チルソククリニックは診療中◆お引越ししました

映画「チルソクの夏」は永遠です♪

『BLACK BIRD』@北九州芸術劇場

2009-08-31 22:29:56 | ミュージカル・舞台
伊藤歩さんの舞台に行ってきました。



いや、きっと、この舞台の観客のほとんどは共演者の内野聖陽さん目当てなんだろうな・・という雰囲気。
だけど私は負けないぞ~!(何に?)

舞台は途中休憩もなく、また舞台展開もなく、一場面だけで繰り広げられていくのですが・・
照明が微妙に調整してあり、空気感の変化が二人のお芝居と相まって、全く目を離せないものとなっていました。

(以下、若干のネタバレあり)


15年前に深い関係となった二人が、その後不本意な形で引き裂かれてしまう。
「未成年者に対する行過ぎた行為」という、加害者と被害者となって。
(不本意だったのかどうか、そのときお互い「愛」があったのかどうか、今にしてみればもう言い訳でしかないかもしれないが)

そして、男の方は名前を変えて現在の【普通の】生活を手にしている。
女の方はというと、名前も変えず、住むところも変えていない。世間からは加害者と言われる男のことを、かばい、そしてその後の人生にずっと影響を与え続けられている。
だから男もきっと自分と同じ思いでいてくれると、そう自分も男にずっと影響を与えていたのかどうか、【確認】したかったのだ。

ここでの歩さんの語りは、何分くらいあったのだろう?
(これだけの記憶力があれば、センター試験も楽勝だろうなとか、別のことまで考えてしまいました~脱帽)
その間、内野さんは観客に背中を向けています。(この背中に、観客のみなさんきっとうっとりなんでしょうね)

途中で照明がバンと消えて、男が原因を確認しに部屋を出ようとする時、「部屋の中にいるんだぞ」と。
それって15年前の夜にも言った言葉で。

だから、男を追って部屋を出ようとする彼女に「絶対だめ!」と、必死な私。
でも彼女は追いかけなかった。そして顔からはいつのまにか怯えが消えていて。
やっと呪縛から解き放たれて、大人になれたのかもしれない。

それにしても、もう一人の出演者が出てきたときにはびっくりしました。(だって二人芝居だとばかり思っていたから) っていうか、まるで15年前の彼女が出てきたかと思って。
彼に気に入られたい、自分だけを見てほしい。そんな気持ちをストレートに表現するその少女を見て、彼女は恐ろしいほど取り乱します。
しかし、まぁ、またあの少女もかなりの勝気で。やっぱりきっと12歳の彼女を具体的に表しているのでしょう。

一方男の方は、結局は言い訳たらたら。

15年前のあの日は、本当に駆け落ちだったのだろうか?
「やりたいだけ」で、「やってしまった」後、どうしてよいのかわからなくなっただけではないのか?
だから、バーを出てから部屋になかなか帰れなかったのでは?
(内野さんファンで観に行ったわけではないので、好きなこと言ってます、私)

そして、ラストは・・!
(みなさんの自由におまかせしますと投げられてしまったような)



カーテンコールでせっかく歩さんが何回も出てくれたのに、舞台上がなんといってもごみだらけなんですよね。
もちろんその「ごみ」も演出上の小物なんですが・・ それにしてもきれいな歩さんに全然似合わない!
ちゃちゃっと、ほうきで掃いて欲しいくらいでした。


*歩さん、小倉に来てくれてありがとう!歩さんの舞台が観られて、親心のような気持ちでした。





『LIFE 井上陽水~40年を語る』

2009-08-27 17:00:14 | 最近みたテレビ番組
歌手の井上陽水さんがデビュー40周年を迎えるそうで、NHKで特番がありました。

陽水さんが30代を通して影響を受けた何人かの「男たち」の話。

夜の街、男はどうふるまうべきか?
飲む、打つ、男たちの社交はあまりほめられたものではないが、そこにはれっきと
した大人の男たちがいると。

楽しかったのは陽水さんの小さいころの話。
陽水さんは、小さい頃からかなりのテレビっ子で、「せめて受験の前夜くらいは勉強しようと思っていたのに、おもしろい映画が放送されていて・・」ですって。
お笑い番組、歌番組、そして映画と、とにかくテレビが大好きだったそうです。

