真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

図書館に置けない写真集

2008-03-26 | 読書-2008
「アオキガハラ」という写真集。え?何を想像してたって?(笑)
公共図書館には入っているところと、入っていないところがあるようだ。
版元品切れ重版未定、のようです。1999年刊。
個人HPらしいところに詳細な解説と賛辞のアナタ。
http://www.jukai-deep.netfirms.com/siryou/aoki.htm

南面堂が普段お世話になっている2系統(居住地と勤務地ね)の公共図書館は、どちらもデータがなかった。
「完全自殺マニュアル」などと同様、取扱いに慎重を要する問題図書なのかも。
じつはブックオフで立ち読みして、その場で固まってしまいましたとさ。
お食事中の方もおられるでしょうから(いないか)詳細な描写はナニですが、「完全自殺マニュアル」のアドバイスに従った結果?の姿がとらえられている、なかなかに'Memento mori'な作品だ。

インパクトの強さでは、3/7付「山岳猟兵という狩人」で紹介した「最強の狙撃手」といい勝負だと言えよう。
~簡単な比較~
第2次大戦で独ソ狙撃兵に倒された兵士たち:モノクロ。少し前までとても元気だった人々。文章に添えられた写真。
日本の樹海でカメラマンが発見:カラー。かなり前からそこに滞在(というか一部白骨化していたり、骨そのもの、も)。けっこう新鮮なのかも?という方もおられます。文章も付いているけど写真集なので写真が主役。

うーん、買っておこうかな…。もう売れちゃったかな?
参考:
http://www.kitashirakawa.jp/taro/latin9.html
59番ね。
http://en.wikipedia.org/wiki/Memento_mori

星野道夫の作品に、アラスカの森の奥にひっそりと横たわるムースの頭骨、というような写真があり、それを思い出した。
もっとも、ムースが森で骨になるのは極めて自然なことで違和感がないが、ヒトはねえ…。

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