携帯電話のガラパゴス化はiPhoneの登場で
やや落ち着きつつあるなかで、
日本が突出するガラパゴス化現象とは、
「女性の社会における活用」とwebの記事にあった。
政府が進めてきた「仕事と家庭の両立支援」が
悪い方向に結果を出しているようである。
■制度の利用による仕事へのモチベーションの低下
■周りの社員への負担増
女性幹部の割合を国際比較すると、
先進国のなかでも低いのももちろんだが、
アジアでも低いことがわかる。
ノルウェー 44.2%
スウェーデン21.9%
アメリカ 15.2%
フランス 10.5%
中国 7.2%
韓国 1.5%
日本 1.4%
仕事と家庭の両立は建前で、
女性は家庭の責任を主に担い、会社では補助的な仕事を行う
そんな社員が増えたとある。
確かに、仕事と家庭を両立するのは難しい。大変なことだと思う。
では、何が海外と違うのか
以外なことに、
アメリカの育児手当は日本より充実していないとのこと。
12週間の無休の出産休暇は政府が保証しているそうが、
それ以外は企業の制度によるものだという。
出産休暇 育休 時短
日本 14週間 ○ ○
米国 12週間 △ △
中国 14週間 X X
アメリカでは従業員に高い生産性が求められ、
制度は権利ではないと一般的に考えられている。
アジアの主な国では出産休暇後はフルタイムで復活する。
こんなに恵まれた日本なのに出生率低い
アメリカ 2.1
スウェーデン1.9
中国 1.6
日本 1.4
何が違うのか…
この先は記事になかったので考えてみた。
■仕事場での男女の平等
生産性を求めらえることは悪いことだけではない。
仕事へのモチベーションにつながり、
出世すれば、意見を述べる場も増え権利も獲得しやすい。
■家庭内労働
日本の女性は突出して家庭内労働を担っている。
日本 男性:0.48、女性:7.41
アメリカ 男性:3.26、女性:6.21
スウェーデン 男性:3.12、女性:5.29
まずは土壌となる以下の環境の整備
■仕事場の環境
仕事で出世することは、やりたい仕事をするための手段
■家庭の環境
「共働き」は「共育て」となる家庭内の平等性
その先に他の国に比べ恵まれた育児・子育て制度があれば
日本の未来は明るい!