■まじめにお仕事
かなり前のNHKの番組を見る(多分再放送)ドイツ放浪職人「ヴァルツ」
途中から見たので正確な情報ではないのが申し訳ない。
非常に興味深い制度である。かなり昔からの習慣のようだ、ドイツのマイスター制(親方職人)のようだが
放浪修行する範囲は ヨーロッパ全土(はっきり分からない、申し訳ない)らしい。
移動方法は徒歩かヒッチハイク。衣裳は決まりのもの、所持する 荷物も最低限度ほんの少しである。
現代風なら「バックパッカー」かな、各地を放浪し修行するようだ。
工房(日本では工務店かな)に 飛び込みで仕事を探す、勿論工事現場でも飛び込みで仕事を探す。
決まりの衣裳なので何処へ行ってもすぐに放浪修行中と分かる。 なかなか合理的な制度かもしれない。
(日本の料理界の「流れの板前さん」のようなものかな?ごめんなさい!いい加減ですね)
この制度は3年と1日(1日は修行が終わり家に帰るのに1日らしい)放浪修行の後に
マイスターの資格を取得する為の試験を 受けられるとのことだ。自動的にマイスターになれないようだった?
確かに、ただの放浪だけではなかなかマイスターにはなれないようだ。
仕事(技術の取得)量も個人差があるようだし、仕事内容も個人差が あるだろう。
運がよければ、高い水準の仕事(技術)にありつけるだろうが、
なかなかそう簡単にいかないようだ。
仕事がないことはお金が無いことで、放浪中、野宿はあたりまえのようだ。さながら、修行僧のようだ。
最近ではこのような修行は「宗教」的な 世界にしか存在しないと思っていたが........
TVでは2人の放浪職人を取材していたが、1人は農村の個人からの依頼で「納屋」を造っている、
もう1人は職人10人ほどの工房で、200年前の建物の 大屋根の改修を任されている。
この工房のマイスターはコンピューターで設計し、施工は自身が雇っている職人で行う。
自社の工場(木工所)には最新の 機材がある。この経験には大きな差があるように思える。
地元で働く大工は、放浪職人にかなりの興味を持っているようだ、(どこか尊敬もされている感じもある)
それは、 各地を修行しその地方の技術、様式などを 修得している。と思われているようだ。
私の業界の大工さんにはこんな制度はない、経験だけである。(経験があると言っても100%信用できない)
宮大工さんの世界はまったく違うだろうが。
ドイツのマイスター制(職人さん)は自身に誇りをもっているし、周囲からも尊敬されている感じだ。
かたや私の業界での職人さんは「ど~だろう?」
職人さんの意識は別にして、周囲からはそれほど尊敬もされていないのが現実かな。
確かに、きつい、きたない、職種かもしれない。工事中は 周囲から「うるさい、臭い、ほこりっぽい」と、
いつも白い目で、にらまれる。苦情が出れば頭を下げる。
苦情主の目つきは「低能な肉体労働者は常識も分からんのか!」である。
私から言わせると逆である、事前に工事の挨拶はしているし、実際工事になると 騒音、ホコリ、悪臭(ペンキ)は
当然挨拶の際に説明しているにもかかわらず、その言い方は「なんやねん!」しかも責任者でなく職人さんに直接である。
周囲がこのような扱いをするから、職人さんは自身に誇りを持たないで、
「適当でえ~か!」で工事してしまう。これが手抜き工事につながる。
手抜き工事をするのは、全ての大工さんではないですよ ^ ^;)
つづく........
かなり前のNHKの番組を見る(多分再放送)ドイツ放浪職人「ヴァルツ」
途中から見たので正確な情報ではないのが申し訳ない。
非常に興味深い制度である。かなり昔からの習慣のようだ、ドイツのマイスター制(親方職人)のようだが
放浪修行する範囲は ヨーロッパ全土(はっきり分からない、申し訳ない)らしい。
移動方法は徒歩かヒッチハイク。衣裳は決まりのもの、所持する 荷物も最低限度ほんの少しである。
現代風なら「バックパッカー」かな、各地を放浪し修行するようだ。
工房(日本では工務店かな)に 飛び込みで仕事を探す、勿論工事現場でも飛び込みで仕事を探す。
決まりの衣裳なので何処へ行ってもすぐに放浪修行中と分かる。 なかなか合理的な制度かもしれない。
(日本の料理界の「流れの板前さん」のようなものかな?ごめんなさい!いい加減ですね)
この制度は3年と1日(1日は修行が終わり家に帰るのに1日らしい)放浪修行の後に
マイスターの資格を取得する為の試験を 受けられるとのことだ。自動的にマイスターになれないようだった?
確かに、ただの放浪だけではなかなかマイスターにはなれないようだ。
仕事(技術の取得)量も個人差があるようだし、仕事内容も個人差が あるだろう。
運がよければ、高い水準の仕事(技術)にありつけるだろうが、
なかなかそう簡単にいかないようだ。
仕事がないことはお金が無いことで、放浪中、野宿はあたりまえのようだ。さながら、修行僧のようだ。
最近ではこのような修行は「宗教」的な 世界にしか存在しないと思っていたが........
TVでは2人の放浪職人を取材していたが、1人は農村の個人からの依頼で「納屋」を造っている、
もう1人は職人10人ほどの工房で、200年前の建物の 大屋根の改修を任されている。
この工房のマイスターはコンピューターで設計し、施工は自身が雇っている職人で行う。
自社の工場(木工所)には最新の 機材がある。この経験には大きな差があるように思える。
地元で働く大工は、放浪職人にかなりの興味を持っているようだ、(どこか尊敬もされている感じもある)
それは、 各地を修行しその地方の技術、様式などを 修得している。と思われているようだ。
私の業界の大工さんにはこんな制度はない、経験だけである。(経験があると言っても100%信用できない)
宮大工さんの世界はまったく違うだろうが。
ドイツのマイスター制(職人さん)は自身に誇りをもっているし、周囲からも尊敬されている感じだ。
かたや私の業界での職人さんは「ど~だろう?」
職人さんの意識は別にして、周囲からはそれほど尊敬もされていないのが現実かな。
確かに、きつい、きたない、職種かもしれない。工事中は 周囲から「うるさい、臭い、ほこりっぽい」と、
いつも白い目で、にらまれる。苦情が出れば頭を下げる。
苦情主の目つきは「低能な肉体労働者は常識も分からんのか!」である。
私から言わせると逆である、事前に工事の挨拶はしているし、実際工事になると 騒音、ホコリ、悪臭(ペンキ)は
当然挨拶の際に説明しているにもかかわらず、その言い方は「なんやねん!」しかも責任者でなく職人さんに直接である。
周囲がこのような扱いをするから、職人さんは自身に誇りを持たないで、
「適当でえ~か!」で工事してしまう。これが手抜き工事につながる。
手抜き工事をするのは、全ての大工さんではないですよ ^ ^;)
つづく........
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