プランターで育てているじゃがいも。
先週虫食いがたくさんあるなあと思っていた。
葉の裏に、何かいた。
どうも、テントウムシの幼虫のようだ。
ニジュウヤホシテントウ。テントウムシダマシとも言うらしい。
アブラムシなどをを食べる肉食のナナホシテントウと比べ、
ナス科の植物を好んで食べる草食のテントウムシは、人間にとって害虫だということらしい。
でも、殺虫剤もないし、少しぐらいしょうがないか。
と思っていた。
それが、だんだん葉が透けてきて、
今日は、何とこんな状態!
もう、これでは光合成できないし、隣に植えたナスに移ってきてしまう。
現に、成虫がうろうろしていて、卵が産み付けられている。
まだ、じゃがいもはできていないかもしれないけれど、全部抜いて処分することにした。
葉は枯れてしまったので、茎にテントウムシダマシの幼虫がびっしり。
ナス科が好きらしいのに、隣に生えていた青じそにも、びっしり。
まだ、少し元気なものも全部抜いて大袋に入れ、焼却処分。
ナスについている卵はつぶした。
じゃがいもは全部抜いたが、プランターや土の上には、まだ幼虫がうろうろしている。
でも、その中に混じって、ナナホシテントウの幼虫もいた。
先週は見かけなかったのに、今日は何匹もいる。
よく見ていると、ナナホシテントウの幼虫が、テントウムシダマシの幼虫を食べているではないか。
さすが、肉食。
このために現れたのかもしれない。
これで、わずかに残っているかもしれない幼虫も、きっと食べてくれるだろう。
でも、自分より大きい幼虫は素通りして、小さいものを食べていた。
大きいものは無理かな?
そして、よかったのは、思ったよりじゃがいもが育っていたこと。
植えた種芋の、倍くらいは収穫ができた。
今回のじゃがいもの栽培で分かったことは、
・じゃがいもにはテントウムシダマシが集まりやすいこと。
・見つけたら捕殺する。まずは成虫、そして卵の段階で見つけること。
・テントウムシでも油断しないこと。