Lの道へ -matureな社会を目指して-

green project-あなたの選択が地球をgreenにする-

私たちが出来ることは何か?探していきたい…

greenのこと

2015-03-30 09:57:39 | Weblog

しばらくブログをお休みしていました。

green projectで活動してきたこと

目的は明確に今も心なかにあるのですが、
目標は分からなくなってしまっていたからです。

私の好きな言葉に二宮尊徳の以下の言葉があります。
何度かブログでも紹介してきました。

『道徳なき経済は、大罪であり、経済のともなわない道徳は、寝言である』

目標を見失った理由は、この事なんだと思います。
経済を伴うということは責任をもつということ。

自分が地に足をつけて、
果たすべき役割が見えてきたように思います。

また、ブログを続けてみようと思います。

問題の根源はどこ

2014-06-24 11:26:00 | Weblog

しばらくブログを更新していませんでした。
仕事が忙しかったこともありますが、
それよりも、ブログで伝えたいという出来事、
そう、あの東京都議会の発言です。

メディアは「女性蔑視、女性軽視」と訴え、

発言をした本人は以下のように釈明している。
「誹謗ひぼうするためではなかったが、
 様々な理由で結婚できない方への配慮が欠けていた」

問題はそこなのでしょうか?

もし、今回、未婚の男性議員が同じ質問をしていたら
どうでしょうか。

「早く結婚した方がいい」
「子どもつくれよ」
といったヤジはでていたはずです。

でも、このような社会問題にはならなかったでしょう。
そこに、今回の問題の奥深さがあると思います。

結婚し、子どもを産むことと、
少子化・不妊治療の政策を考えること、
これらは全く別の次元の問題です。

議員として質問している人に対し、
政策とは全く関係のない個人的なヤジを言った人は、
質問している人を議員としてみていない。

そこを誤るべきなのでに、
「結婚できない方への配慮が欠けていた」と
女性は結婚すべきみたいなトンチンカンな弁明をしている。

また、言われた本人も「不意打ち、頭が真っ白に…」では
政策を語るには勉強不足であり、
政策者ではなく女性の立場のコメントである。

女性議員はこれまで、「少子化担当」など、
女性という理由で役職が決まることが多々あります。

課題を理解しやすいという点では否定はしませんが、
何に危機意識をもち、自分の専門として仕事をするのか!

「仕事をするうえでは性差は個性のひとつである」

これは私の持論です。

女性という立場を活かした仕事もすばらしいですが、
女性と男性と同等に扱われる社会を望みます。

しかし…
この問題を「女性軽視」としてのみ扱うメディアは
結婚できない女性、子どもを産めない女性に
同情しているようで失望する。




イルミネーションより星空

2013-12-03 10:15:19 | Weblog

イルミネーションに違和感を感じるのは
わたしだけだろうか?

最近まで「CO2を出さないクリーンな電力だから」
と原発を推進し、

今は「電気が足りないから」という理由で
火力発電を再稼働させ、CO2を排出するだけでなく、
原発を再稼働をしよとする。

本当に電気は足りていないのだろうか。

イルミネーションは一つに例に過ぎないが
必要としない電力はないのだろうか。

イルミネーションは16世紀、
宗教改革で知られるドイツのマルティン・ルターが

夜、森の中で煌く星を見て感動し、
木の枝に多くのロウソクを飾ることで
その景色を再現しようとしたのが起源である。

今は夜の電気の明るさと、汚れた空気で、
星空をみることは叶わない。

星空を再現しようしたイルミネーションや夜景のために、
星空をみることが出来ないとした滑稽である。

イルミネーションを全国で止めたら、
不必要な電気を消したら、
原発は必要ないといえるのではないだろうか…





自己主張をしよう!

2013-12-02 12:16:58 | Weblog

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石破氏のブログより抜粋

整然と行われるデモや集会は、
いかなる主張であっても民主主義にとって
望ましいものです。
 一方で、一般の人々に畏怖の念を与え、
市民の平穏を妨げるような大音量で自己の主張を
述べるような手法は、
本来あるべき民主主義とは相容れないものであるように思います。
 「一般市民に畏怖の念を与えるような手法」に
民主主義とは相容れないテロとの共通性を感じて、
「テロと本質的に変わらない」と記しましたが、
この部分を撤回し、
「本来あるべき民主主義の手法とは異なるように思います」
と改めます。

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■「畏怖の念」をとは

畏怖の念 「恐れおののくこと」

我々、一般市民は何に畏怖の念を感じるであろうか?

