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ちいさい ねこ♪

ひとつでも多くの心揺さぶられる瞬間をとどめておきたいから・・・。

夕暮れ時の寂しさに・・・

2008-02-21 10:58:32 | 夕陽・夕景
 すんでしまったことを くよくよと 思い悩む。

 終わってしまった恋を いつまでも 懐かしむ。

 そこから 先へ 進もうともせず。

 周りの人の 気持ちにも 思い至らず。

       そんな 人生を おくりたいとは 思わない。

       私は 前を向いていたいから。

       いつも 明るいほうへ 目を向けていたいから。

 

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黄金の夕陽

2008-01-20 20:58:11 | 夕陽・夕景
 夕陽は赤い

 そう思い込んでいた私に

 冬の夕陽は違うって

 教えてくれたね。

    あのときも

    あのときも

    思い出すたびに胸がふるえるほど

    美しい夕陽を見せてくれたよね・・・。



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高浜の夕陽

2008-01-15 20:47:06 | 夕陽・夕景
 どうしても夕陽が見たかったので、高浜へカメラ持参で行きました。今日は快晴だから、うまくすればキレイなだるま夕陽も撮れるかも?と期待していたのですが・・・残念、雲に阻まれました。でも、その雲がとても美しくて、ここ数週間見られなかった美しい夕陽と夕景に出会えたんですよ。高浜まで出かけた甲斐がありました。ちょうど飛行機も飛んできてくれた!と喜んでシャッターを切った次第。この画像はトリミングなしです。ガンマ補正0.8でリサイズ20%してあります。



 ↑は1枚目の20分ほど前に撮影したものです。同じくガンマ補正0.8でリサイズ20%です。

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もや~んとした画

2008-01-13 10:14:37 | 夕陽・夕景
 観光旅行の記念写真を撮るために作られたようなコンデジで写真撮ってますと、もや~んとした画になることが多いのですね。特にズーム使うと一眼との差がはっきりします。手ブレしてるわけでもないのにもや~~~んと・・・。まあ冬の空気がもや~んとしてるせいもあるっちゃあるんですかねぇ。

 撮影しているそのときは、「いい画が撮れた!」と思うんですよね。でも、帰宅してPCに取り込んでみると「あれ?」と思う。この瞬間、ため息出ますよ。とほほーですよ。いいと思ったんだけどなーって。なんで自分のイメージした画になってないのだ?とか。

 カメラやってる人はどんどん高価なカメラ、性能のいいカメラ(レンズ含む)に手を出してしまうってのは、やっぱ自分のもってるカメラ(とかレンズとか)の性能に限界を感じるからなんでしょうか?私まだこのカメラ(Canon PowerShot A720 IS)の限界ってとこまで使ってないので、「コンデジだから、こういう画になっちゃうのかなぁ?」とは思わないようにしていますけど、やっぱ日々悩ましいわけですね。腕のなさが。

 クリアでシャープな画、くっきりと鮮やかな色、そういう写真が好きなので、よその写真サイトで素晴らしい作品の数々を拝見しては溜息ついてます。いつになったらこんな凄い画が撮れるのだ私は?ってか、撮れないんじゃね?とか弱気になってみたり。

 すみません、愚痴でした。

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石垣りん「その夜」によせて

2008-01-11 17:43:40 | 夕陽・夕景
  その夜
           石垣りん

 女ひとり
 働いて四十に近い声をきけば
 私を横に寝かせて起こさない
 重い病気が恋人のようだ。

 どんなにうめこうと
 心を痛めるしたしい人もここにはいない
 三等病室のすみのベッドで
 貧しければ親族にも甘えかねた
 さみしい心が解けてゆく

 あしたは背骨を手術される
 そのとき私はやさしく、病気に向かっていこう
 死んでもいいのよ

 ねむれない夜の苦しみも
 このさき生きてゆくそれにくらべたら
 どうして大きいと言えよう
 ああ疲れた
 ほんとうに疲れた  

 シーツが
 黙って差し出す白い手の中で
 いたい、いたい、とたわむれている
 にぎやかな夜は
 まるで私ひとりの祝祭日だ。

    ~詩集「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」より~



 一人で生きてゆく、生易しいことではありません。何があっても誰にも頼れない、その心細さ。この詩を初めて読んだとき、私は見ず知らずの他人であるにもかかわらず、「お見舞いに行きたい」と思いました。何もできなくても、手を握っているくらいのことはできる、と。

 作者にとって「生きる」ことは、それだけで苦しみなのでしょう。ひたすらに働いて働いて、病気になるまで働いて、死ぬかもしれないその瀬戸際にも、親族にさえ頼れない、それはなんという寂しさでしょう。

 幸い、私は病のときにたった一人で寝込んでいた、ということがなく、今まで生きてこられました。そのことを心から感謝しています。もしもこの先、この詩のような状態におちいることがあったとして、絶望せずに生き抜くことができるかどうか、わかりません・・・。私は「一人」の状態にとても弱く、「孤独」に耐え切れないので。

 家族や友人が病気のとき、私はいつも落ち着かない気持ちになります。特に、誰にも看病してもらえない状態で、大切な人が寝込んでいると知ったらなおさら。何か自分にできることはないだろうかと、あれこれ一人で密かに気を揉んでいたりもします。心配したからといって、病状が良くなるわけでもないのに。

 風邪やインフルエンザが流行っています。皆様どうぞお気をつけて。失って初めてその重要さ・ありがたさがわかるもののひとつは「健康」ですよ。元気でいてくださいね。

 


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谷川俊太郎「時」によせて

2008-01-08 22:57:37 | 夕陽・夕景
  
                谷川俊太郎

 あなたは二匹の
 うずくまる猫を憶えていて
 私はすり減った石の
 階段を憶えている

 もう決して戻ってこないという
 その事でその日は永遠へ近づき
 それが私たちを傷つける
 夢よりももっととらえ難い一日

 その日と同じように今日
 雲が動き陽がかげる
 どんなに愛しても
 足りなかった

              ~詩集「手紙」より~


 同じものを観ていると思っていたのに、気がつけば、違うものを観て、違う感じ方をして。いっしょにいられたらそれだけでよかった、そんな日はもうはるか彼方に遠ざかってしまっている。すぐそばに居ても、本当はとても遠い、だなんて。

 まぼろしを見ていたのだろうか?

 どこかで何かを間違ってしまったのだとしたら、どこで、何を?どうやりなおせばいい?もう、やりなおしなんてできない?同じように思える夕暮れの光景。けれど、それは決して「同じ」ではない。二度と繰り返すことのない日々。ただ遠ざかるだけの。

 毎日を新しく生きる。想いも新しく生まれ変わり、重ねていく。そうすることしか、できない。 


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※撮影地:モンチッチ海岸(松山市下難波 立岩川河口)