は別々にいるが私の場合は1人で写真も記事もしている。ジャケットの左のポケットに名刺入れを入れて右のポケットには取材ノートを入れている。写真を取る時は取材ノートを右のポケットに入れてするからジャケットも大きいポケットがないと仕事がてきない。
「ひゃっきんの店」に私が使っている小型の手帳はそれこそ手間賃がかかるからですか。木のパルプは使っていないと思いますがそんな問題があるのですか。
このノートこそ再生紙を使用してもいいのではないですか。
「ひゃっきんの店」の利用の仕方は各々違うが私のように仕事のノートを買うのに貴重な店として利用しているが置いてない日が多い。在庫処分が切れているのか事業内容はよく分からないが手帳型のノートがないので私は近頃、100円均一の店に足を運ぶことが少なくなって来た。
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