「自己主張」であろうか?
「大音量」であろうか?

そもそも音量が大きければ、
その音に耳を傾け、内容の判断する。

そして、「大音量」のものは社会にあふれている。
しかし、「畏怖の念」を抱く大音量は少ない。

「自己主張」の内容の判断は主観的なものである。

「デモや集会は、いかなる主張であっても
 民主主義にとって望ましいものです。」
と石破氏は冒頭に定義している。

つまり、石破氏が「自己主張」の内容は問わないのであれば、
我々一般市民が「大音量」だけで
「畏怖の念」を感じたと考えたことになる。

この理論は成り立たない。

石破氏が主張の内容「秘密保持法の撤廃」に
「畏怖の念」を感じたことは明白である。

■民主主義の手法として批判していること

我々一般市民が感じる「畏怖の念」として、
また、それを「民主主義の手法」として批判してる。

しかし、実際には、一般市民ではなく「石破氏」が、
「自己主張の内容」に「畏怖の念」を感じたのである。

でないと、彼の主張は以下のようになる。

「自己主張の内容は問わない。大音量に畏怖の念を感じた。」

「テロ」は確かに怖い。
しかし「大音量で叫ぶこと」にテロとの共通を誰が認識するのか。

石破氏は実は臆病者なのか?

彼は、良い意味も悪い意味も含めて自己主張ができる
政治家だと思ってきた。

「特定秘密保護法案の撤廃を叫ぶデモに畏怖の念を感じた」

と彼は自己主張すべきである。

そして、謝るべきではないか。

一般市民の行動は「デモ」であり、
それを批判したのが、自分の自己主張であると。

でないと、臆病者で卑怯のレッテルが貼られてしまう。

今一度、「自己主張」の大切さを考え、
法案を見直す良い機会だと思う。

以上

どうにも納得のいかない。
法案が立法されたら、わたしも捕まるのだろうか?

pink&green マラソン大会

2013-11-17 19:55:02 | Weblog

今日は5回目を迎えるpink&greenマラソン大会でした。
参加者数は350名、参加頂いたみなさんお疲れ様でした。

初めてマラソン大会に参加した人も多かったと思いますが
みなさん楽しく走っていただけたでしょうか。

マラソン大会の楽しさは、
参加した方が完走することにあると思いますか?

実は走らない人も楽しめるのが、マラソン大会なのです。

どういう事?って思った方
あなたは、もったいない。

どこかで、マラソン大会が開催されていたら、
是非、応援だけに参加してみてください。

理由ですが、「元気がっもらえる!」からです。
どうして?って思いますよね。

誰かを応援したり、誰かに想いを伝えて、
それをダイレクトに実感できるのです。

応援することで、応援してもらってる。
言葉ではうまく言えませんが、是非体験してみてください。

本当に楽しいです。

応援する側も、応援される側も楽しいマラソン大会
more fun more green





役割と責任  …最近のニュースから

2013-07-10 10:00:52 | Weblog

選挙が近づくなか、悲しいニュースが多い。

吉田昌郎さんの死去
福島第一原発2号機の地下水のセシウム濃度の上昇

電気を安く供給することは
経済発展には不可欠というが本当だろうか。
電気や安いものなのだろうか。

もし、電気が高いものであったら、
利用を制限しようとする気運もあがる。
利用の仕方も工夫する。
電気料金のチェック機能も高まる。

「電気は安い=原発」を全面に言うべきであり、
原発0を求めるなら、
「電気は高い=クリーン」を支持すべきである。

岩手県の自民党の候補者が
「県内の再稼働は到底受け入れられない」としながら
「福島の被害を踏まえ、原発の活用を最小限に
 減らしてほしいと閣内で申し上げていきたい」と話していた。

自分の県にさえなければいいということだろうか…

当時の自分の役割・責任を全うした
吉田元所長の冥福をお祈りいたします。

国政に対するわたしたちの役割は21日の投票

イクジナシがいない社会 

2013-05-13 17:10:51 | Weblog

今回の「育休3年」、「女性手帳」の政策

女性の側からみると問題だらけなんだけど
ひとつの結論はこういうことなんだと思う。

全国初の“育休首長”が男の育児参加に問題提起!
「イクメン称賛よりもイクジナシがいない社会を」
――成澤廣修・文京区長インタビュー

http://diamond.jp/articles/-/10364

イクジナシ = 育児なし

彼が受けた批判をみると、問題の本質がみえる。

■彼のとった「行動が女々しい」
男女が役割分担をちゃんとすべきという考え方

感情論だと一刀両断 パチパチっ!

