ちゅうママの爆走な日々

発達障害を持つ 息子たちとの毎日です。

耳ふさぎのワケ

2007-07-23 | サンチュ(ちびちゅ)ネタ
---7/24 追記アリ---7/25 またまた追記---解決?しました

最近のちびちゅ、道路を通っている時に突然耳ふさぎをして
「いや」「やめて」を言うことが多いです。

なぜかというと”選挙ポスター”があるからです。

小学校の校門脇のポスターが子供にいたずらされていました。
目の部分が爪で引っかかれて白い筋だらけ…。
見た瞬間に「やだー、嫌いな音がする」と叫んでいましたが、
まさかここまで引きずるとは。

選挙の公示板を見るたび 黒板を引っかくような音が聞こえるそうです。
実際の音じゃないからイヤーマフもお手上げ~。
ホント、ややこしい感覚ですね。

はぁ~、選挙が終わるまでずっとかぁ。

---7/24 追記---
昨日は午前中は吹奏楽、午後は小学校の開放プールでした。
(今週中はずっとこのスケジュール)
2往復の道のりでしたが、なんと耳ふさぎはナシ!良かったー。

どうも車に乗っている時(土、日限定)には気になるポスター板も
自分の足で歩くときには気が付いていないようです(爆)

歩くのに一生懸命で周りの風景なんて見えてない?
空間認知以前にそもそも周りなんか見ていないのね、きっと。

歩いている途中で「動けないから待って」と突然止まったりするけど
もしかして「どっちの足から出すか」悩んでいないよねぇ。
「自閉っ子」をはじめて読んだときに「まさかココまで」と思っていましたが
なーんか、今頃になってうなずくことが多くなっています。

---またまた追記(笑)---
今日も部活とプールです。

学校まで送っていくときに、横目でチラッとポスター板を見てました。
あれ?耳ふさぎしないなぁ。

「大丈夫?」と聞いたら
「うん、音の消し方がわかったの」とのお答え。

ズバリ!「頭の中で歌を鳴らして消す」だそうです。
そうきたか!
実際には鼻歌を歌っていましたが。

最初からポスターがある場所がわかれば聞こえる前に対処できるそうです。
じゃ、通学路はOKね。
知らない道では見てしまう前に教えることにしましょう。

たった3日間で自ら解決。すごいゾ~。
お騒がせしました

---追記 おわり---

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ちびちゅ、この夏休みは、吹奏楽の部活練習がびっちりです。
前半2週間と後半1週間をカレンダーに書き込みました。

練習のある日の午前中は学校で過ごすわけですね。
大変かな?とも思いましたが、生活時間が変わらないことで安心しているようです。

スケジュールも書き換えて、夏休みバージョンになりました。
いつもと変わらぬ日々、私も安心です。

ややこしいなぁ

2007-07-17 | サンチュ(ちびちゅ)ネタ
ちびちゅは書くのが苦手。特に漢字の練習は嫌い。
なのにですよー、漢字学習辞典を幸せそうに眺めているんです。
変でしょう?

今日、その理由がわかりました。
なんと「漢字が顔に見えるの♪楽しいの」だそうです。

あれぇ?文字は色で見えるんじゃなかったっけ?
よく聞いてみると数字・ひらがな・カタカナは色つき
漢字にもうっすら色があるけど顔のほうが強いんだそうです。

へぇ~、そうなんだ。不思議。
漢字を書くのは嫌いだけど見るのは大好きなわけね。ややこしい(笑)

こういった感覚ってひとりひとり違うんでしょうね。

勉強会あれこれ

2007-07-17 | 日々のつれづれ
6月半ばから7月半ばの勉強会月間(?)を無事終えました。
いろいろ受講しすぎて記憶が流れそうなので、書き留めておきます。

・言葉の訓練ABAを実践されている先生のお話
 ABAの講義は前にも聞いたことがあり、理解しているつもりでしたが
 実際の場面を見せてもらうと、また違う気付きがありました。

 強化子としてお菓子を使うことが多いのは「子供にわかりやすい」以外に
 「喉の緊張をほぐす」効果が大きいという理由があったのですねー。納得。

 絵カードの作り方の質問に
 「理解度にあわせて作るのって案外難しいですよ」というお答え。
 時間切れで詳しく聞けませんでした(残念)

でも、その後のほか先生の勉強会で問題解決!

