今、私が私らしくいる自覚があるのはいもうとのことを想うときです。
だから、ほかの誰ひとりにとっても意味がないことでも、書いていいと思います。
いいよね。
くだらないな～、と思う方は、読まないでね。
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10月2日、いもうとは先発しました。
今日もchocotoroは泣いています。
あの日が来るまで、私は「いつかそのときがきてしまうことがあったら、自分はどうなってしまうんだろう・・・生きていけるのかな・・・仕事にはならないだろな」と思ってました。
正直に言います。
毎晩毎晩、私はいもうとの健康を、
毎晩毎晩、いもうとの代わりに私の命を召してくれるように、
毎晩毎晩、私のほうが先にいけるように、
何年間もそう祈ってから寝ていました。
今では、何を祈っていいのかわからなくて、
今では、祈ることの意味がわからなくて、
今では、自分が何を一番大切にすればいいのかわからなくて、
それでも生きています。それでも仕事にいってます。
いもうとは土曜日の16時ちょっと前に、仕事を終えて駆けつけた私と数時間過ごしてくれて、私の腕の中で旅立ちました。
私が仕事を休んでしまわないように、
スケジュールまで決めていたかのように。
いつか必要になったとき、いもうとの介護をするつもりでした。
床ずれがおきないように、寝返りさせて、
抱っこして外を廻り、
大きな声で話しかけるつもりでした。
いもうとを大事にすることは私の宿題だったのです。
だから、もしポン太氏が遠くに転勤になったらどうしよう、と悩んだり、
いもうとがいるから出産はしないぞ、と言い訳にしたり。
突然すぎて、宿題をちゃんとやりおえた気がしません。
いもうとはスケジュールを決めていたみたいにいなくなってしまいました。
だから、今はポン太氏の希望している海外転勤が叶うことが、いもうとの計らいであるような気がして、私はどうしても実現してほしいと願っているのです。
そして、私たちが子どもを設けることもいもうとの計らいなら、そうしようかとも思っています。
いもうとが何を考えていたのか、何を願っていたのか、わかればいいのに。
私の宿題はそれを実現したら終わる気がするんです。
でも、わかるはずない。なにしろ犬語だから！
いもうとのこと、忘れっぽい私は少しずつ忘れていってしまいます。
どんな手触りだったのか、どんなにおいだったのか、
どんな吠え方をしたか、どんなかみ方をしたか、
どんな寝言をいったか、どんな体温だったか、
いつかわからなくなってしまう。
それが怖くて、また泣いています。
土曜日の朝、ヨシコちゃんから電話があったあの日。
出勤する私は、涙をこらえて坂道を登りました。
あの日から、同じ坂を明るい気持ちでのぼったことがありません。
下るときも、涙がポロポロでます。
この涙も時間とともに出なくなっていくのかな。
それが怖くて、また泣いています。
誰にも言えないでいます。
いもうとが私を置いていってしまったこと。
またchocotoroはひとりっ子になってしまいました。
いもうとになってくれてありがとう。
16年間こんな私のいもうとでいてくれてありがとう。
だから、ほかの誰ひとりにとっても意味がないことでも、書いていいと思います。
いいよね。
くだらないな～、と思う方は、読まないでね。
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10月2日、いもうとは先発しました。
今日もchocotoroは泣いています。
あの日が来るまで、私は「いつかそのときがきてしまうことがあったら、自分はどうなってしまうんだろう・・・生きていけるのかな・・・仕事にはならないだろな」と思ってました。
正直に言います。
毎晩毎晩、私はいもうとの健康を、
毎晩毎晩、いもうとの代わりに私の命を召してくれるように、
毎晩毎晩、私のほうが先にいけるように、
何年間もそう祈ってから寝ていました。
今では、何を祈っていいのかわからなくて、
今では、祈ることの意味がわからなくて、
今では、自分が何を一番大切にすればいいのかわからなくて、
それでも生きています。それでも仕事にいってます。
いもうとは土曜日の16時ちょっと前に、仕事を終えて駆けつけた私と数時間過ごしてくれて、私の腕の中で旅立ちました。
私が仕事を休んでしまわないように、
スケジュールまで決めていたかのように。
いつか必要になったとき、いもうとの介護をするつもりでした。
床ずれがおきないように、寝返りさせて、
抱っこして外を廻り、
大きな声で話しかけるつもりでした。
いもうとを大事にすることは私の宿題だったのです。
だから、もしポン太氏が遠くに転勤になったらどうしよう、と悩んだり、
いもうとがいるから出産はしないぞ、と言い訳にしたり。
突然すぎて、宿題をちゃんとやりおえた気がしません。
いもうとはスケジュールを決めていたみたいにいなくなってしまいました。
だから、今はポン太氏の希望している海外転勤が叶うことが、いもうとの計らいであるような気がして、私はどうしても実現してほしいと願っているのです。
そして、私たちが子どもを設けることもいもうとの計らいなら、そうしようかとも思っています。
いもうとが何を考えていたのか、何を願っていたのか、わかればいいのに。
私の宿題はそれを実現したら終わる気がするんです。
でも、わかるはずない。なにしろ犬語だから！
いもうとのこと、忘れっぽい私は少しずつ忘れていってしまいます。
どんな手触りだったのか、どんなにおいだったのか、
どんな吠え方をしたか、どんなかみ方をしたか、
どんな寝言をいったか、どんな体温だったか、
いつかわからなくなってしまう。
それが怖くて、また泣いています。
土曜日の朝、ヨシコちゃんから電話があったあの日。
出勤する私は、涙をこらえて坂道を登りました。
あの日から、同じ坂を明るい気持ちでのぼったことがありません。
下るときも、涙がポロポロでます。
この涙も時間とともに出なくなっていくのかな。
それが怖くて、また泣いています。
誰にも言えないでいます。
いもうとが私を置いていってしまったこと。
またchocotoroはひとりっ子になってしまいました。
いもうとになってくれてありがとう。
16年間こんな私のいもうとでいてくれてありがとう。
