今日は重陽の節句
奇数が重なる縁起の良い日とされていて
別名菊の節句とも言われ、宮中では行事が行われるそう。
そんなおめでたい今日にあやかり
少し早いお月見をかねてお茶会をしました
つい今しがた終わったところ、ホヤホヤです
スピリチュアルヒーラー&ドクターの優先生と
フォーチュンカウンセラーの友人とで命にまつわるいろんなお話をしました。
お茶会だから主役はやっぱりお茶
テイスティングして選んだ新茶で
お供えにはお団子にきぬかつぎやクリ、カボチャにふかしいも
秋の味覚に加えて、友人の美味しい「天むす」のお土産(ありがとう!)で
食卓がにぎやかになり、優先生からいただいた素敵な蘭(ありがとうございます)
お部屋に色と光を放ってくれました。
そんな幸せいっぱいのお部屋でお話会は始まり
臨床現場の話や、それぞれの体験を通した気づきや
いろんなセラピーのお話などなど
あっという間に3時間経過で驚いた
その中で気づいたことがあった。
それは、今の私は以前願っていたことが実現していたってこと。
十数年前、ミュージックセラピーを学んでいた時
イギリスの臨床現場のビデオを見ました。
それは、ICUにいる生命維持装置をつけた患者さん
西洋医学では手を尽くし、ひん死の状態
旅立ちの日はとても近いと判断したチームが取った行動は
一人のミュージックセラピストを、患者さんの枕元において
その方のためだけに「歌を歌う」ことでした。
命に語りかけるように、一日目はほんの数分。
次の日、また次の日もその方のためだけに歌う。
そして、大きな変化が起きる
ひん死の患者さんが、目を開けたのです。
1週間後、誰もが死が目前と思える状態だったのが
意識が戻り、生命維持装置は外れ
一ヶ月後には、立つことができた
死の淵から生還のきっかけは、セラピストの「愛のエネルギー=歌」
によってだったんです。
その後、社会復帰した本人が
当時を振り返ったコメントを紹介すると
その時は一人ぽっちでとても心細く
誰も自分を必要としていない感じがしていました。
たくさんの管を取り付けられた私は、その場所から遠くへ行くことを察知し
不安と恐怖を感じていました。
自分の中は混乱して、どこにいるのかさえ分からない感覚でした。
ところがある日、遠くの方で声が聞こえたのです。
かすかだけど、自分に語りかけている声。
誰だろう?その声は私を読んでいるように私には聞こえました。
それが、しばらくして(次の日)聞こえてそれがだんだん大きくなり
心地よさを覚え、またしばらくして今度は「私のもとにきて」と
言われたように聞こえたんです。
やさしく、寄り添うようなその声の方向へ私は動きました。
その時私は眼を開けたのです。
セラピストのコメントは
私は、目の前にいる一人の人のために歌を歌いました。
ただその方のためだけに歌う。
帰ってきてほしいとか、逝ってはダメとかという気持ちは一切いれず
ただその方のために、歌を歌うことに専念したのです。
歌が身を包むように、とだけ思いながら。
このビデオを見ながら、私もこんな仕事がしたい
そう心に決めたんです。
命を大切にエネルギーをチャージできるようになりたい
心からそう願っていました。
お茶会で話をしているとき、そのことを思い出したら
私の中でいろいろなことが一致した瞬間が来て
今の私は、この願いが叶っていた!
私はまだまだだ・・と思っていたし、できているとも思っていなかった。
優先生や友人のおかげで、今の自分に気づくことができ
それをお話したら、2人からも自分のことを正しく見るのは
一番むずかしいよね、でもよかったね!
と言ってもらい、うれしさがこみあげました
イギリスでは、ヒーラーやセラピストがドクターと連携しているので
カンファレンスにも出席し、同じ土俵に立って
治療を考えていくらしい。
命をいろいろな方向から助けられるように向き合っている。
日本もそうなったらいいのになあ・・・
3人とも同じ思いでうなずいて、充実した時を終えました。