あるがままのプラモ人生

物心ついたときから作ってきた「プラモデル」について

製作工程 「組み立て」

2005年03月12日 | ガンプラ関係
私のプラモを作る工程を書いてゆきます。

オークションで自分の完成品に入札するときに、「だいたいどんな感じで作られているのかはお知らせしておいた方が良いかな」とか思ったのがきっかけ。

前もってお断りすると。。。
私の場合、特に誰に作り方を聞いた訳でもなく、またHOW TO本を特に熟読している訳でもないので概ね我流です。
中には??って所もあるかも知れません。ご指摘頂ければ参考に致します。

これは「こうやって作ろう」ではありません、「私はこうやって作ってます」です。

■パーツ切り離し~後処理
この工程で使用しているツールは主に「ニッパー」「デザインナイフ」「鉄やすり」「耐水ペーパー400~800ぐらい」

写真のモデルはHG セイバーガンダム


【切り離し】 
ニッパーで少しランナーが残るように切り離します。

【後処理】
デザインナイフである程度ランナーのデッパリを切り落とし(この時パーツ自体を切り落とさないように注意します)

その後やすり⇒耐水ペーパーで処理します。
私はペーパーを細かくても800番ぐらいまでしかかけません。
最終的には下地塗装後にスポンジヤスリの細目をかけます。

写真の白丸で囲んでいる所が処理した部分、


■角(アンテナ)の処理
安全性への対策(と思います)から、尖ったパーツにメーカーさんの配慮が伺えます。
ここではアンテナの先を例に挙げますが、やはりこのままでは見た目宜しくありません。
そこで、私の場合はこういったパーツは全て本来あるべき形に修正しています。

写真で処理前と処理後を比べて下さい。


■合わせ目処理
合わせ目の処理には大きく分けて2通りの手法からどちらかを選択します。

①合わせ目を消す

この場合は主に流し込み接着剤を流し込んでからギュッっと抑えてプラの溶けたものをはみ出させてから放置。
その後ヤスリがけ→ペーパー、場合によりアルテコや瞬着を併用します。
スジが残っていると見栄えが悪い所はこの処理をします。
場合によっては後ハメ処理も必要です。

写真は合わせ目を消したパーツ。解りやすいように処理後のパーツは下地まで塗装しています。


②装甲の継ぎ目として処理する
合わせ目の部分をデザインナイフで斜めに削ります。(この周防は模型誌でよく紹介されている手法ですね)
主に面に情報が欲しい所とか後ハメ加工が出来ない所等はこの手法を選択します。

写真はスネの部分。真ん中のスジがそれです。


■その他処理
【フタ】
HGではパーツの裏がスカスカのパーツがあります。
気になるパーツにはプラ版でフタをします。
写真は腰アーマー。0.3㎜プラ板でフタをしています。バーニア部分にはスジ彫り等を入れています。(解りやすいようにすみ入れしています。


【スキマ加工】
ビームライフルの銃口部分に溝のモールドが入っていますが、本来ならモールドでは無く、スキマが空いているはずなのでその様に加工します。
この作業はエッチングソーとデザインナイフで行います。


■組立て完成
上記の様な工程を経て組み立ては完了です。
写真は組み立て終了したセイバーガンダム。方パーツは塗装後にハメル為、ここでは付けていません。


塗装編に続く。