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新・台所太平記 ~桂木 嶺の すこやかな日々~

N響定期会員・桂木嶺の、家族の介護・闘病・就職・独立をめぐる奮戦記を描きます。パーヴォ・ヤルヴィさんへの愛も語ります。

日本芸術院の創設100年記念展&フェルメール展が素晴らしいです!必見です\(^o^)/

2019-01-15 11:25:39 | 東京アート情報

(※スミマセン、スマホからの投稿だったので、あらためて写真・記事を追加させていただきます。)

 



ただいま、日本芸術院の創設100年記念展に来ました!

じつに素晴らしい内容です。入場無料ですので、

是非とも足をお運びくださいませ。

そして、わけても断然素晴らしいのは、稗田一穂さんの、

「月影の道」という作品で、傑作です!

実は、天皇陛下御在位三十年慶祝行事ということで催されている、この展覧会、大変すぐれた内容となっています。展示されているのは10点ほどですが、選りすぐりの展示ということで、見ごたえあるものになっています。

また、(ネタバレで恐縮ですが)、天皇・皇后両陛下が、この30年、ずっと日本芸術院の発展に非常に心を寄せられていることがわかる、写真も並べられていて、ご夫妻の歩みと、芸術を愛する心のふかさに、ふかく感じ入った次第です。

こちらは平成31年1月現在の、日本芸術院会員のみなさんの名簿です。歌舞伎界からは、坂田藤十郎丈、中村梅玉丈、松本白鸚丈、片岡仁左衛門丈、中村吉右衛門丈、尾上菊五郎丈が会員となっています。(藤十郎丈が部長ということになります)

能では、友枝昭世さん、狂言では野村萬さんが会員です。

また、歌舞伎劇評では、渡辺保先生が会員になっておられます。

そして、クラシック音楽では先日私が拝聴したばかりの飯守泰次郎マエストロが会員となっています。

まさに日本の芸術の最高峰をきわめる方々が、芸術院の会員になっておられて、非常に感慨深いものがあります。




お隣の、上野の森の美術館の、フェルメール展も素晴らしい内容です。ただ、入場料がちょっと高いのが玉にキズですね(笑)

でも、ポストカードなので、写真の状態があまりよくなくて恐縮ですが、フェルメール展のおもな作品をご紹介します。実際にごらんになってみるとすばらしいと思いますので、みなさまもぜひチェックしてみてくださいね!

これはフェルメールの代表作「牛乳を注ぐ女」(1660年ごろ)です。

 

 

こちらは「手紙を書く女」です。(1665年ごろ)

 

これは「真珠の首飾りの女」です。(1662年~1665年ごろ)

こちらは、「手紙を書く婦人と召使い」(1670年~1671年ごろ)です。

 

最後に、こちらは、フェルメール唯一の宗教画である

「マルタとマリアの家のキリスト」(1654年~1655年ごろ)

です。

 

それぞれ、やわらかな自然光の中に、人物を幻想的に浮かび上がらせて、物語の奥行のふかさを感じさせてくれます。

美しいフェルメールの絵画の数々にすっかり心を慰められた私でした。

さて、これから、東京文化会館の、音楽資料室で調べものです!

こちらは、東京文化会館を建設した、安井誠一郎さんの像です。どうどうして大変立派ですね!

調べ物、がんばります!



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