大阪市大に行った。

いつも行き方に迷う。
JR阪和線杉本町から歩くと徒歩5分程度で行くことができる。しかし地下鉄御堂筋線我孫子で降りて歩くと20分ほどかかる。タクシーにのってもワンメーター程度なのでまた乗車するのに気を使う。
今日は行きしなはJR杉本町で降りて歩いた。帰りも出たのが５時５分、バス停の前に出てきた。JR杉本町から天王寺にでて環状線で鶴橋にでて近鉄奈良行きに乗ろうとした。
そしたらバス停の前で１人が待っていて男性がいたので私は「地下鉄我孫子駅に行きますか」と話すと「行きます」と言われた。バスがすぐきた。
バスに乗って５・6分でついた。時計は５時15分、これから地下鉄難波駅まで出るまでにとても５時35分の奈良行き特急は乗れないとあきらめた。
そして地下鉄の電車にのった。

一緒に我孫子から乗った女性がファーデーションを塗りはじめた。
前の座席に座っていた５０代の男性はあっけにとられて本をひらいたたまぽかんと口を開けて化粧している様子を見ている。そしてその隣の年輩の女性も見ている。
私は１人置いてその隣の化粧をする女性に「ここは電車の中です。化粧をやめたら」と言ったがやめない。どうどうと化粧をしている。
私は「アホと違う。やめたら」といってもやめない。
さすが私のこの怒り方が気に入らなかったのか向かい側の座席に変わった。
私もこんな光景を見たくないので座席を変わった。変わったところ隣が高校生だった。携帯を見ていた。
私は「ごめんね。化粧しているのをみるのが嫌いで席を変わりました」と言ったら高校生の女の子はその化粧している女の子を見てびっくりしたような顔をしている。
「私はあれはあかんわね」というと高校生の女の子は「見苦しい。電車の中は。それに化粧の匂いがする」と言った。そして私は「お母さんもそう言っているでしょう」というと「飲み物とか食べ物それに化粧は絶対にしたらあかんと言います」と言った。
そして次はアイシャドゥにマスカラと移っていく行動に高校生の女の子はあっけにとられて見ていた。
そして話してくれた。これから淀屋橋にでて夜間高校に行くといい、昼間は働いているといったのでたぶん何らかの事情があるのだろう。私はそんなことは聞かないで「そうですか。これから勉強ですか。がんばって下さい。絶対に卒業してね。人生は生きているといろんなことがある。けれど達成感を経験することは人生の中で大事なことだからぜひ卒業して達成感を作って下さい」と言ったら「はい」と言っていた。
目元だけうっすらとアイペンシルで上瞼のところに入れていた。そしてうっすらとブルーのアイシャドゥを入れていた。他に化粧はしていなかった。
私は「若い子は化粧しなくてもかわいいし綺麗からしなくていいのよ」と言ったら「はい」と言っていた。
私の方が先に降りた。
にっこり笑って会釈をした。
高校生は20代そこそこの電車の中の化粧をじっと見ていた。私が降りるときまだしていた。
平気で電車の中で化粧しているけれど電車の中の者はあっけにとられていた。
難波駅に着くと５時37分、奈良行き特急は２分前に行った後だった。
そして奈良行き急行が入ってくるところだった。なんとか乗れて座れて奈良まで帰ってきた。
帰りは鶴橋にでて近鉄奈良行きの急行や快速は絶対に座れない。それで始発の難波駅にでた。
どちらが近回りなのか、遠回りなのか。わからない。
いつもJR杉本町に行くと迷う。南海線の我孫子に出たほうがいいのか。これも遠い。
けつこうアクセスはあるものの最寄りの駅から少し歩く。
いつも迷う。