「夜9時には上に上がって勉強するなり、寝るなりしなさい」と親から言われ、「あの時間からおもしろいのに~」とも。

映画館へも、両親に連れられて小さなころから行かれていたそうですよ。
そのころ筑豊では、人口1万人くらいのところに、映画館が2つもあって。

そんな中、大ファンだった伊丹十三監督が初めてメガホンを取られた映画『お葬式』には、なんと「何とかして、どんな役でもいいですから出させてください」とお願いしたそうです。

それで、電報を届ける郵便配達員の役でワンシーンほど出ているそうです。
ちらっと映像が流れましたけど、サングラス姿じゃなかったし、陽水さんとわかる人はほとんどいないんじゃないかしら?
(なにせ映画を観た親も気付かないくらいだったとか) 


だらだらと綴ってしまってすみません。
まだ今夜、最後の放送がありますのでよかったら見てみてください。

第四夜 NHK教育 平成21年8月27日(木)夜 11時00分~11時54分
  LIFE 井上陽水~40年を語る




宮川一朗太さん

2009-08-25 22:24:06 | 最近みたテレビ番組
舞台『黒部の太陽』を拝見してから、宮川一朗太さんも気になる俳優さんの一人になりました。

そんな彼が、なんと「ひかえおろ~う」の『水戸黄門』にゲスト出演です。
ゲストっていうか、完全に話の中心でした。

西田ひかるさん演じるお嬢様(と言っても、男勝りで剣の達人できりり)を守る、おっちょこちょいで頼りなくて鈍感な男性が宮川さん演じる平作さん。
お嬢様はそんな平作のことを、実は好きで・・ だけど、そんなお嬢様の気持ちになかなか気づかない平作さん。う~ん、もどかしい。
いや、このもどかしさが、時代劇のよさですよね!

撮影は3月だったみたいで、山の中のシーンでは息が白かったです。
役者さんって大変だなぁ。



NHK『祝女』って何??

2009-08-25 20:06:46 | 最近みたテレビ番組
日曜日の夜、まったり見る『サラリーマンNEO』が大好きなんです。
で、今週ももちろんチャンネルを合わせて・・ あれ?ない。

なんか、夏休みだったんでしょうか?

そのかわりに『祝女』という番組がありました~

さまざまな女性目線のショートムービーで、絶対「あるある!」ってなるそんな展開です。

ともさかりえさんは同じく以前NHKであった、『ロッカーの花子さん』を思い出させてくれました。
しかし、あの絶対に相手に反論させないたたみかけるような言い方、参考になるわ~(主人とけんかのとき)

そしてYOUさんと清水ミチ子さんの二人。
最初、顔は全然出てなくて、ふたりの会話だけなんですけど、その声だけで二人だとわかります。
(そういえば、このふたりは柔軟剤のCMでもアフレコしてますよね)
極めつけは、二人の格好。
アラフォー世代なら海に行くにも、きっとこんな格好だと、私も同感。
あのサンバイザーと腕抜きは必需品でしょう!


* いちいち番組チェックすることのない毎日なんですが、NHKって、意外と見ていて損はないですね。




田村三郎さん

2009-08-23 22:56:38 | 最近みたテレビ番組
佐々部映画では絶対に外せない俳優・田村三郎さん。
今夜の『行列のできる相談所』で、離婚の危機に直面している夫婦の役で出演されていました。
こういう偶然の発見があると、なんだか楽しい気分になれますね~
田村さん、ちょっと厳しそうなご主人役でした。(笑)

あ、そういえば・・
田村さん、GACKTさんと誕生日が一緒なんですよね。(7月4日だったと思います)