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チルソククリニックは診療中◆お引越ししました

映画「チルソクの夏」は永遠です♪

高樹のぶ子「光抱く友よ」

2006-01-18 23:22:21 | 最近読んだ本
昨日、今年の芥川賞と直木賞の発表がありました。

直木賞は、佐々部監督の予想どおり、東野圭吾さんの「容疑者Xの献身」でした。
私もすっかり東野さんにはまってしまって、Amazon.で大量に注文してしまいました。
読むのが楽しみです。

ところで、昭和59年に芥川賞を受賞されたのは、高校の先輩・高樹のぶ子さん「光抱く友よ」でした。
物語に出てくる風景(校舎や馬場など)が、自分の高校とそっくりだったのを覚えています。

今度その物語が、ドラマ化されることになりました。
2月12日 16:05~ フジ系(日曜スペシャルドラマ)です。
主演は、前田亜季さんと加藤夏希さん。
撮影も始まっています。山口県でのロケなのですが、残念なことに、うちの高校は使ってもらえず、光市にある光ヶ丘高校の校舎でやっているそうです。

「光抱く友よ」は・・

「大学教授を父親に持つ引っ込み思案の優等生・相馬涼子と、アル中の母親をかかえ、早熟で、すでに女の倦怠感すら漂わせる不良少女・松尾勝美の、2人の17歳の女子高生の出会いと別れを通して、初めて人生の「闇」に触れた少女の揺れ動く心を清冽に描く・・」と、紹介されていました。

久しぶりに、また読み返してみようと思います。

東野圭吾「白夜行」

2006-01-15 21:56:46 | 最近読んだ本
ドラマを見なければ、この本には出会わなかったかもしれません。

休むまもなく一気に読んで、解説の方と一緒じゃないけど、「余韻に浸る暇もなく、再び、初めの1ページ目から本を開いて」また、読んでいます。


驚いたことは、原作では、二人が同時に登場するところは、たった2箇所しかないということ。

それも「直接」は、最後のサンタクロースのシーンだけ。
「この男は・・・誰ですか」

その前に出てくる、唯一の接点は、図書館の女性が「あっ、でも、時々友達と一緒におったこともありましたわ。男の子と」のところだけ。

二人の物語なのに、二人の気持ちだとかそんなものは一切出てこずに、文章として表れているのは、それぞれの情況や、まわりの登場人物のことだけ。
それなのに、読み手には二人の気持ちが、自分の気持ちとして耐えられなくなるくらい伝わってきます。
恐ろしい本に出会ってしまいました。

ドラマにもはまりそうですが、この原作にももっとはまってしまいそうです。
そして、原作者の東野圭吾さんにも、はまってしまいそうです。

本屋さん

2006-01-13 20:02:33 | 最近読んだ本
週に1回は、本屋さんへ行きます。
何冊か目に留まったものを買って、新しい雑誌もぱらぱらと立ち読みして、その中でちゃんと買って読みたいものを選びます。

今日は、昨日のドラマを見て原作が読みたくなった「白夜行」と、あとは戦争関係の、あんまり難しくないものを2冊、雑誌も2冊買いました。
今まで、戦争関係のものって、ほとんど興味がなかったのですが、「出口のない海」に出会ってから、なんだか考えることが増えました。
あとは、拉致問題の関係も・・ 家族や、命の大切さを考えさせられます。

「白夜行」は文庫本にしましたが、意外と分厚い。
普通なら上下巻にしそうだけど・・  でも、そうなっていないところに何か理由があるのでしょうか?
とにかくこの週末に、読破するつもりです。楽しみ。


キネマ旬報

2005-12-26 22:31:55 | 最近読んだ本
サティの本屋さんへ行くと、「キネマ旬報」がかろうじて1冊残ってました。

香川照之さんの文章が掲載されていて、どうも佐々部清監督のことが「冷奴」に例えられているらしい。
sasabe.netの掲示板に、晋の字さんの書き込みがあったので、これはどうしても読まなくっちゃと、祈りながら売り場へ行きました。

香川照之さんの文章、凄いです。
それにこの内容・・!!詳しく書けないのが残念なくらい。
この2ページのためだけにでも、この本は買うべきだと思いました。本当に。

 
少しだけ書くと・・「出口のない海」の撮影秘話で、キーワードは「中華鍋」というのが!!
しかし、これ以上は書けませ~ん!



読書三昧

2005-11-23 23:02:23 | 最近読んだ本
「勤労感謝の日」で、朝からぼんやり・・
特に予定もなく、掃除機をかけて洗濯を干したあとは、ゆっくり本を読んで過ごしました。

ただ、じっくり考えるのもなんだか面倒で。まったりした感じで・・
選んだのは消しゴム版画家のナンシー関さんの本を数冊。

ごろごろしていて、体はすっかりなまってしまいました。
こんなことではいけない!と、ちょっと反省し、上大岡トメさんの「きっぱり!」も読みました。
本の表紙のポーズを取ると、「きっぱり!」気分になるから不思議です。
明日からもがんばります