傘かしげず

傘かしげという言い方は知らずとも、できるヒトはできるし、できない奴はできない、というか「そんなこと考えたこともない」という層が多数派になりつつあるのかも。嫌だ嫌だ。
多くの人々が百万遍も述べているので、あえて繰り返さないが、たとえばこんな感じ。江戸しぐさ、なのだそうですね。
http://blog.goo.ne.jp/excelkoba/e/0abf8d9b47635bea148b3f71771114ee

南面堂は人格が練れていないので、向こうから歩いてくる奴が傘かしげできるだろうか、それともせんだろうか？と見極めることに神経を尖らせてしまう。というのは、相手が全く傾げないでそこどけモードでずんずん進んでくるのにこちらが傘をかしげてよけてやるのは心情的に許せない、損をしたような気になるのよね。
でもって、こいつはできる（かしげ‘る’）と判断したらこちらも傾げるし、こいつはしない（かしげ‘ない’）と判断したらこちらもしないで進むことにしている。後者の場合、傘の縁がビヨリ～ンと衝突するわけだが、そんなことで怯んでいるようではこの見極め勝負には参戦できない。
疲れるけどね。
（だーから、人格が練れていないと言ったでしょ）