第1章 誕生―明治・大正期(日清・日露戦争―伊東祐亨と東郷平八郎;ワシントン軍縮会議の衝撃―竹下勇 ほか)
第2章 成長―昭和戦前期(美保関事件―加藤寛治;第一次ロンドン軍縮会議―山本英輔 ほか)
第3章 栄光と没落―戦時(中央集権化と独断専行―山本五十六;艦隊決戦をめぐる矛盾―古賀峯一 ほか)
終章 海の「関東軍」(聯合艦隊という権威と理想の誕生;強化される「権威と伝統」と現実との矛盾 ほか)
「そして、著者の生年、1993年。遂に出たか、90年生まれの研究者が。いろんな既存のイメージを破壊してくれる一書。」!
末次信正 - Wikipedia
連合艦隊司令長官 - Wikipedia
そうね。半藤一利さんなんかだと、若手だった海軍エリート本人や、ややもすると提督本人にインタビューしていたりするわけなんだが、1993年生まれの著者は、そうはいかないわけで、関係者の手記なども含めて丹念にあたって重厚に論を立てていく。
博論の書籍化ってこれか。
しかしあれだな。東郷平八郎の晩年、神格化されてしまうとろくなことしないな。
輝かしい業績を上げた人物は、さっさと退くのが吉かもね。」
【昭和天皇の87年】条約めぐり天皇と軋轢 東郷平八郎は晩節を汚したのか(1/3ページ)
東郷平八郎は晩年老害化していた?日本海海戦のレジェンドの意外な事実
【聞きたい。】木村聡さん 『聯合艦隊 「海軍の象徴」の実像』 | インタビュー | Book Bang -ブックバン-