■休んでいる間に何か起きたらどうするのかという危機管理批判
危機管理上の問題が発生した場合は、
役所に飛んで帰ってくればいいだけの話 とこちらも一刀両断

■公務員以外は育休なんてとれない
実際は家族主義的な企業のほうが育児休暇をとる率は高い

問題を自分にごとにできる環境に 座布団1枚

■文京区の待機児童を解消してから休めという批判
これが一番響いたらしい…

さて、もちろん、家庭内の役割分担のもと
子育てを担う女性が多いことも承知しています。

ただし、今回の政策はあくまで少子化対策としてでてきたもの。
また、働く女性もターゲットにした政策であること。

つまり「子どもを持たない」という選択を
「子どもを持ってもいい」という選択に変えるための政策
でもあるということ。

そう考えた時に、問題点や疑問を感じます。

働き続けられる環境(ハード・ソフト)の創出と
男性の育児参加(ハード・ソフト)が必須だと思う。

今日は息子の家庭訪問 
職場を抜けやすいのが主人だったのでお願いしました。
お迎えは私です。

明日はPTAのパトロールはわたしが、お迎えは主人です。







女性手帳の発想にみる 少子化問題のとらえ方に対する疑問

2013-05-09 09:08:39 | Weblog

はぁっ!?
今日の中日新聞新聞の記事をみて驚いた。

「女性手帳 生き方に介入」

記事を読んで嘆きというか、呆れるというか…
前回の成長戦略スピーチでの少子化策と一緒…

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130505/plc13050511030006-n1.htm

少子化問題を解決するうえで、
子どもを産み、育てるということにおいて、
女性の関わり方しか問題視していない。
少子化問題の多様な問題をこの政府は理解していない。

世論の反応も同じようだ。
まぁ当たりまえですが…

女性の能力だけに負担させるのではなく、
まずは環境を整えること、
子育ての分担・外部化を促すこと、
そして、男性の考え方を変える必要があること。

出生率が上がるのは女性の努力ではなく
社会がともに育てることこそ「あるべき社会像」として、
「創造:イノベーション」が必要であること。

0を1にする政策として、訴え続けていきたい。

大丈夫だろうか?
この政権は昔の体質のままのようだ…




成長戦略スピーチ

2013-05-01 09:16:59 | Weblog

平成25年4月19日に安倍総理がおこなった「成長戦略スピーチ」

http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2013/0419speech.html

ネットの記事でこれへの疑問点があげられていた。
それは「3年間抱っこし放題での職場復帰支援」に対してです。

成長戦略のキーワードは3つあげられています。
「挑戦:チャレンジ」
「海外展開:オープン」
「創造:イノベーション」

そして、女性に「成長戦略」の中核をなす役割を期待し、
女性の能力に、日本を再び成長軌道に乗せる原動力を期待するとあります。

なのに、「女性が輝く日本」とした戦略の肝心の具体策が…
「これ男性がつくった?」と思わざるをえません。


■待機児童解消加速化プラン

これは従来の1人を2人にするプラン
首相もいうように、
「やれば、できます。要は、やるか、やらないか。」

当たり前の政策ですが、政府が先導すれば早いはず
しっかりやってもらいましょう。

■3年間抱っこし放題での職場復帰支援

これは考え方が間違っている。

妊娠・出産を機に退職した方の理由を調査していますが、
「仕事との両立がむずかしい」ことよりも、
「家事や育児に専念するため自発的にやめた」
という人が一番多いと言っています。