・園や学校での工夫
 スケジュールをていねいに提示する、という場面で
 カード導入の詳しい方法を教えていただきました。

 やっぱり実物が最初なんですね。
 コップのカードを作るには「コップを半分に切って貼る」
 車の鍵もジップロックに入れてカード化

 写真カードは背景をなくす。
 注:こだわりの強いタイプは写真との差異で混乱するので
   絵カードか、字が読めるなら字にしたほうが良い場合もある。


 構造化、行動のパターンを作る。 
 ヘリクツと戦わない。指示だけ繰り返す(ブロークンレコード)

 現場の先生が多く参加していたので、実践しやすいお話が中心でした。

ちびちゅのように「これじゃなくちゃダメ」の子には写真カードは難しそうです。
たまたま気が付いたのが字を読めるようになってからだったので
文字で書いたスケジュールに簡単な絵を添えたものを使っていますが
これで正解だったのですねー。


・アスペルガーの二次障碍の話
 実例を多数紹介してくれて、とてもわかりやすかったです。

ここは、書籍販売が充実していて、うれしかったです。
行く前に本が多いのがわかっていたらキャスター付きのかばんで行ったのになぁ。

・ことばのそだち 講演会
 子育て支援 地域で「はぐくむ」
 脳の構造から考える
 感覚統合をすすめる親子の遊び

台風直撃か?とおそるおそる出かけましたが、なんとか海側に逸れてくれました。
やっぱり普段の行いが良いからかしら?(爆)


小学校で参加している読み聞かせ委員としての勉強会にも参加

・ブックトーク講習会
 読み聞かせの次の段階として
 いかに本に興味を持ってもらうか

 自分目線でおもしろさを紹介しよう。

・著作権について勉強会
 一般に理解されている著作者のもつ権利よりも
 著作物そのものが持つ権利のほうが上
 著作物は本来「公共物」であり、作者の権利は死後50年に区切られる。

 公表されると自動的に権利が発生する。

 「同一性保持権」作品そのものの権利
  読み利かせの場面では「人形劇」や「拡大絵本」などがこれに引っかかる。
  作者の許可を得るように。

ここで「同一性保持」って言葉を聴くと思いませんでした~。
ひとりでウケて笑いをこらえていました。講師の先生ごめんなさい。


その他、懇談会や定例会や学校のお手伝い、走り回った1学期ももうすぐ終わり~。

漢字ちびちゅ流

2007-07-09 | サンチュ(ちびちゅ)ネタ
学期末です。
明日は一学期まとめの漢字テストがあるので 宿題は今まで習った漢字の練習でした。

もちろん、ちびちゅにはそのままじゃ無理でしょう。
書字の苦手感がきつい子なので
まともにやったら泣き出しパニック!
ちびちゅに合わせた方法「見て覚える」にしました。

まずドリルからワードで問題を作り二枚ずつ印刷。
(六枚×2になりました)

一枚目にはサッサと正解を書き込み「見て覚えて」と声かけ
覚えた頃に問題を渡し「書ける字を教えて」とチェック

書ける字は書く必要はないので口頭で答えてもらいます。
「予測」だったら「マアはね、サンズイ、カイ、リはね」正解。
毎日の五問テストが効いて、最近のものはけっこう頭に入っているようです。

答えられなかった漢字だけで同じように問題を作って、繰り返し。
書くのは最後の確認だけ。

途中休憩や食事もしつつ三時間。
やり遂げましたぁ~。よく頑張ったね♪



---追記---
このところ、発達障碍系の勉強会、絵本読み聞かせ系の講習会に行っています。
週2~4回ペースで(笑)あいかわらず駆け回りすぎ。

おもしろいネタも沢山あるけど書く時間がないのが困りますぅ。
来週になったらちょっと余裕が出てくるかも。
…っていうか、もうすぐ夏休みなのよね(ぼそっ)