小学校のモクレンが満開でした。
今日は母の13回忌です。
12年経ってさすがに母の不在には慣れました。
いたらいいな、と思うときは何度でもありますが、
それはこの先もずっとですよね。
私の母は、いわゆる突然死で、
本当になんの前ぶれもなく突然死んでしまったので、
「母はもういない」
ということを受け入れるには長い時間がかかりました。
ふっとした拍子に、
「おかあさんどこいっちゃったんだろ、早く帰ってこないかなあ」
なんて考えてしまうことがありました。
もちろん死んでしまったことは理解しているんですよ。
だから、「死んだんだからもう帰ってくるはずないじゃん」
という答えがちゃんと頭の中にはあるのですが、
その答えが「早く帰ってこないかなあ」という気持ちに
近づいてくると、頭の中がもやもや~として
なにを考えていたんだかわからなくなってしまうのです。
頭が変になったのかな?って思っちゃいますよね。
あとで知ったのですが、この「もやもや~」は
心が壊れてしまわないための心の自衛手段なんだそうです。
母には甘えてばかりで、何の親孝行もしないままでしたので、
悔やまれることばかりで、
あの頃の私は後悔が服を着て歩いてるようでした。
うつむくと胸に真っ黒な穴があいているが見えました。
胸って本当に穴があくんだ・・・なんて妙な感心したりして。
そんな時、この詩を知りました。
今流行っている「千の風」と元は同じ、作者不詳の詩です。
南風椎訳で三五館から1995年に初版発行されています。
1000の風になって吹きぬけ、
ダイアモンドのように雪の上で輝き、
陽の光になって穀物にふりそそぎ、
秋には優しい雨になる
今もそんな風に自由にしているのかなあ?
おきらくなひとでしたから(^。-)-☆