あるがままのプラモ人生

物心ついたときから作ってきた「プラモデル」について

グロムプチアクシデント記

2016年03月12日 | バイク

先日敢行したグロムのホイールインチアップ作戦。

前に書いたようにバランスを取る事で振動問題は改善。

しかし、いつもの様に通勤途中に突然フロントが重くなる事象が発生。

パンクか?と思い路肩に停め、タイヤを確認してみると見事にビードが外れてタイヤがガタガタに・・・・・

近くのスタンドに行き、空気を入れてもらおうとするもビードの隙間からエアーが漏れてにっちもさっちも状態。

仕方がないのでたまたま近くにあった友人所有のガレージの前にバイクを置き、そのまま仕事に。

で、夜にこれもたまたま入っていた”北海道二輪車商業協同組合”さんの発行するHMGカードに付いてるレッカーサービスを使用

http://www.hmg.or.jp/

このレッカーサービスは自宅からバイク屋さんまでとかも無料で対応してくれる優れもの。

なんかでっかいトラックきた。

UFOに持っていかれる様なSF的絵面に嬉しがって撮影。

来てもらったのが仕事終わりの夜だったのでバイク屋もしまっており、軒下にでも置いておこうかと思ってたら翌日まで保管してくれるとの事、すばらしい。

で翌日指定したいつもお世話になってるバイク屋さんに持って行ってもらい、修理をお願い。

原因はワイドホイールに引っ張りタイヤをしていたため、空気圧が少なかったためビードが落ちちゃった為と推測。

そのまま復旧しても同じことが起きると思われ、ビードシーラーを塗ったくって空気圧も3.0以上で入れてくだせぇと注文。

無事本日復旧して受け取り完了。

試運転がてら近所のライコランドに行くと、明日で閉店とのアナウンス。

約2年ちょっとの短い命でした、近場で便利だったのになぁ・・・・またちょっと遠い南海部品まで足を延ばさなきゃなんなくなる。

というわけで、ワイドホイール化にはこんなこともあるという事で計画している方は覚悟しておいたほうが良い。

また一つ勉強になった。

ちなみにあくまで個人的主観。

アクシデントを楽しむ心の余裕がないとカスタムなんてしないほうがいいと思う。


グロムカスタム 13インチ ワイドホイール化記

2016年03月05日 | バイク

追記 2017/04/13

ホイール変更によるオフセットスプロケで発生したトラブルを追記。

 

