アスピラートで行われた『マイマイ新子と千年の魔法』の世界 トーク&ライブ に行ってきました。
ひづる先生役のKRY脇田アナの司会です。
会場はほぼ満員。整理券配布はずいぶん早くに終了していたので、新型インフルエンザの影響を差し引いたとしてもかなりの人数だったと思います。
それだけみなさんの関心が高いのでしょう。
10時の会場に少し遅れて行ったので、よい席がもうなくて。それでもなるべく前に座りました。
(少し前の席に友人がいて、昨日の舞台挨拶の回で配布された特製エコバックを、行けなかった私にプレゼントしてくれました。ありがとうございます

)
髙樹のぶ子先生と、福田麻由子ちゃん、水沢奈子ちゃんが並んでいると、なんだか三姉妹みたいです。
(それくらい髙樹先生が若い!!)
(映画のヒットを、髙樹先生の魔力で・・とかなんとか言われていた方もいたような?!)
片渕監督はちょっと借りてきた猫みたいな感じかな?七五三ぽい感じのスーツ姿です。(こんなこと言ってすみません)
「昨日の先行上映を、わざわざ神奈川から飛行機で観に来てくれたひとがいて。今日もこの会場に来ていると思うのですけど・・」
(なのに、挙手しないんですよね~ まあ、世界をまたにかけている方ですから、山口に来るくらい朝飯前かも? ←古い言い方^^;)
髙樹先生の3つのメッセージ、とても大切なことを聞かせてもらいました。
また麻由子ちゃんたちの思いも・・
友達、家族、大切にしたいもの。それぞれまだ十代の彼女たちなのに、しっかりと考えているのに感心しました。
そして、監督が麻由子ちゃんたちをどうしてキャスティングしたか?について。
麻由子ちゃんはドラマなどを見ていて、そんなにはじけた子じゃないが、実は芯がしっかりした元気な子なんじゃないか?と。
そんな子が新子にはぴったりに違いないと選んだそうです。
麻由子ちゃんは「お話をいただいたとき、お父さんのお父さん、つまりおじいちゃんが山口にいるのでびっくりした。でもその話を聞いたお父さんは、もっとびっくりしていた」とのこと。
そして、貴伊子役は実に60人以上ものオーディションを行い、最後の最後に来ていた奈子ちゃんに決まったとのこと。
奈子ちゃんは「この日のことはよく覚えています。まずオーディション会場に行くとき電車で行って、降りた駅からその会場まで行くと、ビルの入り口から外の道路まで同世代の女の子達がずらりと並んでいて。
一番後ろに並んでいたけど、ものすごく時間がかかって」
「どんな女の子なのか、貴伊子ちゃんのいくつかの表情の絵を見せてもらったりして、自分なりにどんな声の子なのか想像して待っていた」とのこと。
監督は「もう見つからないのか?と思った最後の最後に奈子ちゃんが来て。
二つのセリフを言ってくれたのを聞いたとき、自分も周りのスタッフも、ほっとしたというか、やっと見つかったと」
脇田アナ「運命を感じたんですね」「運命といえば髙樹先生と麻由子ちゃんもなんだか共通点があるとか?」
昨日控え室での会話でわかったそうなんですが、麻由子ちゃんにもなんと新子ちゃん(髙樹先生)と同じ場所にマイマイがあるそうなんです。
みんな、この作品に出会えたのは偶然ではなく、必然だったということなのでしょう。
トークのあとは、コトリンゴさんの生ライブ。

歌手になる前は、ピアニストをされていたそうで、ピアノ演奏もただの伴奏とは違います。
そして、澄んだ歌声。千年の魔法は、この声とともにやってきそうです。
映画の最後に流れます。自然と涙が溢れてくるのは、この主題歌のおかげもあると思います。
ぜひ劇場で聴いてください。

イベントのあとは、ロケ地巡りにも行きました。
「勝間神社跡」なんて、もう何十回も側を通っていたのに、この映画を観るまで全然意識していませんでした。
また、開地の方は数年前までもう少し以前の町並みが残っていたように記憶していたのですが、なんだか家がなくなっていたりして、しばらく見ないうちに様子が変わったように思います。
ここの町の様子は、防府市出身の伊集院静さんの作品にもよく登場します。
伊集院さんの作品を読まれてみるのも、当時の様子についてとても参考になると思います。
*写真がなくてすみません。
*これから機会があれば、できるだけUPしていきますね!
*誤字を教えてくださったMさん、ありがとうございました。訂正しました。(2009.11.16)