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真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

『図解 よくわかる大人のアスペルガー症候群』から、アスペルガーのサラリーマンとNIMBY感情に話が飛ぶ?

2012-02-09 | 読書-現代社会
第1部 - まずは、本の話
図解 よくわかる大人のアスペルガー症候群―発達障害を考える 心をつなぐ
上野 一彦 市川 宏伸【著】
ナツメ社
(2010/05/06 出版)

雨の日は本を広げて
この本は、当事者=発達障害の本人 が、自分の生きにくさを理解し、生きるヒントを得るために利用することを目的に書かれているのが、大きな特徴で、当事者には心強い内容です。
・・・・
医学の立場からと、教育学の立場からのこれまでの研究と経験の成果がぎっしりつまっているという印象の一冊です。


あまりの興味深さに、いつもはやらない内容紹介をする件。
アスペルガー症候群の人に向かない仕事:
・レジ係(短期間に様々な仕事を処理しなければならない)
・コック(複数の料理を同時につくらなければならない)
・ウェイター・ウェイトレス(同時に複数のテーブルを見なければならない)
・旅行代理店(不測の事態に対処しなければならない)
・受付係・電話オペレーター(混雑時に柔軟な対応が必要) など
(p95、アスペルガ―症候群の人に向く仕事、向かない仕事)

一方、向く仕事は、
◇視覚的思考の人-列記(省略)、
◇非視覚的(言語的)思考の人-列記(省略)

p109:
こんな仕事は苦手なことが多い
上記+人と交渉したり、一度に大勢の人に接する必要のある仕事(教師、営業、管理職など)

あ”ー、興味深い。
というか、「向かない仕事」にさらに追記してはどうかと言いたい衝動を抑えるのに苦労?

■[メモ]大人の発達障害・就労支援本とその他気になる本

ロテ職人の臨床心理学的Blog
成人の発達障害に関する「よくわかる」本がたくさんあって「よくわからない」

第2部 - ようやくタイトルの話に

以下の記述は、特定の個人や集団を想定して書かれたものではなく、南面堂の経験したことでもなく、あくまでもたとえばの話である。
あるったら、あるの!

さて、アスペルガー障害または症候群については、以前より少なからぬ関心を寄せてきたつもりだったのだが、上記の本を読んで目から鱗がボロボロ落ちて足元が真っ白になる。
当店過去エントリ集

南面堂のスタンスは、
アスペルガーというマイノリティの方々の、得意な能力を社会で生かしていただけるような仕組みにすべきであり(特異な、のケースはなおさら)、上手に受け入れて能力を生かしていけるようにすべきだ。

…総論はさておき、各論になると、
いいんだけどさ、・・・(自粛)・・・
などと、NIMBY丸出し?

天才を部下に持つということ--独特のジレンマに向き合う


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