直感派踊り人ブログ

競馬予想が中心のブログです。当たらない予想をどうぞ。

高松宮記念展望

2007-03-22 04:57:24 | 競馬
今週はG1高松宮記念が行われます。期待していたアイルラヴァゲインの回避で、1番人気は阪急杯を大外から追い込んで小差3着のスズカフェニックスになりそうです。果たして中京1200mで追い込みが届くのか?という疑問があります。ペースにもよるでしょうが、まずは現在の馬場状況を把握するために、先週の中京1200m戦を振り返りたいと思います。

《土曜11R鈴鹿特別》
・・・6番人気のタニノローゼが逃げ切りました。時計は前半3Fが33.6秒、後半3Fが35.1秒でした。この馬は逃げないとダメな馬なのですが、今回は好スタートから楽にハナを取り、マイペースの逃げで楽勝でした。2着は中団外めに位置取った3番人気ラブハートで時計は34.3→34.8、3着は後方から大外を回した11番人気のナイススマートワンで時計は34.8→34.5でした。落ち着いたペースでしたが2着以降は、直線の競り合いを外めを通った馬が制したという感じです。

《日曜9R500万下》
・・・このレースは人気2頭による激しいハナ争いとなりました。直線では1番人気のスプリングタピアンの方が先頭に立ち粘り込みを謀りますが、後方から大外を回った2頭が最後は交わして波乱の結果となりました。1着は3番人気ケンエンデバーで34.3→34.6、2着は10番人気コアレスソニックで34.7→34.2、3着はスプリングタピアンで33.2→35.7でした。ペースが速かったので当然といえば当然の結果です。

《日曜11RトリトンS》
・・・このレースもハイペースとなりました。ポイントセブンがハナを取りますが、その後も暴走ぎみのラップを刻み、32.9→36.5と直線はバッタリでした。2番手以降の先行馬は粘り込みを謀りますが、1番人気のメジロシリングが中団から外を回って抜け出し1着。時計は33.6→34.5でした。2着も同じようなルートを通った15番人気コレデイイノダが最後に伸び、33.9→34.2で2着。最内枠の2番人気シルクベルリッツは、最後方から大外を回り34.7→33.5で3着に入りました。シルクベルリッツは4コーナーでかなり大外に膨れましたが、それでも内を突くよりは良かったように思います。

3レースとも外めを通った人気薄の馬が上位に食い込んでいます。逃げた馬も簡単には止まらない馬場ですが、直線は外めを通った方が伸びています。ならば先行馬が直線で外に出せば良いではないかと思うところですが、短距離戦だと内枠の馬が外に出せるほどバラけませんし、外の馬は内の馬に進路を開けないようにという心理が働きます。外枠から逃げた馬がそのまま外を回るというのは可能かもしれません。ですが後方で脚を溜めて大外を回るという乗り方が、今の馬場に一番適していると思います。スズカフェニックスには良い条件となりそうです。



ボナンザと一局~vs四間飛車

2007-03-22 01:48:44 | 将棋
ひさびさの将棋です。

今日は渡辺明竜王がボナンザと対局しました。いや、すっかり今日だということを忘れていたのですが、先ほど渡辺明ブログを見て知りました。どうやら勝ったらしいですね。ボナンザというのはCPUです。あまり詳しくは知りませんが、全手検索で、ものすごく計算が速くて、かなり強くて、フリーなので私のパソコンにも入っているってところですか。渡辺明竜王が対局したものとは多少違うとは思いますが。

渡辺明竜王とは関係なく、私も今日はボナンザと対局しました。(私の方は)時間無制限でやってましたが見事に敗北しました。ボナンザ側に良い手が出ましたので、その辺りを中心に解説したいと思います。

私が先手で居飛車、ボナンザは四間飛車で、私の得意な▲6八銀~▲5五歩の形から、▲6九角と引いた後に角交換となり、図の局面となりました。



△5六歩は当然の好手です。▲2三飛成が見えていますが、次の△5五角が厳しいです。左右両方をにらみ、角を合わせてもあまり良いことがありません。居飛車は陣形の差がつらいところです。この後、仕方なく▲2三飛成で、△5五角には▲9七香とかわしますが、△5七歩成を▲同銀と取るしかなく、馬を作られて次の局面です。△5五馬と引かれては後手ペースとなるので▲5六歩も考えましたが、その前に▲4二銀と飛車を攻めてみたところです。ここでボナンザの手は??



なんとびっくり△5七飛成でした。とにかく△5五馬を実現しないとということなのでしょうか?ここでは冷静に見て先手有望ですが、結果的にはこの手が私の敗着を呼び込むことになりました。ボナンザ恐るべし。。次の局面まで普通に進んだように見えますが、すでに私の方がかなりやばいです。次のボナンザの手を考えてみてください。思いっきり見落としてました。



△5二銀です。▲同龍で2枚換えとはいかないのです。△9八飛から詰んでしまいます。。私は仕方なく▲2三歩と馬を消しに行きましたが、それでも△4三銀から△9八飛とされました。その後は入玉を目指しましたが、CPUの寄せは間違えないので、相手の陣形を崩すことなく敗北となりました。今思えば▲2三歩のところで▲7一角というのがありましたね。まあそれを言ったらいろいろありますが。。

次はボナンザに勝ったのを紹介したいですね。なんかCPUと対局する方が面白いのは何故?やっぱり自分はいくら考えても相手は長考しないところか?