残念！福を呼ばない接遇・・・

近隣にあるレンタルショップでの出来事です。

資料のためによく利用するこのお店
2年ほど前にお店がリニュアルになり
その時から、接客の仕方や態度がとても良くなりました

レンタルしにいくと、バックヤードから
「こんにちは！」
「いらっしゃいませ！」
と接遇研修のゲンキの良い声が
響くことが増えていました。

その効果は絶大で、入店時や対面時
ゲンキな声であいさつがあったり
笑顔で会釈もでき、お店の雰囲気が良くなって
「福を呼ぶ」エネルギーがあふれるようになりました

つまり、お店の店員さんが良い空気、
よいエネルギーを出しているので
自然にお店に引きこまれる
良い循環になっていたんです

商品の場所を聞くと、
忙しそうにしていても快く探してくれたり
相談事をしても、話をよく聞いていて
親切対応が随所にあって
利用するたびよい気分でした

お店がもっと繁盛したらいいな、と私の家族は
応援する気持ちで利用していました

ところが

最近、よくディスカウントメールが来るなあ・・
もしかしたら、雰囲気悪い？それじゃ売上もダウンよね・・と
家族で気になっていたら

案の定

予感どうり、残念な光景に遭遇です

お店に入る時
いらっしゃいませ～、と大きな声だけれど
お迎えしている感じでない、一本調子のこえが
カウンターから聞こえ
振り返るとそこには
「眉間にしわを寄せ下を向いて作業中」の
店員さんがいました

入店時にお客様のほうを向いてご挨拶していた
あの光景はどこへやら

あ～、やっぱり
残念だわ～、でもこの人だけかもしれない
きっと気になる作業中に間が悪く遭遇よ、と思いつつ
通路を進むと、棚の前で座って作業中の他の店員さんがいたので

笑顔で会釈か、ご挨拶の接客かな・・・（前はそうだった）
かすかな期待を寄せて、隣を通り過ぎようとした時

あ～あなたもなのか
知らん顔で、こえも出さず
そのまま座って作業を続けていました

予感的中、雰囲気悪しです

そのまま帰ろうか、とも思ったのです
どうしても資料で使いたいものがあり
借りようと、心に決め

商品を持ってカウンターへ行くと
さっきの座ったまま、知らん顔の店員さん。
今度は対面なので、多少の笑顔がありました。
コトバ使いもまずまずです。

入店時の眉間にしわの店員さんも、
対面接客のときは、多少の笑顔がありました。

それでも、やっぱり
お客様をお迎えする「気持ち」が伝わりませんでした

これじゃあ、お店のエネルギーは低くなるばかり
ディスカウントメールが来るわけだ

接遇の質の良さは、サービス業の生命線
また、それ以外のお仕事でも
人とのやりとりがあるお仕事では
忘れちゃならないのが応対力です

これがしっかりできていると
良い雰囲気が創られ、場のエネルギーが心地よく高くなり

良いこと連鎖が始まり、「福」を呼ぶのが
エネルギーの法則です。

いつも通う応援している気持ちがあるお店の
福を呼ばない「接遇」を目の当たりにして
とっても残念極まりない気持ちと

お客様をお迎えするのは、形だけでなく
気持ちの練習をぜひ、してほしいなあ

そうして、福を呼ぶお店に
復活してほしいと
願うばかりで帰ってきました。

資料のレンタルだけでなく
コンサルティングの資料として
接遇場面をお持ち帰りさせていただけて

うれしいやら、悲しいやら