 グロム用13インチホイール

前回最後に言ってたヤフオクで狙っていたものはファルコン製のワイドホイールでしたが、値段がうなぎ上りとなり10万オーバーに・・・・

行ってもよかったんだけど、なんか新品で15万を中古で10万てのもどうかと思い止めた。

で、なんかねーかなーと探してたら同じファルコンさんのHPで13インチできます、詳細は聞いてねという一文が。

まぁ条件合わなきゃ止めればいいだけの話なので早速電話アタック。

電話では丁寧に答えてくれた。

・13インチはグロムのノーマルホイールに車のリムを溶接して作る

・だから時間かかる

・お値段は前後で約15万

・リムが太いので5Jでもオフセット必須

リアだけではどうかと聞いたところ、バランスが悪くなるからお勧めしませんとの事、そりゃそうだ。

で、さらに写真撮影で使ったものなら今ありますよ、しかもタイヤ付きでお安くしておきますよとの提案をいただいた。

「ちょっと考えます」

で、一日考えて「よろしくおねがいしまーす」と電話で注文。お値段はご迷惑おかけしてもあれなので伏せておく。

電話してみるもんだ。

フロント13インチ-4Jホイールに130-60/13のタイヤ

純正と比べると外形にあまり変化無し、おそらくタイヤ径が変わらないように扁平タイヤにしていると予測

上から。

さすがに太い。

リヤ13インチ-5Jホイールに140-60/13のタイヤ

フロントと同じく扁平タイヤを装着。

上から。

13インチにしたのはハイトの高いタイヤにすることで外径を大きくし、同じスピードでも回転数を下げたかったのと、いずれ行う2輪登録後の高速道路走行の為。

だから扁平タイヤはちょっと思惑とは違うのだけどせっかく新品タイヤだし、2輪登録はまだ先の話なのでもったいないからこのままで当分は行く所存。

リアホイール取り付けに当たってやらなきゃいけない事が2つある。

その一つめがギアをオフセットする事。

今回はセットの中にスペーサーも入っていたので取り付けるのだけど、その前にこのスタッドボルトを抜かなきゃなんない。

まずは定番のダブルナットで挑戦。

ダメだった。

ロック剤が聞いていて動きゃしない。

そこで登場バーナートーチ。

ネジロック剤はある程度の高温でモロモロになって外せるようになる。

温度は勘。

勘といっても実家が機械加工の仕事をしていてガキのころから手伝っていたので感覚は覚えてる。

注意点はベアリングに直接火を当てない事。

シール部分が溶けたら台無し。

これぐらいって感じまで炙ったらダブルナットで再挑戦。

成功。

スペーサー取り付け。

ネジロック剤を塗って絞める。

ちなみにセットにはこの部分のボルトは付いてなかったので持ってたやつで対応。

装着完了。

 

 もう一つの問題点はこれはたぶん自分ぐらいかもしんない。

というのもスイングアームをトラスタイプのものを組んでいて、スタビライザーとメインフレームをつなぐパイプがチェーンラインギリギリなので、オフセットしたら完全に接触してしまう。

じつはオフセットが必要なホイールを避けてたのはこの理由が大きかったんだけど、もちまえのなんとかする精神で今回踏み切った。

で、どうしたかというと鉄パイプなので炙って柔らかくして叩いて凹ます。

それだけ。

やってみた。

結構傷だらけになったけど、個人的には味が増した!とうれしかったり。

塗料が焦げてはがれた上からクリアーでコーティング。

タッチアップとかはわざとしてない。

こんな時にも役立つラット塗装仕上げ。

最後にフロントのスプロケット。

これもファルコンさんのオフセットもの。

これは別途購入が必要だった。

チェーンラインばっちり。

見えにくいけど奥のパイプが今回凹ましたもの。

解りにくいけどそのままでは確実に密着していた。

後ろ姿。

朝から作業して終わったのは夕方前、日が傾き始めてる。

前。

「タイヤは太いのがいい」という個人的な思いを満足させてくれる。

横から。

タイヤの外径が大して変わってないので横から見てもあんまり変わらない。

早くハイトの高いタイヤに変えたい気持ちがウズウズ。

スタビとタイヤの間も十分に空いているし、いける。

フロントはフェンダーをアッパータイプに変えれば問題なし。

のはず。

斜め方向。

イカス。

で、走ってみた。

なんかスピードが上がると振動が大きい。

うーん・・・なんかいまいちな感じが・・・・

安くしてもらったとはいえ、そこそこのお値段だったし、かけた手間を考えると大凡納得できるレベルではない。

バランスが狂ってるだけならいいなと思いつつ、いつもお世話になってる近所のバイク屋さんにそのままGO。

まずは乗ってもらって所感を聞く。

「たぶんタイヤを無理やりリムにはめてるのでそれが原因かも、でもバランス見ときましょうか?」

ということなので即答で「お願いします」

フロント55gて・・・・。

やっぱ車のホイールを溶接してるのでバランス取りにくいんでしょうねぇとの事。

リヤ30g

まぁまだマシ。

心配していたホイールの振れは無し。

綺麗に付けてるねーとバイクやの兄さんも感心。

 

で、もう一度テストラン。

結果はめっちゃ改善!

多少振動は増えた感じがするけど問題ないと感じるレベルに。

よっしゃ!

めっちゃドキドキしたけど結果は十分!

ほんとの結果はタイヤ径をアップしてからだけれども。

 

ずいぶん長文になっっちまったけど、ひとまず終了~。