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鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

10月9日、土曜日、今日は雨。

2010-10-09 08:59:04 | 直言!
夜、少しやんでいたが朝方から降りだした。
今日の奈良新聞の朝刊に昨日10月8日に開催された平城遷都1300年の祝祭の記事が出ていた。韓国系の民族学校、今は国際学校としての道を歩み始めている金剛学園、14人の児童が祝祭に参加、まつぼっくり少年少女合唱団の子どもたち、そして中国籍の多い大阪府大東市立灰塚小学校に在籍する中国籍児童らが一緒に合唱をした。
合唱している写真が大きく写真で掲載されていた。
この記事を見て現場に入れなかったのがまた悔しく思った。
仕方がない。かなり早い時期からの報道関係は申請を受け付けていた。
記者クラブに入っていないものはなす術もない。
また民団新聞で仕事していると普段、県庁に行く機会も少ない。
月刊奈良時代はよく県庁にも訪問してあれこれの情報がとれた。
韓国系関係者がもっと早くにこのことを知っていたはずだ。
どうして情報----。これも近年、私は民団大阪本部の現場に少ししか入っていない顛末になった。誰も攻めることはできない。
しかし間際になって関係者が私に情報を入れて下さった。
このことに感謝している。
現場に入れなかったが何とか後日取材の了解は取ることができた。
やはり民団大阪本部に足を運ばないといけないと痛切に感じている。

まつぼっくり少年少女合唱団の主宰者の荒井敦子さん。
今は私、民団新聞で仕事をしているので会うことは少なくなった。
しかし昨年、あるところで荒井さんにあった。何かで必要ななるかもしれないと思って携帯電話の番号も教えてもらっていた。それが用事がなければすることがないのでしてこなかった。1度電話をすればよかったと悔やまれてならない。
すんだことはしょうがない。
荒井敦子さんが合唱団を立ち上げた頃、奈良新聞は記事を通して支援をしていた。私は当時、月刊奈良編集局で雑誌記者と編集者をしながら奈良新聞の投稿欄「雑記帳」のコーナー、「雑記長の集い」の冊子の編集をして会長をしていた。
このとき奈良新聞で報道カメラマンから窓際のデスクになったMさんが合唱団の熱い支援者だった。何かにつけて写真を撮り発展に向けての支援に尽力していた。
そんなとき私はMさんに誘われて合唱団の事務所によく訪問した。
この子たちと一緒に荒井さんもMさんも一緒に1986年7月、中国に子どもたちの交流コンサートをするのに中国北京に同行した。
10月8日の平城宮跡での平城遷都1300年祭、合唱団の晴れ姿、荒井さんの晴れ姿、今は亡きMさん。生きていればどれほど喜んだことだろうか。

金剛学園の子どもたち14人の参加、私は現場に入ることができなかったが音楽に国境がないと言っていた荒井さんの言葉が今また思い出した。
そして荒井さんとの出会い、1985年からの出会い、金剛学園の子どもたちの参加に結局ここにたどり着いたと思った。
出会いはこうしてつながっていくとまた改めて思った。
金剛学園の子どもたちの顔がはっきり写っていた。
奈良新聞は金剛学園の子どもたちの顔もたくさんいれて掲載して下さった。
ありがたいと思っている。
金剛学園の子どもたちは普段は大阪市住之江区の地下鉄中央線、トレードセンター前にある。白亜の校舎が駅の上から見えるがここで学んでいる。そして前には大阪湾が広がる。外国船が往来する海を眺めての学習、子どもたちは世界に夢が広がる。
9月1日に新校長が赴任、韓国政府派遣教師事業で赴任してこられた。
新校長は韓国の白頭山に関する地震について調査して著書にされている。
子どもたちは平城遷都1300年祭に参加したことは生涯忘れないだろう。

私はまた新聞記事を見て連休開けには関係者に電話をして取材の交渉をしなければならない。そして金剛学園の教師や民団大阪本部の団長(金剛学園理事長)に文書を作成してFAX送信をしないといけない。また忙しくなる。

写真は金剛学園の新校舎です。
新校舎、移転したころの写真です。
2007年9月、大阪市西成区梅南から都市開発事業になって代替地として住之江区に移転した。移転までの約10年、関係者の心労はたえまく続き疲労困憊だったが教師・PTA・卒業生たちの校友会が一致団結してようやく移転することができた。疲労困憊する保護者たち、日本の公立学校の転向も考えたが子どもたちの「金剛学園が大好き。金剛学園に行く」という子どもたちの強い声に保護者たちはさらに一致団結をして学校を守った。
これも歴史に残るものである。
平城遷都1300年祭に参加した子どもたちは大人になったときに韓国と日本の架け橋を担ってくれると信じている。
私も10月8日、個人的には現場に入れなくて複雑な思いの祝祭になったが金剛学園の子どもたちの参加に平城遷都1300年祭の中で最も思い出に残るものになった。
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