スロバキア、タトラ山脈の麓より

スロバキア人の夫と2人の娘と私の生活
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親子バースデーケーキと外国人でもOKメニュー

2017-02-04 | ハーブ・食べ物・レシピ
先週末、マルツェルとサクルカの誕生日を祝いました。
今回はマジパンでコーティングしないケーキ、というリクエストにこたえ、義母はこんなケーキにしてくれました。


マーブルチョコのプールで泳ぐ親子熊

ちょっとリボンの下のゴムが見えていましたね。後から写真を見て気付きました。


スロバキアにもマーブルチョコ的なものがあります。その名もLentilky(レンティルキー)。子供たちは大好きでミクラーシュからのお菓子のプレゼントの中にも入っていました。

こんなパッケージです。


このレンティルキーを確か4箱とM&Msのピーナッツのを一袋使ったと言っていました。キットカットは何本あるのか…数えもしませんでしたが、一か所では足りなくて2軒のお店に買いに行ったと言っていました。すごいチョコレートの量ですが、ケーキ自体は甘さをかなり抑え、スポンジの間は甘酸っぱいラズベリーを入れてくれていたのでとても美味しかったです。

誕生日のお祝いでは義母がケーキを、私は食事を用意するのが恒例です。ケーキ作りはどうも苦手なので毎回焼いてくれる義母に感謝です。料理はというと、作ること自体は嫌いではないのですが、メニューを決めるのと、台所に立ちっぱなしにならないようにするのがどうも苦手です。私は台所に立ちっぱなしでも構わないのですが、あまり台所で忙しくしているとみんなが落ち着きませんもんね。今回は台所に立ちっぱなしにならないようにするのが私の目標でした。

今回は義父母と義弟に加え、おばあちゃん(ネルカとサクルカの曾おばあちゃん)も来てくれたのでいつもは用意するお寿司はやめ(お寿司は冷めてもOKなのでこういうとき重宝するメニューなんですよね)、肉料理に、悩んだ末、子供たちの好きなもの、昼はコーンポタージュと豚の生姜焼き、夜はハンバーガーにしました。こちらの肉は固くて子供たちは苦手なので我が家はひき肉と薄切り肉の登場回数が結構高めです。ひき肉は以前は家でミンチにしていたのですが、面倒になってしまい、今は肉屋さんで適当なかたまり肉を選び、頼んでその場でミンチにしてもらっています。毎回行くたびにひき肉ばっかり買って帰っていて、肉屋の主人もきっと不思議に思っているでしょうね。でも豚の生姜焼き用薄切り肉などは肉屋でもちろん手に入りませんので、日本へ帰国してしまった友人から譲り受けたスライサーが大活躍です。その前までは肉を冷凍し、半解凍くらいになったところで包丁で薄く切っていましたが、今は凍ったままでもスイスイ、あっという間に綺麗な薄切り肉が自宅でできます。

豚の生姜焼きは外国人でも結構いけるメニューだと思います。ただこちらのご飯はたいてい塩、玉ねぎ、クローブと一緒に炊いていて味がついているので、白いご飯よりも少し何かを加えた方が良いことも、でも豚の生姜焼きは味がしっかりついているので塩やふりかけは使いたくない、今回は炒りゴマを普通に炊いたご飯に混ぜました。

ハンバーガーはやっぱり子供の好きなメニューですよね。子供が喜んで食べるものは大人も自分が好きかどうかは別でもとりあえず嬉しい、メニューの決め手はそれだけでした。我が家はマクドナルド等ファストフードが近くにないこともあって、(まぁわざわざジャンクフードなど食べなくても良いのですが)ネルカは初めてマクドナルドのハンバーガーを食べたのは昨年の春です。そんな環境なもので、子供なのにハンバーガーも知らないのではなんだか可哀想な気がし、ここ数年ハンバーガーやフライドポテトを時々夕飯にしています。バンズは(焼くのはさすがに面倒で)近所の焼き立てパンで、ハンバーグは手作り、ピクルスは義母の自家製、そうするとハンバーガーも全然ジャンクフードではなく結構美味しいんですよね。マルツェルも子供も大好きです。

本当はなんでも出来立てが美味しいけれど、スープとサラダは前日用意、ハンバーグも前日に焼いてしまい、当日はフライパンでもう一度温め直すだけ、それでも美味しく、そして私も目標の台所に立ちっぱなしを避けてみんなと楽しくおしゃべりでき、私としても合格の一日でした。

節目にサクルカのことも書きたかったけれど、長くなってしまったのでまた今度。


2 Comments

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依頼 (石田)
2017-02-09 13:50:48
コメントスペースに失礼いたします。

私、テレビ東京の番組制作を担当しております、
石田と申します。
現在、海外で生活する日本人の方を探しており、
Chihirkoさんのブログを拝見させていただきました。
お時間の都合が付く時で構いません。
もしよろしければ詳しいお話を
聞かせていただけないでしょうか?

お返事、お待ちしております。
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石田さま (chihirko)
2017-02-10 22:21:49
お問い合わせありがとうございます。

一度別の放送局ですがすでに取材に協力したことがあるため、そして海外で暮らしてはいるものの、極々平凡な生活を送っていますのでどのようなご依頼か先にお話を伺えないでしょうか。

私のブログをPCで開いていただくと、右側中ほどにメッセージを送るボタンがありますので、そこからメッセージ(メールアドレスもご記入ください)をご送付ください。追って連絡さしあげます。
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