鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

4月27日(土)晴。

2013-04-27 10:01:38 | 直言!
今日は電車に乗って高の原駅にでてイオンに行く予定をしていた。

昨日、弟のフエスブックを見ると今日から3日間、奈良市高の原にあるイオンモールでイベントがある。
木津の御輿2基がここに運ばれて昼から3回、お披露目をするという。
祭を知らない町の子どもたちに日本の祭を知ってもらうイベントなのだろう。
ふとん太鼓の御輿はまた華麗で逞しく力強さの中にも華やかさがあるので親しまれている御輿です。

私の弟は地域の祭の事にも関係しているので弟は多くの人に見学してほしいので自分のフエスブックに案内をのせた。
アネキの私はここの場所にこまった。
車の駐車場が京都府と奈良県にまたがっていて、あまりにも広すぎて車の停めたところを忘れて難儀なことしか記憶のないイオンモールと書いた。
そしたら弟は「電車できたらええやん」となっている。
そうか。電車があった。
近鉄奈良から京都行急行に乗れば高の原駅に停車すると思って気楽に行けると思っていた。朝、起きて御輿のことを夫にいうと「いつまであるのや」と聞いた。今日から28日、29日といった。
夫は「高の原の駅からかなり歩くから明日、車で前まで送ってあげるから」といったので明日に行くことになった。
御輿のお披露目は3日間、午後から3回、担がれるとのこと。
もう長いこと、木津の御輿は見ていない。

息子が小さい頃は木津の神社に行って御輿をみたものだった。
けれど息子も大きくなった。私も仕事をするようになって忙しくなって祭には顔を出さなくなった。
昭和30年代の後半、高校生の私に向かいのおばちゃんが「提灯行列」を一緒に見にいこう」と誘ってくれるようになった。
私の父親が女の子は夕方から夜、外に出ることは絶対にご法度だった。地域の夏祭でも行かしてもらえなかえった。
そんなことを知っていたおばちゃんは高校2年になると「一緒に見にいこう」と誘ってくれたことから高校2年に初めて夜の提灯行列の御輿を見ることができた。

木津町の南西のところにある神社のお参りを済ませて何基かの御輿が提灯をつけて夕方の町に戻ってくる。木津の町のメイン、本町近くに1度御輿はとまって、本町のメインの交差点で御輿が担がれて、御輿祭の見せどころを見せて町の男の人たちは力を発揮した。そしてこの夜が最後の祭、御輿はそれぞれの地域に帰っていく。また来年を楽しみにして御輿を見送っていく。
提灯の灯りと御輿に乗っていた男の子たちのタスキ掛けの衣装と太鼓の音に街の中は宵祭です。
そして「よーいやっさっさ」と子どもたちのかけ声が大きく響いていた。
今も懐かしい光景が浮かんでくる。
厳格だった父親、女子は絶対に夕方から外に出さなかったが向かいのおばちゃんが誘ってくれた。このときの御輿の提灯行列の見学に何もいわなかったので心おきなくゆっくりと見ることができた。
昔の親はどの家でも厳しかった。
そんな昔のことが今はおとぎ話になった。おとぎ話のような家庭のあり方が今は消えている。

家庭のあり方も見直さないといけない時代です。
核家族になって日本の家屋に家庭のあり方は様変わりした。
未来の子どもを育てる子どもたちの教育も今はとんでもないてところに向っている。勉強、勉強と押し込んでいくがこれでは子どもたちの生きる力、生きていくための目に知恵、そして踏ん張る底力を摘み取っている。
子どもは幼い頃から外で遊んで子どもどうしでいたずらや喧嘩をしながら小さい社会の中から人間関係を自然に身につけていく。
頭の中で記憶した机の勉強だけに偏ってしまうと、生きていくための生活の智恵が摘みとられてしまっている。勉強ももちろん大切だが人間の自立がもっと大切だった。どうして自立させていくのか。昔の親たちは遊びと勉強をくり返し自然の中で教えていた。
こんなことが問題視されて今は、子供たちが集って遊ばせるグループの舘が多くなってきた。
身の回りが危険な社会になってきたことでこれも1つの工夫だろう。
地域の公園を利用して小さなプレハブの建物を建てて、雨の降った日はここに集って雨の中でも遊べることを子どもたちにさせていてく。
小さな部屋の中で助け合わないと雨の日はすごせないということを学ぶ機会にもなる。宿題があると宿題を持って宿題をしてから遊ぶ習慣をつけていくこともできる。

「昭和時代」は戦争もあっていい時代でないこみとも多ったが生活、家族などを昭和をふり返って家庭教育について取り入れるものもあるだろう。
日本で暮らした私たちの世代はつい昭和を懐古している。
さて身支度をしよう。
外出していつもの喫茶店でコーヒーを飲みながら新聞を読んでこよう。
また---。
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