今日、ラジオを聴いていたら
日本、欧米や中国、韓国の高校生に
自分を価値ある存在と思いますか？
という質問をして、自己肯定感の差を調べたら
アメリカの高校生は、９０％近くがイエスと答え
断トツのトップ、次いでその他の国も
7，80%がそうだと答えているのに対し
日本の高校生は、
何とその半分にも満たない数字だと紹介されて、
驚きつつも、やっぱり。。。と感じたのです
ラジオナビゲーターの方は
今の日本が不況下にあって
将来に希望が持ちにくいことも影響しているかもしれないが
アメリカなどの親は、子どもに対して
「あなたは素晴らしくて、価値ある存在」と
個を尊重して育てる事が多く
その影響は大きいのではと話していました。
確かにそれは共感できて
このリサーチの数字も示しているように
日本の場合、子どもをありのまま肯定する表現をしない子育ての方が
多いのだろうと、私も思うところがあります。
なぜなら
ご相談にいらっしゃるクライアントの多くの方から
「自分は、たいしたことがない」と10代の頃に強く思うようになり
それが今も続いている、伺うことが多いからです。
それは謙遜ではなく
親から否定された、と受け取れる関わり方を多く経験し
自分はダメなんだ、と思うようになって
自分への価値観を高く持つことができずに苦しみ
生きづらさを感じています
実際、私もそうでした。
自己肯定感の低い高校生で、大人になるにつれて
つらいこの負の気持ちは、人生に大きく影響を及ぼしていきました。
価値が低いと思いこんでいると
「自分を大切にして生きる」ことが難しいのです。
子どもは、親から発せられる全てを
自分の価値を決めるメッセージとして受け取ります。
子どもを大事に思わない親や大人はいない、と思いますが
その思いを、子どもが心も身体もたましいも健やかに成長するような
適切な態度やことばで表現する責任が
親や大人にはあります。
身勝手な思いや価値感を
子どもに押し付けないで関わることが必要ですよね。
もし、あなたが子育て中で
まだあなたのお子さんに
あなたの大切な思いを表現していないなら
君は、君のままで価値があるんだよ
素晴らしい愛の存在だよ
うまれて来てくれてありがとう
とハグして、話して、表現して、親子で育ち愛ませんか？
もし、あなたがもう大人で
自己肯定感の低さで、つらさと悲しみを感じていたなら
あなたの心の中の「傷ついてきた小さなこどものあなた」に
やさしくお話ししてみませんか？
わたしは私のままでいいんだよって
生きて今ここにいる事ができてる
素晴らしく価値がある人だよって
ハグして、愛して、認めて、許してみませんか？
たとえ、ダメだなあ・・と思うところがあっても
たよりなくて、変わろうと思うのに勇気が出なくて
消しゴムで消したいと思う嫌いな部分があったとしても
私たちは今を生きる力を持った
素晴らしく価値ある存在ですもの
生かされて愛されている
大切な存在なんですもの
