新・台所太平記 ~桂木 嶺の すこやかな日々~

N響定期会員・桂木嶺の、家族の介護・闘病・就職・独立をめぐる奮戦記を描きます。パーヴォ・ヤルヴィさんへの愛も語ります。

写真で綴る、パーヴォとはるちん、海外の思い出。そして皆様へ感謝!

2019-01-04 02:25:27 | スピリチュアルな日々♪

これは、前のオット、はるちんと千葉に旅したときの思い出の写真です。

まだ私、はるちんとの愛を疑わず、パーヴォに出会う前で、

なにもかもねんねぇで、世間を知らなかった頃ですね。

なんだか、全体的に甘えん坊で、まるっこいでしょ(笑)

でももうこのころ40代半ばでしたから、ずいぶん子供っぽい私でした。


これは、めったに歌舞伎座にきてくれないはるちんが、

めずらしく一緒に歌舞伎座に来てくれた時の写真です。

うれしかったのだけど、はるちんは、やっぱりスヤスヤ・・。

はるちんとは24年間連れ添いました。

彼とはいろいろあったけれど、半分兄妹のような関係でしたね。

劇評活動をはげましてくれて、ありがたかったです。

はるちんのこれからの前途がうまくいきますように、

応援し、お祈りしています!


で、私の運命を何もかも変えてしまった一枚の写真。

2017年6月30日は一生忘れられない日になりました。

NHKホールで、パーヴォの指揮する「ザ・グレート」(シューベルト作曲)を聴いて大感激し、その興奮もあいまって、ふたりで初めて撮ったツーショットです。

パーヴォがやさしくリードしてくださって、

ドキドキしている私も、安心して一緒にカメラに収まりました。

でも、帰宅してからオットに大はしゃぎでこの写真を見せたら、

オットの顔色が真っ青になったので、「どうしたの?」ときいたら、

「ボクと映っているときのともちゃんと、

パーヴォと一緒に映ってるときのともちゃんでは全然表情が違う!

もう離婚だ!」

と言われて、大変ショックをうけたのを、昨日のように思い出します。

ショックだったけれど、確かに気持ちは隠せないのが、写真のすごいところですね。

(上のはるちんとのツーショットと見比べてみて、いま私もビックリしています)

でも、この一枚を撮ったおかげで、

私、それまで全く生まれてこなかった生命力がわぁーっと出てきて、

信じられない行動力が生まれたのでした。

パーヴォがお声掛けくださったことに、本当に感謝しています。

大事な大事な一枚です。


はるちんとは2018年の2月に離婚が成立しまして、

それからは一人で自由が丘に、そして青山に住みました。

そして、どんどん海外旅行にひとりで行けるようになりました。

パーヴォのコンサートを聴きに、世界中を旅しました!

海外の旅は素晴らしかった!

分けても素晴らしかったのは、ベルリンです!

本場のベルリン・フィルをパーヴォが指揮するというので

行ったのですが、これが大変に素晴らしくて、

一生ものの宝、最高の鑑賞体験となりました。

 

ベルリン・フィルの音の分厚さはまさに世界一!

ベルリン・フィルハーモニーの劇場スタッフも世界一!

またベルリン・フィルにいらっしゃるお客様も、

世界一のマナーを守る方々ばかり!

クラシックの楽しみ方も洒脱だし、カジュアルに楽しまれているし、

生き生きとされていたのに、私も大感激!

パーヴォが3日間演奏した、ブラームス交響曲第2番は、

私とパーヴォの忘れ難い思い出の曲となりました。

 

特に3日間の2日目。

私がパーヴォの指揮を聴いてずっと号泣していたら、

パーヴォがやさしく見つめてくださって、

ベルリン・フィルの方々も、

ものすごくロマンティックに演奏してくださって、

うれしくてうれしくて・・・!!

 

なんて、クラシック音楽は素晴らしいのだろうと思いましたし、

音楽評論を一生がんばってやっていこうと、このとき決意したのでした!

 

ベルリンの街のひとたちも大変親切で、

ブランデンブルグ門に案内してくださった

タクシーの運転手・アンドリューさんの優しさは忘れられません。

笑顔があふれる街・ベルリンには、

これからも何度でも訪れたいですね!






