珍友*ダイアリー

管理人・珍友の書(描)いた詩や日記、絵や小説をご紹介☆

childish tears

2006-05-27 14:22:20 | 詩…*つれづれ日記系*
お腹を壊した小さな僕
あなたの背中におぶわれて
“大丈夫だよ”って言われるように
なでられる手を感じてた
しわしわの ぬくもりのある 優しい手
安心するリズム

あなたが僕の家に遊びにきて 何日かして帰る時、
いつもこらえきれずに泣いてた
だからあなたは いつしか 僕がいない時に帰るようになってた

聞き分けのない子供でした

大きくなって 突然 あなたに会えなくなる日が来ました
あなたが小さくなる分 僕は大きくなるのに 
少しずつ弱っていくあなたに 僕は何もできなかった

あの時 どんな言葉をかければ
あの時 誰がそばにいれば
へたくそな絵や 手紙や 作ったプレゼントじゃなくて
何をあなたに届けていれば 
あなたは笑ってくれたの

もし僕の涙に 少しでも価値があるなら いくらだって流すから
貯まった涙で あの人を 助けてください
もしそうじゃないなら 泣いたって意味がない

僕の泣き顔を見ると あなたも悲しい顔をした
だったら もう泣かない
あなたを悲しませない価値が 泣かない涙にあるなら

あなたのお店はもうないけれど
お店と繋がってた あの家の戸を また開くことがあるなら
話をしようよ
会えない間に 積もった話 いっぱい あるんだから

Tomoky

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