今日も小麦粉チャレンジです。
これが何になるでしょうか。
ヒント1.スロバキアの伝統料理です。
ヒント2.羊のチーズ、ブリンザとジャガイモを使います。
ヒント3.この小麦粉で作った生地に包みます。
スロバキア通の方はもうわかりますよね?
正解はピロヒ・Pirohyです!
スロバキアの伝統的な料理で、小麦粉で作った丸い皮で、茹でて潰したジャガイモ、ブリンザ、浅葱、パプリカを加えた具を包んで水餃子のように茹でたものです。
先日、チェスケーブフティのレシピを探していたら10年前に義母に教えてもらったピロヒのレシピも見つけました。しつこいですが、何せ粉ものの苦手な私ですから、10年前に義母に手取り足取り教えてもらい、レシピを書いたにも関わらず、10年間一度も作りませんでした。でも、(チェスケーブフティは上手くできたし)今ならできるかな?そう思って今日10年越しのチャレンジです。
これまで何度も義母のピロヒ作りを手伝ってきたので、私も子供たちも手順はわかります。今日は私が生地を伸ばし、丸く型取り、ネルカが丸めた具を皮に包み、サクルカがフォークで閉じます。順調、順調、後は茹でるだけ。
結果から言うと、大失敗!生地は塩気が足りず、皮の閉じ具合が甘く、茹でたときに水が入ってしまったのが半分ほど・・・。ちゃんとくっついているかチェックしてから茹でたんですけどね。
完成写真を義父に送ったら、義母が大喜びをしていると返事が来ました。
とても大変だったので(しかも失敗するし)、かなりガックリ落ち込み次に作るのは10年後かな・・・なんて思いましたが、今は不思議とまた作ってみようという気持ちになってくるものです。ここまできたら美味しいピロヒを作れるようになりたいですもんね。
昨日マルツェルが買って来てくれたブリンザには「夏のブリンザ」と書かれていました。
夏のブリンザ、または5月のブリンザと呼ばれるほど、この時期のブリンザは特別美味しいと言われています。それは、冬の間干し草を食べていた羊たちが春になってまた放牧され、若く、柔らかい牧草を食べるから臭みがないのだそうです。
ブリンザの美味しいこの時期に、ピロヒ、再挑戦したいです。
カリカリベーコン(もしくはバター)と庭の浅葱、そして私は苦手なので乗せていませんが、サワークリームと一緒にいただきます。
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