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映画「チルソクの夏」は永遠です♪

私の中の『夕凪の街 桜の国』

2007-07-23 20:03:19 | 佐々部清監督
映画『夕凪の街 桜の国』の感想を書こうと思うのですが・・なかなか、書けないというか、自分の気持ちが一言では表せないのです。

21日の広島での鑑賞が2回目で、やっと気持ちを落ち着かせて観ることができたというのが正直な感想です。1回目は、一体何が起きたのか??と、放心状態になってしまいましたから。
<まずは、1回目の鑑賞時の感想です>

「印象に残ったシーンは?」と聞かれても、
え、どのシーン・・どのシーン・・?すぐには答えられない。
2時間あったはずの映画が、一瞬にして私の中に投入されたような感触だったからか。

映画が終わって、エンドロールが流れる。「主題歌」はない。曲が流れるだけ。よく、本編と何の関係があるのだろう?のような歌が流れてきて、興ざめする映画もある。
きっと、歌であっても、佐々部監督であれば、ぴったりなものを選ばれると思う。でも、ここでは曲だけが静かに静かに流れてくる。

「エンドロールに『劇団巌流第二級』ばっちり出るから見といてよ」と、副長さんに言われていた言葉も、ずいぶん遠い記憶のような気がする。

・・音だけが静かに流れる。

私の目に入ってきたのは、最後の『 監督 佐々部清 』だけ。

監督、この映画を作ってくれてアリガトウゴザイマス。
監督のお父さん、お母さん、佐々部清というひとを、この世に誕生させてくださってありがとうございます。

・・私の中に一番残ったシーンは、最後の『 監督 佐々部清 』だったんです。


<つづく>