珍友*ダイアリー

管理人・珍友の書(描)いた詩や日記、絵や小説をご紹介☆

コモリウタ

2007-08-09 17:26:03 | 詩…*恋・愛の詩*
明け方に君の声
「子守唄 歌ってよ」なんて
かぼそい声で歌ったら
「ありがとう」なんて ずるい

僕の手を離して
遠い街に行った 君
固く結んで歩いた
大切なのは そう
つないだ手のぬくもりや
同じ歌を口ずさんで
二人でいっしょに笑えること
それは今も変わらないけど
もう 僕の手は 君のキオクを忘れた

でも 唄う 唄うよ
君が望むなら
もう二度と会えないから
あの時伝えられなかった
気持ちの分まで

傷ついたのは お互い
忘れたかったのは 君
忘れられなかったのは あたし
先に思い出したのは 君

君は ひと時でも
安らかな眠りにつけたのかな

いつでも電話しておいで
君だけのための とっておきの歌詞(セリフ)を
歌にのせる用意
いつでも してるから


Tomoky
H.19 2007 7/2(月)


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Star☆Dust☆Place

2007-01-31 14:27:57 | 詩…*恋・愛の詩*
少し壊れただけで
捨てられてしまうのなら
牙をむいて飛びかかればいい
ずっと気になっていた この狂った歌

砕け散って 儚く舞うもの
どんな形で どんな思いが込められていても
その瞬間は キレイ

きらきら輝く 光に透けて

星屑に せめて最後だけでも
僕らが愛した君に 笑顔を
素直な思いはこそばゆいから
涙は散るとき 風にさらわせて

君と過ごした日々
後悔はしてないよ

なぜかいつも 後ろめたさを持ったまま
笑ってた 無邪気な顔で


Tomoky

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なによりもさきに

2007-01-26 08:41:00 | 詩…*恋・愛の詩*
何よりも先に
君に会いにいこう
この仕事が終わったら

何よりも先に
君に電話をしよう
この仕事が終わったら

何よりも先に
君に手紙を書こう
この仕事が終わったら

子供と大人の気持ちの境目って
本当はないのかもしれない
会いたい気持ちは
枯らしたくない
大事なもの守るために
守らなきゃならないものが増えて
それに埋もれて
忘れないように

君に会いたい
たまには時間も
僕と君だけを一番に抱きしめてくれるように

なによりもさきに
君に会いに行こう
今日だけは特別
君に会いに行こう


Tomoky

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甘え下手

2007-01-22 08:17:36 | 詩…*恋・愛の詩*
冷えた部屋で
とりとめのないことを
信号に乗せて送った
遠い場所を繋ぐから
ほんの少しぬくもりを感じて

やらなきゃいけないことあるんだ
不安なことあるんだ
話してたら いつも
時計の針が速くて
君の時間を奪ってしまう

どうしてこうなのかな
君は僕の話に
そっと耳を傾けて
だけどそのうち 気まずいように
終わりを切り出すんだ

気づかない僕は 自分勝手

助けてほしいのに
肝心な思いは いつも少しズレて
手のひらから零れ落ちたそれは
あいまいな笑顔で 幕を閉じる

甘えんぼのくせに 甘え下手なんだ


Tomoky

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キミの言葉

2007-01-18 10:40:28 | 詩…*恋・愛の詩*
たまらなく愛しい
ふと会いたくなる
一緒にいたら楽しくて
離れていると淋しいんだ

それが恋だって
一時的なものだけど

じゃあ 愛は?
そう尋ねたら

それ 全部越えたもの
よく分からないけど

そう答えた

じゃあ あなたはあたしに恋してたし
あたしはあなたに恋してた
さっきの時間

受話器越しの言葉
あの時 たまらなくキミに会いたかった

今はもう流れ出してる
それぞれの時間

おやすみ

Tomoky

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捕食

2007-01-17 08:15:42 | 詩…*恋・愛の詩*
空腹を戒めて
君に一回会いにいくよ

欲望って 乱暴なんだ
一人きりでいると
抑えるのが難しい

小さな部屋の中で
君の目と対峙して
捕らえられたのは僕
敗けないようにしていたのは
互いの本能

抱きしめあえば
もう離れることはない
一つになって
永遠に二人きり
貪るように蜜を求めて
君が欲しいと
牙をむいた愛欲

Tomoky

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good morning

2007-01-16 05:35:02 | 詩…*恋・愛の詩*
大好きだよなんて
特別な日だから言えるんじゃなくて
口をついて出て 心に染み込んだ
その日が きっと特別になるんだ

おはようなんて
寝ぼけていて 言ったことすら
忘れている朝もあるけど
そんなやさしい言葉
言える相手がいるのは
実はすごいことなんだ

絶望から目が覚めた
夢を見ないで夜を越えた

あたしが勝手に思ってる
少し心に余裕ができた日に
ちょっと微笑む気持ちになれる

おはよう

あなたと朝を迎えられる日が
このささやかな奇跡が
ずっと続くこと
あたし この言葉に込めて祈る

Tomoky

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やさしい背中

2007-01-14 09:00:50 | 詩…*恋・愛の詩*
誰かがそばにいる朝を
愛しく恋しく思うようになったのは
一体いつからだったろう

少し前までは疎ましくて
まとわりついていた君の存在
いなくなってキュンとなるんだ
離れてみて やっと
寂しいんだって気づいた

洗い物して
部屋に戻ってきた時
そこに 君の背中があったら

なぜだかほっとするよ
もうしばらく見てない光景だね
きっとまた 
ずっといると疎ましく思うけど
今 君に会いたい

勝手を許してくれてた君
いつまで経っても 甘えてた僕

Tomoky

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回想録

2007-01-13 08:10:00 | 詩…*恋・愛の詩*
長い髪揺れた
悲しいことなんてなかった
波打ち際を走って
血が温まるのを感じた

棒切れで砂浜に
間違った字を書いた
初めて会った君に
笑われたけど
今思えば あの時
もう君に魅かれていたのかもしれない

キラキラと光が
海の果てに反射する

またこの街に戻って
ぽかぽかと日向ぼっこ
初めて会った時のように
海のそば 君の隣で

長い髪揺れた

悲しいことなんてなかった

Tomoky

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春の音

2007-01-11 10:11:49 | 詩…*恋・愛の詩*
届くといいな
そしてそのうち春の音が
古びた僕の耳に
また聴こえてくるといいな

あなたの夢やこわさが
いつからか見えなくなって
うすくぼんやりと奏でるようになったの
わざと知らないふりをして
気づかないまま
あと数日 過ぎればいい

前を見据えて たどり着く場所
いつか還る そこで笑えてたら

やっぱりぼんやりとしてる
春の空のように
「大丈夫だよ」って こわがらなくても
言葉の切れ端をつないで
ちゃんと あなたを見て
穏やかに そっと過ごせたらいい

Tomoky

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