『マイマイ新子』から『マイマイ新子と千年の魔法』へ
本日、防府史談会の総会の記念講演を聴きに行きました。
お話は防府市教育委員会文化財課の吉瀬課長さんです。

○映画『マイマイ新子と千年の魔法』をめぐる現状
○小説『マイマイ新子』
○小説からアニメへ
○物語と歴史の境界
3月に東京アニメフェアで流された「ひづる先生のロケ地めぐり」という、10分間のプロモーションビデオも見ることができました。
また貴重なメイキングビデオも。
会場にいらしてたのはほとんどが防府史談会の方でした。
数人の方がまだ映画をご覧になっていないということでしたが、現在この映画がどのように口コミで広がり、全国でじわじわとロングラン上映になっていっているのかという具体的なお話が聞けましたので、きっと「絶対観たい!」という気持ちになられただろうと思います。
7月23日にはDVDも発売になりますから、本当に楽しみです。
講演会のあと吉瀬課長さんとお話する機会がありましたので、以前から気になっていたことを質問してみました。
3月の「マイマイ探検隊ツアー」のときに、吉瀬さんが手にしていた『夕凪の街 桜の国』のクリアファイルの秘密についてです。
「なぜあのとき、『夕凪~』のファイルを持たれていたのですか?あの作品も、何か関係されているのですか?」と。
すると、「ただあの作品が好きだから・・」という回答で、かつ「佐々部監督の作品が好きだから」とも。
「チルソクの夏は二桁はいかないけど、そのくらいは観たかなぁ」と。
そして、出るわ出るわ数々の秘密が・・!!
なんと、吉瀬さんは佐々部監督の高校の先輩だということ。
そして密かにずっと佐々部監督を応援しているということ。
佐々部映画は全部観ているということ。「あの大阪の舞台以来、大きな作品がまだないですね」とか・・
なにせ、『夕凪~』の銭湯のロケ地もご存知だったのですから、これは相当コアなファンだと確信しました。
次回作『日輪の遺産』についてもいろいろお話することができました。
諾子ちゃん役だった森迫永依ちゃんの名前がキャストにあることなども、なんだか繋がりを感じてしまいます。