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珍友*ダイアリー

管理人・珍友の書(描)いた詩や日記、絵や小説をご紹介☆

love

2006-10-23 07:55:50 | 詩…*恋・愛の詩*
泣き加減 調節できなくて
とめどなく涙流れる
耳を劈く音が
自分の唇から漏れているのを
今はじめて知ったみたいに
驚いた顔で君を見つめる

哀れむような目で
僕を見ないで
…きっと僕は
そうやって人を遮断するから
うまく甘えられないんだ

甘えんぼのくせに 甘え下手で

大事な掌が それでも
僕の頭を撫でて
抱きしめてくれる
あたたかさに触れて
暴れてた心が静まる

大丈夫だよ
ああ なんだか 今も憶えてる
そうやって少し 僕は大きくなれた

優しい雨のように 
降り注ぐlove love love…

Tomoky

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おとぎ話と恋のハナシ

2006-10-22 08:02:36 | 詩…*恋・愛の詩*
研ぎすまされた愛をちょうだい
あなたのその掌で
すくって 零さないように
飲み干したら
あたしを見て微笑んでね

恋におちたのは
もうずっと昔で
おとぎ話のように
目を輝かせて思い続けた
振り向かせたあなたは
ピンクに染まったあたしの頬に
降り注ぐほどのキスをした

研ぎすまされた愛をちょうだい
あなた以外見えないから
望めば果てしないほどに
抱きしめたら
離れたくなくて

魔女にもお姫さまにもなるわ
ただ変わらないのは
あなたを思う気持ち

Tomoky

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wedding day

2006-10-14 08:23:32 | 詩…*恋・愛の詩*
ただ単純に泣きたかった
ただ単純に笑いたかった
ただ単純に君を愛して
ずっとそばにいたいと思った

二人の表情は 
万華鏡のようにくるくると変わり
互いに跳ね返って
きれいな模様 作れない時もあるけれど
二人にしか分からない 通じ合う気持ちが
揺れ動く光になって
また認め合うでしょう

いつまで経っても 頬を染めるように
新しい模様 生まれる

ただ単純に笑って
ただ単純に泣いて
そう ずっと君を愛して
二人でこの道を歩いていきたい

Tomoky

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それぞれの道

2006-10-13 08:21:31 | 詩…*恋・愛の詩*
君が電話をかけてくるなんて
よっぽど弱気になってるんだね
他愛もないこと話すだけで
「何かあったの」なんて聞かないまま

いつも一人で走っていくから
息切れしたら 置いていかれた
悲しくて 怒ったけれど
君が教えてくれたことはたくさんあった

君が見ている世界に触れたくて
触れられなくて
今もまだ分からないけど
それでいいやと思ってる

あの季節 僕には君が全てだったけど
今は僕も 僕の目で世界を見てる

「何かあったの」なんて聞かないまま
笑い声だけ響いてる
君はまた 加速度上げて走っていく
僕はそれを見送って 自分の道を歩き出した
歩いて 走って 自分のペースで

Tomoky

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star tower

2006-10-11 08:23:09 | 詩…*恋・愛の詩*
優しくて丸い月
封じ込めるつもりだった恋物語を
そっととり出して
君に聞かせたくなった
悲しいけれど とっておきの恋

キスをした場所
手をつないで
暗闇の中
上っていった
街の明かりが瞳に滲んで
空虚な胸に 涙が落ちた

拭って そっと 「居場所は ここ」と
あなたの掌 あたたかさを 感じていた

初めて結ばれて
儚く散った恋を
ずっと見ていた この場所だけは
今も変わらず 風に吹かれてる
新しい日々で
出逢えた友に
見せたくて 連れてきた
今でも 大好きな場所

海も山も街も輝いて
全てが見渡せる

Tomoky

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横断歩道

2006-10-10 11:06:05 | 詩…*恋・愛の詩*
昔から 君は
横断歩道の白い部分しか踏まない
「何か意味あるの?」って聞いたら
いたずらっぽく笑ってた
遠い日の記憶

夢の中でも 君は
横断歩道の黒い部分は踏まない
あたしは道の向こうで待ってた
リズムをとるように近づいてくる君を

最後に会った時より 少し大きくなって
いたずらっぽい笑顔に
鋭い眼光を光らせて
でも あたしを見つけると その目が優しくなった

同時に 数え切れないほどの人が
すごい勢いで彼を掴んで 
暴れる彼を がんじがらめに
幾重もの腕で封じ込めた
取り押さえられる時
初めて 黒い部分
その足で 腕で 触るのを見た

あたしは ただ それを 遠くから見ていた
きっと わざと 無表情で

今 元気にしていますか?
また一つ歳を重ねて
直接 おめでとうは言えないけど
傷つかず 傷つけず
まっとうに 元気でいてください

Tomoky

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a liar

2006-10-08 09:04:57 | 詩…*恋・愛の詩*
無理矢理に泣いてみて
「生きててよかった」なんて言ってみたけど
心のどこかでは「なんか違う」って
思ってた

言った言葉が じゃない
そんな大事な言葉を こんなところで口に出した自分が
赦せなかった

抱きしめられて
場面を
“効果的な演出”を計算した
驚くほど 胸の奥が冷たくかった
体は 正反対に熱いのに

Tomoky

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浮かんだ心

2006-10-06 08:18:38 | 詩…*恋・愛の詩*
雨の降る日は心細くて
心と体が離れてる気がするの
君に会えない日も同じ
流れるように動いてるけど
心は君を捜して
空中に浮かんでる

いっそのこと閉じ込めて
君の腕の中
大きなタオルで 濡れた髪を拭いて
今日はもうどこへも行かない
そんな 一日の終わりの部屋の中で

君の笑顔は映し鏡で
あたしの中にも花が咲く
浮かんだ心を引き寄せて
いるべき場所に戻ったの

Tomoky

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これから

2006-10-05 10:54:02 | 詩…*恋・愛の詩*
優しさが影を落として
あたしの髪に 降りかかった

夜空舞う 風の名残
見えねども 木の葉 花びら
君とともに過ごした季節
見上げた横顔に甦る

満ちた月 秋に近い夜の静かな花火

あたしの視線に気づいた君が
空の明かりを背にして 顔を向けた
そばにいる時間は まだ短いけれど
「これから」を 柄にもなく祈ってる
別れの季節に出逢えた恋に
優しいキスに
腕のぬくもりに
君を抱きしめて そっと願った

Tomoky

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すごく愛してる

2006-10-04 08:17:45 | 詩…*恋・愛の詩*
すごく愛してるなんて
くもり空の日々に つぶやいてみても
薄ら寒い風にさらわれて
君に届く前にかき消される
終わりの足音が聞こえてた頃

君の肌が綺麗で
その白さを時々
血や汗や暗闇で
汚したくなって
そのくせ 夜が明けるまで
離したくなかった

夜が明けても

時が経っても

今でも時折思い出すのは
君の笑顔 その体
愛してたなんて 口に出せない
大事な言葉は いつも
君に届けないで
僕の胸の中でかき消してたから

Tomoky

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