わたしは「子育てが母親の仕事とされているから」という
枕詞を言わない人がいるのではないかと考えます。

冒頭にヨーロッパと比べ女性の活躍が少ないと言っていますが、
以前ブログに書いたように、
日本の女性は突出して家庭内労働を担っています。

日本     男性:0.48、女性:7.41
アメリカ    男性:3.26、女性:6.21
スウェーデン 男性:3.12、女性:5.29

これも、再掲しますが、日本より出生率の高いアメリカの
育児手当は日本より充実していません。
12週間の無休の出産休暇は政府が保証していますが、
それ以外は企業の制度によるものだそうです。

    出産休暇  育休  時短
日本  14週間   ○   ○
米国  12週間   △   △
中国  14週間   X   X

なのに、3年の育休なんて…仕事に戻れたとしても、
もとの状態に戻れる保証を誰がしてくれるのか。

■子育て後の再就職・起業支援

子育ての経験を一つの「キャリア」として
新たなインターンシップ事業や、
3か月間のお試し雇用を支援する「トライアル雇用制度」
を活用して、再就職を支援するとあります。

簡単ではなさそうな政策ですが、
政府が先導すれば結果がでるかもしれません。
しっかりやってもらいましょう。

さて、3つの具体策のうち、
女性が女性の立場で考えたと思える政策は最初の1つのみです。
まぁ一番わかりやすいので…

本当に成長戦略の中核を女性が担うことを期待しているのでしょうか。
そうであれば、今一度、女性の声に耳を傾けてほしい。

これまでのように、本人の能力だけに負担させるのではなく、
まずは環境を整えること、子育ての分担・外部化を促すこと、
そして、男性の考え方を変える必要があります。

女性の活躍は「挑戦:チャレンジ」として整理されていますが、
「海外展開:オープン」では海外のナニーのような、
外国人労働者の活用も考えられます。

そして何より、出生率が上がるのは女性の努力ではなく
社会がともに育てることこそ「あるべき社会像」として、
「創造:イノベーション」が必要と考えます。


さて、首相の成長戦略スピーチの最期に記者からの質問は
すべて男性でした。

司会者が「中核を担う女性からの質問ありませんか」
と問うても男性、質問はTTP、中国、憲法改正…

朝日の記者が待機児童0の財源を聞いていましたが、
中核を担う具体策への質問がでないのは男性だからでしょうか。

私がその場にいたら、絶対に聞く。
「まだ女性に子育てを全て任せる気でしょうか」と。





次に読んでみたい本 「女信長」

2013-04-10 13:26:51 | Weblog


先週末に2夜連続で放送された「女信長」

群雄を打ち破り、覇王となった織田信長
大胆な人材登用、新たな戦法の採用、楽市楽座、
それらはすべて女ならではの発想によるものだった。

そんな語りだしで始まる物語では、
天海祐希さんが織田信長を演じていました。

彼女が好きなこともありますが、
発想も面白く私は楽しめたのですが、
視聴率は一桁だったとのこと。

物語で絵がれた女性像について考える所もあり、
多くの人に見てもらえたら良かったのにと思いました。

今の世の中は、男、女であることよりも
個性の方が重視されることが多いけれど、

戦国の世では、男であるか、女であるか、
それによって歩く人生も大きく変わる。

原作は読んだことが無いのですが
私が感じた3人の女性像はこんな感じでした。

■信長
自分の天命を呪いながら、
天下布武を行うことができる「男」を探し、
女がそれを行うことは否定した「女」

■女である信長に嫁いだ斉藤道三の娘・御濃
自分の心に想う人(明智光秀)を愛し続け、
強かに、しなやかに全てを受け入れる「女」

■信長の妹である御市
「女は道具」という時代に、
それを受け入れ、嫁いだ相手を愛することで、
自分の価値を見出そうとした「女」

女という生き方に型を決め、従った御市
彼女は最期には嫁いだ柴田勝家と自害します。

女という生き方に型を求めなかったのは御濃
彼女は後の徳川の世に、平和な余生をすごします。

男という生き方に型を決め、
その対極としての女の生き方を求めた信長
彼女は最期には女としていきることを望みました。

男尊女卑な時代の女の生き方には共感できない部分が
あったけれど、

だからこそ、今の時代の生き方として、

「男女隔てなく、
 自分とは違う存在の相手を敬い、尊び、
 お互いを補うあう生き方が幸せだろう。」

とあらためて考えさせられるドラマでした。