 

これらは、横浜にオットと住んでいた時の、私が撮影した花々です。

お姑さんは、花を見るのが好きで、

よく私を花をみるのに誘ってくださいました。

いろいろ悩んでいた私に、アドバイスをくれたのもお姑さんでした。

いろいろあったけれど、いまはとても感謝しています!

花をめでる楽しさをおしえてくださったこと、忘れません。


ちょっと写真の状態がよくないですが、

台北にもパーヴォのコンサートを聴きに行きました。

これは台北101での一コマ。

アジアでもヨーロッパでも熱狂的な歓迎を受けるパーヴォは、

まさにクラシック界のスーパースター!

私は、大変な運命の男性(ひと)と知り合ってしまったのだなと

ビックリするやら、ドキドキするやら・・。

このときに演奏された、マーラーの交響曲第5番の壮麗な美しさは

一生忘れられません。

これはベルリンのホテルにて撮った一枚。

3日間の最終日に着た、マイケル・コーのブルーのドレスです。

パーヴォがこのドレスを見て、とても喜んでくださり、

演奏の最後にちいさく、わたしを見つめて

「ブラーボ♡」と声をかけてくださって・・・。

一番前に座っていた私はまた感涙・・(´∀`*)ポッ

とにかく、ベルリンでは幸せすぎて、うれしい日々でした!


一人旅に慣れてきた私、8月にはエストニアに行きました。

そこで出会ったのが、エストニア祝祭管弦楽団のヴィオラ奏者である、

安達真理さん(写真むかって左の彼女です)。

ごらんのように、大変美しく、朗らかで、おおらかなお人柄に、

いっぺんに魅せられました。

彼女の演奏も大変ダイナミックかつ繊細で、

才能のほとばしりを感じさせる大器ですね!

一緒のホテルに偶然泊まったので、ごらんのようにパチリ。

こちらも大変うれしい出会いでした!


これはエストニアの夏の避暑地・パルヌの海です。

朝は大変静かで穏やかなので、よくホテルからお散歩にいきました。

またなんどでも、こちらも訪れたいパルヌです。

 

こちらは台北101からみた、台北の街並み。

まさに「絶景かな、絶景かな」!!!


 

これはパルヌ音楽祭(パーヴォが主宰しています)で、

2018年8月10日、エストニア祝祭管弦楽団のみなさんが

ご招待してくださった、打ち上げパーディーでの写真です。

一観光客だった私を招いてくださるフレンドリーさに、すっかり大感激!

 

オーケストラのみなさんや、

この日、ヤルヴィ・アカデミーを卒業した指揮者のタマゴのみなさんと

歓談し、たのしい一夜が過ぎていきました。

 

うれしいことに、パーヴォからも心のこもったサインや写真をいただき、

嬉し涙にくれる私でした。

 

この写真、見てみてください。私が皆さんを撮っているのですが、

ほらね?

パーヴォがこちらをやさしく見つめてくださっているのが

わかりますでしょ(^_-)-☆

 

エストニアにいる間中、いろいろ私を気遣ってくださった

パーヴォや、オーケストラ、主催者の方々、スタッフのみなさんの

やさしさに、すっかり心癒された私でした。

 

 

いつしか、パーヴォによって、わたしは本当の、オトナの女に

ようやくなることができました。

独りでヨーロッパ、アジアを旅した経験は、何物にも代えがたい

自信と誇りを私に持たせてくれて、

これからの人生、どんな苦難があってもがんばっていけると

自分は信じることができました!

 

2018年はこのように大変さまざまなことがありましたが、

それらを乗り越え、人生の糧にして、

これからはたくましく、つよく、しなやかに生きていきたいですね。

 

そして、4月で51歳になりますが、

若さを忘れず、元気よく、好奇心を持ち、

真摯に、誠実に、どん欲に、大胆に、

そして、優しさと思いやりをもって、

日々の生活を送っていきたいですし、

仕事もプライベートも充実させたいですね!

 

調布で、両親の愛情にふたたび癒される幸せをかみしめながら、

毎日頑張っていきたいです!

 

とにかく、この年まで出会ったすべての人たちに感謝しつつ、

これから出会う方々との化学反応も楽しみにして、

一生懸命生きていきたいです!



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