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珍友*ダイアリー

管理人・珍友の書(描)いた詩や日記、絵や小説をご紹介☆

Holy night

2006-12-23 12:01:42 | 詩…*恋・愛の詩*
愛を叶えておきたい
ただ一度だけでいいから
謙虚に願っていたら
叶った後 欲張りになった

手を繋ぐだけで 胸が熱くなって
お腹がすくように 君を欲した
際限はなくて タガは外れたままで
きっと滑稽で それでも止まらなくて

冷めた目線を振り切りながら
未来からの警告に 耳を塞いでた

街は奇跡を祈る
空の足音に耳を澄ませる
誰もが誰かのぬくもりが欲しくて
僕は君じゃなきゃダメだった
暗い街角 小さな包み
堅く繋いだ 僕らの掌

「守りたい」より「奪わないで」を
空の誰かに祈ってた

Tomoky

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ただ そばで

2006-12-19 11:26:51 | 詩…*恋・愛の詩*
何も言葉が浮かばないときは
ただそばにいればいい
それが許される人ならば
心は安らかに呼吸する

今日君に届くはずの手紙の言葉を
そらで言えるほど覚えてる
何回も読み直したの
君に向き合うときは
無理に繋がなくてもよかったから
言葉 今までは
君のこと大事にしたい分 ちょっとだけ緊張する

多分最初で最後の手紙
届いたら どんな顔するかな
特別な気持ち なんだか伝えたくなったんだ
これからは ずっとそばで
ただ 最後まで 君のそばで

Tomoky

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バク

2006-12-13 08:05:01 | 詩…*恋・愛の詩*
寝てる間に切り刻まれて
拭っても 拭いきれない鳥肌が立つ

目が覚めた時 息が荒くて
欲望のはけ口の隣人を見た

世界には今日も日が昇って
昨日から持ってきた「宿題」に
答えを見つけるため 重い腰を上げる

バクが夢を
今朝見た幻を
噛み砕いてくれるなら
もう少しやさしくなれるのに
君の髪を梳いて
見当違いのことを思った

Tomoky

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重ねた手

2006-12-12 08:09:50 | 詩…*恋・愛の詩*
暑いよって嘆いてたから
ひんやりした手を差し伸べた
いつも冷たいあたしの掌
どうしたのかな
忘れてきたみたい


手をつないでいたい
大切なことを全部
忘れてしまっても
体が憶えてて
持ち主の違う二つの手は
合わさることで
何かを祈る

あなたの手が
少しだけぬくもり分けてくれたから
泣きそうなくらい
本当は嬉しいんだよ
一つにはなれない
だけど離してしまったら
もう感じられない
あなたのぬくもりが ずっと欲しかった
強く願うと消えそうで
こわいから胸の中でも消えそうな声で
重ねた手に祈る

そばにいて

Tomoky

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蝶々

2006-12-11 07:52:35 | 詩…*恋・愛の詩*
はじめてキミに出会ったあの日
戸惑う量の光を見た
よそいきの羽で目の前を横切り
目が眩んでも 逸らせなかった

あの日からキミに夢中

追いかけて
ヒラリ
手を伸ばしたら
肩すかし
気が向いたときにだけ
そばに来て 羽を休める

そんなにキレイじゃない
気づいても すぐに忘れた
僕のカチカンの方を塗り替えて
キミは飛び去った

キミが いつも キレイ

Tomoky

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北風と太陽

2006-12-08 09:58:38 | 詩…*恋・愛の詩*
書き残す前に
僕の手から
紙切れをさらっていった 北風
心抜け落ちたように ぽっかり
後ろから 君の笑い声

振り返ると 花のような笑顔
僕をからかうときの バラのような
書き残すまでもない
使い古された言葉

君といると 今まで知らなかった気持ちが
見慣れた言葉に ピタリとあてはまる
僕が何人もいるみたい

書き残すヒマもない
めまぐるしく変わる僕らの表情
君といると また うたが描けそう
憧れだった世界 幻だった気持ち
苦しくて 愛しくて
今 確かな手触りがある

Tomoky

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温かい空気

2006-12-06 08:03:28 | 詩…*恋・愛の詩*
音が生まれた 風を切って
そこから空気が
温まる不思議

上手じゃないんだ
へたくそでいい
君とあなたに届けばいい
そんな歌が口をついて

僕は少しだけ
誰かを どんな形でも
温かい幸せで包むことができるならば
それが君やあなたならいいなぁ なんて
うぬぼれに近い使命感で
一緒にいられること
嬉しくて はしゃいでしまうんだ

おしゃべりが 一つの歌が
冬の風に乗って
ぬくもりを帯びて 空に還る
それは きっと優しい空気

Tomoky

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今日のできごと

2006-12-05 08:21:57 | 詩…*恋・愛の詩*
うん 少しだけ昨日を思い出しただけ
目眩を抑えて君が笑う
なんでもないよ

僕の前に 君のそばに
見えない壁があるから
いつも一人でがんばってるように見えるんだよ
僕にも触れさせて
君が感じてきた「昨日」を

分け合うとか背負うとか
魔法みたいなこと
ただ君のそばにいたくて
何度打ちのめされても
そう願ってしまうんだ

ただ僕がそばにいたくて
君の明日に 映っていたくて

Tomoky

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色恋き乙女

2006-12-02 07:57:28 | 詩…*恋・愛の詩*
色恋き乙女
その身を削り
愛する人を微笑ませようと
思いを閉じて
ただひたすらに
そばで咲き散る
花びらになる

ピンクに散った幻の花
その頬に触れて
あなたの手から零れて
ほんの少しでも
上を向く手助けができたこと
誇りに思います

姿を変え あなたに降る 空を背負って 優しく触れる

いつでも見上げて
そばにいるから
あなたが微笑むなら
あたしは もっと鮮やかに咲く

Tomoky

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ラプソディー

2006-11-28 07:49:30 | 詩…*恋・愛の詩*
ほらもう忘れてる
刻みつけたかったはずのことばを
やわらかくて生あたたかい
君の体に宿る空から
涙が降って 僕の心に染みた

抱きしめると
用意してきたことばなんて
全て空振りに終わるんだ
これだけ近くにいるならもう
ことばなんていらない

甘い匂いばかりじゃなくて
灰色にピンクを交ぜたような
苦い味の体温に触れて
それでも君を離せないよ

ほらもう忘れてる
塗り替えていくんだ
君といる喜び

Tomoky

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