やっぱり週末の夜は映画がいいですね。
瀧本監督の『脳男』行ってきました。
『星守る犬』→『はやぶさ 遥かなる帰還』ときて、この『脳男』・・で、どういう方向へ行くの??(予想不可能)
血を見るのは嫌な気分でしたが、でも約2時間があっという間でした。
最後、ラストシーンからバーンと入ってくる主題歌が、私の大好きだった愛車の発売当時にCMで流れていた曲だったので、それで我に返った感じ。ふぅ・・
以下、ネタバレがありますので、ご注意ください。
人間らしい感情を全く持たず、また体の痛みを全く感じないスズキイチロー(偽名・本名はイリスタケキミ)は、警察が追っている連続爆破事件のアジトで捕らえられる。
警察が踏み込む寸前に、言い争う女の声が聞こえてくるが、踏み込むと同時にアジトは爆破され女は逃亡。
その場所にいたのは、爆破によって吹き飛ばされたガラスの破片が背中に突き刺さったスズキだけであった。
・・もうこれだけで、私なんかは体がキャーっと反応して、怖いのなんの。
それで、続きも書きたいところなんですが、ますます頭が混乱してきて。(←言い訳

)
もし劇場に行こうかどうか迷っている方がいれば、行った方がいいかも・・です。
最後、
スズキイチローさんは、喜怒哀楽がないヒトであったのに、最後ほんの少しだけ頬が柔らかくゆるみ、目にも薄いながらも光が灯ったようでした。
ただ、前向きな展開では決してなく、 どこか逃げ場がないような(それは観客側も映画館という逃げ場の無い場所で観ているから余計そう思うのかもしれませんが)、息が詰まりそうな感覚でした。
あおいちゃんに似ているとよく言われる二階堂ふみさんの印象がいつもと全然違いましたよ。
ホント怖かったです。