真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

インドの正体 「未来の大国」の虚と実 伊藤融 2023/4

2024-01-21 | 読書-現代社会

インドの正体 -伊藤融 著|ラクレ|中央公論新社

「人口世界一」「IT大国」として注目され、西側と価値観を共有する「最大の民主主義国」とも礼賛されるインド。実は、事情通ほど「これほど食えない国はない」と不信感が...

 


まえがき
序章 「ふらつく」インド――ロシアのウクライナ侵攻をめぐって
第1章 自由民主主義の国なのか?――「価値の共有」を問い直す
第2章 中国は脅威なのか?――「利益の共有」を問い直す
第3章 インドと距離を置く選択肢はあるか?――インドの実力を検証する
第4章 インドをどこまで取り込めるか?――考えられる3つのシナリオ
終章 「厄介な国」とどう付き合うか?
あとがき
主要参考文献

中公新書ラクレ
インドの正体―「未来の大国」の虚と実

「人口世界一」「IT大国」として注目され、西側と価値観を共有する「最大の民主主義国」とも礼賛されるインド。実は、事情通ほど「これほど食えない国はない」と不信感が...

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第4章 インドをどこまで取り込めるか?――考えられる3つのシナリオ
p155 インドという国は、世界において経済力、軍事力でとるに足らない存在でしかなかった時代でも、みずからを偉大な大国である(はずだ)とみなしてきた。そしてハードパワーの増大したいまこそ,その大国志向を真に実現する時が来たと考えている。モディ首相は、「われわれは世界のグル(指導者)に向かっている』といった内容を国内外で繰り返している。
p164 (中国のインドへの強硬姿勢)将来は中国の挑戦国となるかもしれない隣国に対し、いまのうちにみずからの秩序を強制しておくことが、「中国の世紀」を確固たるものにする。もし今後の中国でそいう発想と政策が支配的になるならば、「どちらにも」関与しつづけるインド外交は、行き詰まるだろう。

18歳未満の「子供」が4億人以上いる…日本が"インドとの関係"を軽視してはいけない現実的理由 - 記事詳細|Infoseekニュース

インドの人口が増え続けている。2023年には中国を超えて世界一になることが確実視されている。インドに詳しい防衛大学

Infoseekニュース

 


【読書感想】インドの正体-「未来の大国」の虚と実 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

「ブックトーク・オン・アジア」配信のお知らせ‗伊藤融先生『新興大国インドの行動原理―独自リアリズム外交のゆくえ』(慶応義塾大学出版会、2020年)/『インドの正体―「未来の大国」の虚と実』(中公新書ラクレ、2023年) | Editorial Office

モディ首相、カースト制度に「インドにはインドの自由民主主義観がある」…2050年、GDPで日本の4倍になる経済大国 | 集英社オンライン | 毎日が、あたらしい

「食えない国」インドは日米豪と中ロどちらの味方なのか?防衛大教授が解説

https://twitter.com/itoToru1969

インド残酷物語 世界一たくましい民 池亀 彩 - 真似屋南面堂はね~述而不作

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