真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

極秘健康診断という発想

2008-02-16 | 読書-2008
何年か前に思いついたことに「外国の首脳が宿泊する部屋のトイレの排水管は、素直に下水管につながっているのだろうか?」という疑問がある。
もう少し解説すると、「排水管をバイパスさせてタンクにサンプルを取り込み、検査施設に持ち込んで分析すれば、健康状態に関してたいへん多くのことが分かる」わけで、首脳の健康の行方が当該国の政治情勢、ひいてはホスト国の利害にも多大の影響を及ぼす場合、極秘検査の実施をためらわない国は少なくない筈だ、ということね。
タイトルの意味は、「周りに気付かれないように極秘に健康診断を受ける」でなくて「本人が気付かないうちに診断してしまう」なのでした(笑)。

(きっこさんのいう)ニポンはとてもそこまでやるとは思えないが、某国(あの某国とか、この某国とか・・)などは昔からやっているかもね、と思っていたらですね、お客さん!「なーにをまたまた妄想こいてからに、南面堂が」と笑ったヒトがグラスを取り落とすわけですよ。

「王様と大統領-サウジと米国、白熱の攻防」という本に次のような記述があった(この本自体は難解ホークスですが、ま、関係者必読ってやつね):
1950年代の初め、国王アブドル・アジーズの、突然の死を恐れたワシントンは、国王の健康状態を調べるために、国王の専用機のトイレで、(糞尿の)中身までを秘かに検査した。これに協力したのは、専用機の米国人の乗務員たちだった。(引用終わり)
ほらね、ほらね!こういう発想は当然のようにあったのでした、と。南面堂がイメージしたのはゲイヒンカンのような建物の部屋のトイレだが、専用機の運航を任されたスタッフを取り込めば、そりゃあもうタンクに入れてくるわけだし。

ちなみに、アブドル・アジーズ大王は建国した初代で、現国王が第6代目です。この間、ずうっと初代の息子たちでバトンタッチしてます。息子の息子・・でなくて、息子たち。

発行元の紹介はそっけなさ過ぎるので:
http://item.rakuten.co.jp/book/5129719/
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