goo blog サービス終了のお知らせ 

チルソククリニックは診療中◆お引越ししました

映画「チルソクの夏」は永遠です♪

山口弁講座

2013-11-06 23:07:07 | 地元のこと
今日は、防府図書館の森川信夫館長の『面白くて為になる山口弁よもやま話』を聴講してきました。

森川館長はNHKのローカル番組でコーナーを持たれているほど。
山口県の人なら、あの方言研究科の先生だね!とみんな知っていると思います。

まずは山口弁と標準語のアクセントの違いなど。
館長さん、先日山口県内の教育長会議に参加されたときのこと。
「教育長さんたちはもともとは校長先生という立場の方々ばかりで、またこれは公の会議であるから、きっと標準語での話し合いになるだろう。しかし、こんな場でも方言が出てくる場面があるかもしれない」と興味を持って聞いていたそうです。
そうしたら『学校』という言葉のアクセントが、全員「が」の方を強く発音する山口弁だったそうです。
この、【言葉の最初を強く発音する】のは『古典』などもありますね。

他にもネイティブ(?)のお年寄りだけでなく、子どもでも使っている「たう」(届く)
昨日も図書館で、「先生、手がたわん」って言われましたよと。
棚の上の方にある本に手が届かなかったようですね。

「おーくじくる」とかも、よく考えてみると可笑しいですね。
「そねーなことーせたら、おーくじくるでよ」(そんなことをしたら大叱られするよ)

私も今でも覚えているのが、小学校一年生で山口県に帰ってきたときのこと。
掃除の時間に先生から「がんぜき置き場に行って、てみを持ってきて」と言われ、何?何?何???って固まってしまったことですね。
「がんぜき」(熊手・竹ホウキ) 「てみ」(蓑) 
大人になって調べてみましたが、これらの道具は地方ごとにいろんな言い方があるようです。

それにしても方言って興味深いですね~