7月6日にアップした記事(45年前に描いた絵との再会!)の後日談です。
昨日、実家で古いアルバムを探したら、絵の背景と思われる家の写真をとうとう見つけました
今のような壁紙がなかった 時代、この家の壁という壁がこの写真のように布でコラージュされていたのです。
モノクロ写真でわかりにくいですが、その鮮やかな色彩は子供だった私の目にも強く焼きついていました。
古い着物の布などを切り貼りしたものだそうです。
(向かって一番左に顔半分見えている子供が2~3才頃の私です。)
そして、この絵…。
どうですか?
この写真の障子を全開にして、そこに座ったこの家の主人…。
阿部順三さん。
戦中、某大手映画制作会社に勤務するも、その後動員され、戦後、故郷の富山に戻って「泊演劇研究会」を立ち上げ、地域の文化活動に大きく貢献された方だそうです。
…と言っても、あまりにも小さかった頃の私にとっては、両親が慕って通った家のおじさんです。
(下の写真は、おそらく昭和30年代後半ではないかと思われますので、上の絵のモデルになってもらったとしたらこれより5年後くらいの感じかな?)
やがて、私が高校生になって演劇部に入り、新川大会から県大会に進んだ時、なんとこのおじさんが審査員でした。
…ここまでが、昨日までの調査報告。実はもう一方、モデルかな~?と思ってた候補の人がいたのですが、その方との接点が昭和50年頃とわかりましたので候補から消えました。残る一人がこのおじさん。
顔も似ているような気がするし、8割がたモデルはこのおじさんで間違いない気がするのですが、一つ気になるのは、私の両親の間で「瓢箪棚」があったかなかったかで意見が分かれたことです。
何か確かめる方法はないものかと思ったら、何とおじさんの奥様が96歳でご健在だそうで、会う機会もあるようなので、是非「瓢箪棚」の事を聞いてもらおうと思います。
…っていうか、絵を見せておじさんかどうか確かめて欲しいなぁ…。
45年前に描いた絵との再会!で ご紹介したかったサイトがメンテナンスから再開しましたので、ご案内します。
ウェブサイト児童画展『ありがとうの絵』
http://kodomonoe.net/
北海道から沖縄までくまなく回られたそうです。自分の絵があるかもしれませんよ。
是非、サイトを訪問して検索してみて下さいネ。